ノルウェージャンフォレストキャットの寿命について

ノルウェージャンフォレストキャットの寿命について

ノルウェージャンフォレストキャットの寿命はどれくらいかご存知ですか?犬の場合、体が大きいほど寿命が短い傾向にありますが、猫ではどうなのでしょうか?ノルウェージャンフォレストキャットの寿命と寿命に関わる長毛種ならではの2つの病気についてまとめました。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

ノルウェージャンフォレストキャットの寿命

白黒のノルウェージャンフォレストキャット
  • 平均寿命は11~14歳
  • 成猫になるまで3~4年

ノルウェージャンフォレストキャットの平均寿命は11~14歳と言われていて、猫全体の平均寿命15歳に比べるとやや短めに感じます。特にノルウェージャンフォレストキャットは成猫になるまで3~4年かかるため、成猫の期間が短めと言えるのではないでしょうか。
犬の寿命が小型犬ほど長く、大型犬ほど短いことはよく知られていますが、猫の場合も体の大きさが関係しているのかもしれません。

ノルウェージャンフォレストキャットの寿命に関わる病気

雪のノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャットがかかりやすい病気の中で寿命に関わる危険な病気を2つ紹介します。

  • ①熱中症
  • ②毛球症

①熱中症

ノルウェージャンフォレストキャットは寒さに強い反面、暑さに弱い猫種です。急激に体温が上昇し、正常な体温が保てなくなることで熱中症を発症します。猫は人に比べて汗腺が少なく、発汗によって体温を下げることができないため起こりやすいといわれています。

原因
  • 真夏の暑い日にエアコンが効いていない室内や車内に取り残される
  • 涼しい場所に避難できない
  • お水が飲めない状況
症状
  • 口を開けてハアハアと苦しそうに呼吸する
  • ヨダレが出る
  • 嘔吐や下痢

さらに進行すると…

  • 呼びかけに反応がなくなったり意識がなくなる
  • 全身の痙攣
  • 吐血 血便 血尿
  • ショック症状
対処

首周りや四肢の付け根内側など動脈の通っている場所に冷たいものを当てたり、水をかぶせたりして体温を下げながら急いで病院へ行きましょう。

②毛球症

毛球症はノルウェージャンフォレストキャットのような長毛種に起こりやすく、体内に取り込まれた抜け毛が胃や腸で固まって排出できなくなる病気です。

原因

毛繕いの際に飲み込む抜け毛が多い長毛種がなりやすい。

症状
  • 食欲不振
  • 便秘や下痢
  • 吐くそぶり
対処

軽症の場合は毛球除去剤で吐かせますが、重症になると手術で取り除くことになり、ノルウェージャンフォレストキャットの体へのダメージも大きくなります。

ノルウェージャンフォレストキャットのその他の病気

ノルウェージャンフォレストキャット特有ではないですが、泌尿器系の病気に猫はかかりやすいので注意しましょう。

ノルウェージャンフォレストキャットの寿命を少しでも延ばすために

ハンモックの上のノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャットの寿命を少しでも延ばすために、上記した病気以外にも、いろんな病気の原因にもつながる肥満やストレスには気をつけましょう。

お部屋の温度管理

夏の温度管理

夏は28℃前後に温度を管理しましょう。暑いと感じた時に涼しい場所へ移動できるように、お部屋は閉めきらない方が良いです。お水もたっぷり用意しておきましょう。

冬の温度管理

夏だけではなく冬にも熱中症は起こりえます。猫の体温は人よりやや高めなので、人が暖かく感じる温度は猫にとっては暑く感じているかもしれません。冬は水分をあまり摂らなくなる季節ですので、飲水量を増やす工夫をしましょう。

ケアを怠らない

ノルウェージャンフォレストキャットは見た目にも分かる通り、毛量が多いため抜け毛も多い猫種です。毎日1回、換毛期には1日2回ブラッシングを怠らないようにして、抜け毛を取り除いてあげましょう。
また、シャンプーは長毛種なので1ヶ月に1回してあげると良いと思います。こちらも一気に抜け毛が取り除けるので怠らないよう気をつけましょう。

肥満に気をつける

食事

ノルウェージャンフォレストキャットは成猫になるまでに3~4年かかるため、その間は高カロリー高タンパクの食事を心がけます。しかしそれを成猫になってからも続けると肥満につながってしまうので、成猫になってからはフードの種類を適したものに切り替えましょう。

運動

体が大きい猫種なので、走り回れる広いスペースを確保してたくさん遊んであげましょう。子猫期は高カロリーな食事のためその分運動量も必要ですし、成猫になってからは子猫期と違ってのんびり過ごすことも多くなると思うので積極的に遊んであげることが大切です。

ストレスに気をつける

ノルウェージャンフォレストキャットはストレスに強い猫種と言われていますが、逆に言えば我慢強い性格であるため、あまりストレスにつながることが続くのも良くありません。環境など注意してあげましょう。

まとめ

  • 平均寿命は11~14歳
  • 熱中症、毛球症に気をつける
  • お部屋の温度管理:夏は冷房を28℃前後にしお水を切らさない
  • 1日2回ブラッシングをする
  • 肥満に気をつける
  • ストレスに気をつける

ノルウェージャンフォレストキャットの寿命は11~14歳と他の猫よりも少し短めですが、飼い主さんは日頃から体の様子などをしっかり観察しケアを怠らないようにすれば平均寿命よりも長く一緒にいれるでしょう!

