楽しみながら猫助け!『ネコ市ネコ座・ホゴネコ文化祭』名古屋会場をリポート

楽しみながら猫助け!『ネコ市ネコ座・ホゴネコ文化祭』名古屋会場をリポート

2019年8/31・9/1に名古屋で開催された”ネコ市ネコ座”。観て楽しみ、聴いて学ぶ、充実の催し物や会場の雰囲気をご紹介します。収益は保護猫活動費にもなる、文字通り”猫のためのイベント”なんです。

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名古屋で開催!『ネコ市ネコ座・ホゴネコ文化祭』

自走型保護猫カフェの運営をはじめ、寄付付き猫グッズのブランドなど独自のアイデアで全国的に保護猫活動を展開するネコリパブリック。

同団体が主催する『ネコ市ネコ座・ホゴネコ文化祭』が2019年8月31日(土)と9月1日(日)に名古屋吹上ホールで開催されました。

この催しは、2014年にネコリパブリック本拠地の岐阜で開催されたのを皮切りに、2015年は京都、2016年は神戸と順調に開催を続け、今年2019年には東京、名古屋と全国的な広がりを見せる日本最大級の猫イベントです。

ただ楽しむだけのイベントではありません。

猫とニンゲンとが共生し、幸せに暮らせる社会の実現のために、この世のすべての猫を幸せになるように、猫のおかれた悲しい現状や、猫問題の解決策を、楽しみながら知ってもらうキッカケとなる場。

猫好きによる、猫のための、楽しみながら猫助けができる、猫祭り。

出典:http://www.nekoichinekoza.jp

猫好きが集まり、猫にちなんだステージや展示、猫グッズの購買を通じて、保護活動への意識を高めていくことを目的としています。そのため、入場料をはじめとする収益は同団体の保護猫活動に活かされるしくみとなっているのです。

テーマは『楽しみながら、猫助け』。どのような内容のイベントでしょうか。8月31日の様子をリポートしながらご紹介していきます。

災害時の猫と飼い主のための展示

今回、会場内に入ってまず目に入ったのは、「いっしょに逃げてもいいのかな?展」の大きなパネルでした。

パネル展示

避難所でのペットの扱いをめぐる問題が浮き彫りになった3.11以降、ぺットのための災害時の備えは飼い主さんにとって関心の高い。
しかし、いざ、具体的にどうすればいいのかというと、未知の事で不安な点も多いはず。

パネル展示内容

パネル展では、こうした"もしもの時"に猫と飼い主がとるべき行動や必要な準備が、チャート式でわかりやすく解説されていました。

他にも拡張してケージとしても使用できるキャリーケースや避難の手引書の販売、多頭飼育用被災時避難ハウス「KONEKO TENT」の実物展示もありました。

避難テント

一見して普通のレジャー用品ですが、中は…。

避難テント内容

こんな感じで猫たちの避難所暮らしが再現されています。入り口は二重扉、窓にもネットが張られ、脱走対策もばっちりです。この日は、実際に中に入ることもできました。

猫作家のハンドメイドを楽しむ"ネコ市"

会場には60店を超える猫作家によるハンドメイド雑貨のブースが出店されました。小物やアクセサリー、食器などの雑貨の他に、猫型の愛らしいクッキー、愛猫の直筆似顔絵など個性的な作品が大集結。

他にも、グレインフリーのフードや、ネコリパオリジナルブランドの猫用品を扱う企業ブースも充実。お買い物を楽しむ来場者で賑わっていました。

ネコリパの運営する朝ごはんと昼ごはんのお店「さび食堂」(店舗:岐阜市正木中1丁目1-1カワボウビル1F)のブースではオリジナルカレーや人間用ねこまんまが食べられます。

入場チケットについてくるお買い物券は、「さび食堂」ブースや「ねこ縁日」で使用できました。

ねこ縁日

射的、輪投げ、ボールすくいにヨーヨー釣りには、子供たちも大喜び。大人も童心に帰って楽しんでいました。ひときわ目を引くのが、こちらのVRネコのバス。

VR猫バス

最新のVR技術で保護猫カフェ体験ができる画期的なアトラクションで、常に長蛇の列ができていました。

ステージを通じて猫に親しむ"ネコ座"

ライブやパフォーマンスを楽しみ、セミナーを通じて猫の知識を深めるステージの総称が"ネコ座"です。

ゆるキャラダンスには、にゃかつがわ君、向島言問姐さん、そしてふにゃっしーが出演。(ふなっしーが猫を飼っていたことをこの日、初めて知りました…。)猫界きってのメジャーアイドル、むぎ(猫)さんのライブはあっというまに座席整理券が無くなり、立ち見も溢れるほどの大盛況ぶりでした。

ステージ猫キャラ

こちらはネコリパ代表と名古屋市愛護センターの担当者によるトークショー「猫塾」。

ステージ猫塾

名古屋市の昨年の猫譲渡実績はなんと900件。飼い主の高齢化による引き取り数の増加や、多頭飼育を崩壊させないための取り組みなど、保護猫活動の第一線に立つお2人の話に、多くの人が耳を傾けていました。

もしもの時のその後に、愛猫の幸せを願うなら「人間関係か資金を残しておくこと」「孤立して問題を抱え込まないこと」だそう。猫飼いとして、肝に銘じておきたいものです。

会場外では保護猫の譲渡会も実施

会場に隣接する屋外駐車場では猫と直接ふれあえる譲渡会も行われました。

こちらはネコリパとネスレピュリナペットケアが共同で運営する「ネコのバス」。"自走型"の文字通り走って全国を巡る保護猫カフェです。

リアル猫バス

今回は、名古屋市主催の譲渡会も一緒に開催されていました。

譲渡トレーラー

入場には整理券が必要ですが、猫たちのプロフィールは外にも貼りだされ、気になる子がいればQRコードで詳しい情報を閲覧することが可能です。こちらも沢山の人で賑わっていました。この日、1匹でも多くの猫が良いご縁を得られたことを願います。

まだまだ続く"ネコ市ネコ座"

会場はお子様連れの姿も目立ちましたが、男女問わずお一人での来場、お年を召されたご夫婦の姿も多く見かけました。老若男女問わず猫好きが猫のために集まるイベント、それが"ネコ市ネコ座"です。

じっくりすべての催しに目を通して、お買い物もして、猫ともふれあいたいし、ゆるキャラと撮影もしたい!という方は、朝から入場してまるっと1日楽しめるボリュームだと思いました。

イベントの運営と保護猫活動費に充てられる入場料は1,500円。入場チケットの代わりに紙製のリストバンドが渡されます。ちょっとお得な前売り券も発売されており、この日は特典もあったようですので、興味のある方は、事前にチェックしておきましょう。

次回のネコ市ネコ座

次回は、2020年3月21日(土)3月22日(日)、神戸KIITO(兵庫県神戸市中央区小野浜町1−4)での開催が決定しています。お近くの猫好きさんも、遠くからでも行きたい猫好きさんも、是非、遊びに行ってみて下さいね。