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  • 猫種
  • ノルウェージャンフォレストキャット
投稿者

女性 Keiko

ノルウェージャンは、個人的には1番大好きなねこちゃんです。そして、個人的に1番美しいねこちゃんだと思っています。その魅力は、やっぱりあの大きさと、上品さと高貴さを醸し出す、キレイな被毛。そしてあのキレイな顔立ち。語り尽くしたら、きりがないですが、いつかご縁があったらぜひ一緒に暮らしてみたいと思っています!そんなノルウェージャンは、成長が遅いということは聞いたことがあります。そのせいなのか確かに寿命が少し他の子達に比べると短い印象を受けます。また、長毛なのでお手入れは大変そうですね。でもほっておくと毛玉ができたり、皮膚病になったり、記事にもありように、お腹に毛玉がたまってしう病気にもなりかねないですね。そのためにも、ブラッシングなどはしっかり行わなければいけないようですね。それでも、ノルウェージャンはとても魅力的なねこちゃんだと思います!
投稿者

50代以上 女性 ますみ

ノルウェージャンフォレストキャットを飼っています。初めて飼った猫なので分からない事が多く
関連記事などで勉強させて頂きました。
投稿者

40代 女性 かえで

 ノルウェージャンフォレストキャットは、友人が飼っていて1週間ほどお世話したことがあります。
 遊ぶのが大好きなねこちゃんで、猫じゃらしでいっぱい遊びました!
走り回り、キャットタワーに飛び乗り、最上階で熟睡するのが日課のねこちゃんでした。
ご飯もこだわり、獣医さんがおすすめのカリカリフードとお野菜を湯がいたものとを上にのせてもらって食べていました。毛の艶がよくなったと言っていました。
ブラッシングは、1日三回ほどしていました、よくとかないとすぐに、からまってしまいます。毛玉はしかたなく切っていました。
しかし、ある日に毛球症とゆう病気になり治療しました。痩せましたが、しっかりと食べて戻りました。
 ノルウェージャンフォレストキャットの平均寿命の15年か16年くらい生きていてほしいと思います。
投稿者

40代 女性 かえで

 ノルウェージャンフォレストキャットは、友人が飼っていて1週間ほどお世話したことがあります。
 遊ぶのが大好きなねこちゃんで、猫じゃらしでいっぱい遊びました!
走り回り、キャットタワーに飛び乗り、最上階で熟睡するのが日課のねこちゃんでした。
ご飯もこだわり、獣医さんがおすすめのカリカリフードとお野菜を湯がいたものとを上にのせてもらって食べていました。毛の艶がよくなったと言っていました。
ブラッシングは、1日三回ほどしていました、よくとかないとすぐに、からまってしまいます。毛玉はしかたなく切っていました。毛がからまると、ブラシではほぐれないので、大変ですね。
運動は、猫じゃらしで走り回り、またたびで酔っぱらいごきげんになったり、激しい運動したことになっています。
バランスのよい食事と適度な運動で、少しでも寿命が延びるといいなと思います。
投稿者

40代 女性 かなこ

ノルウェージャンフォレストキャットは、素敵な猫ちゃんですね。
立派な毛色でメインクーンとよく似ていますね。
触ったことはありませんが、猫ちゃんのイベントで見かけたときに、とても可愛くて驚きました。スタッフの方がとても、賢くて人懐こい性格だということを教えてくれました。
多頭飼いにも、向いているみたいなので、飼ってみたいなと思った時期もありました。
けっこう、永く生きてくれそうなので、魅力的です。
投稿者

30代 女性 みきこ

ノルウェージャンフォレストキャットを、飼っていた時期がありました。
凄く賢い猫ちゃんでした。しかし、毛球症になり、手術も経験しました。それからは、入念にブラッシングをしました。それからは、毛球症になることは、ありませんでした。
暑さが苦手な猫種なので、室温に気を付けていました。ハァハァ言うときには、体を冷やしてあげてエアコンの温度を1℃下げました。快適温度にするには日によってちがうので、少し大変でした。寒さには少し慣れていてこたつに入ったりせずに、電気カーペットの上で丸くなって寝ていました。
早期発見が大切ですので、なにか心配になるような素振りを見せたときには、念のために獣医師に診てもらいましょう。

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