きれいに切り揃えた襟足を想起させる模様と、凛と愛らしいお顔立ち。気品あふれる風貌から『坊ちゃん』と名付けられた1匹の保護子猫が、多くの視聴者を魅了しています。
保護翌日の坊ちゃんを記録した動画は11万再生を達成するとともに、「天使が舞いおりましたね」「たまらなく可愛いです」との声が寄せられています。
子猫の男の子・坊ちゃん保護の経緯とは
行政と連携し、東京都多摩市にて活動している保護猫ボランティア発の人気YouTubeチャンネル『ねこたま庵』に投稿されたのは、保護子猫・坊ちゃんの動画です。坊ちゃんとの出会いは2025年。きっかけは、秋の夜に舞い込んだ一本の電話だったといいます。
「幹線道路沿いにひとりぼっちの子猫がいる」。そう連絡を受けて現場へ急行したのち、すぐに坊ちゃんを保護したと語る動画投稿者さん。保護時の体重は442グラムとまだ幼い彼は、離乳食もミルクも苦手で、食事のお世話にはちょっぴり苦労されたそうですが……。
食事の補助にトイレの介助。小さな命と向き合った朝

こちらの子猫が『坊ちゃん』。淋しさからか、保護初日の夜は一晩中鳴いていたとのこと
動画冒頭には保護からはじめての朝を迎えた坊ちゃんの姿が。朝食の離乳食を用意するも、彼はまだ離乳食に慣れておらず、ひとりでごはんを食べることも苦手な様子。投稿者さんがひと口分ずつお口に運んであげるも、彼はそのたびにお皿から離れようとしていたのだそう。

離乳食はちょっぴり苦手。投稿者さんのサポートを受けてひと口ずつ頑張ります
食後、投稿者さんの介助を受けながら排泄をこなしたあとは、上手に毛づくろいを。その後はハウス内をきょろきょろと見渡し、お気に入りとなる隅っこへ移動したそう。坊ちゃんが寂しくないよう、投稿者さんは、彼に2体のぬいぐるみをプレゼントしたとのことです。

トイレ介助のシーンには「バンザイ姿が可愛すぎます」「万歳姿が癒やされました」の声が

個性的な模様と気品あるお顔立ちから、『坊ちゃん』との愛称が贈られました

ハウスに置かれた2体のぬいぐるみ。素敵なお友達になってくれることでしょう
投稿者さんの思い「元気に過ごしてくれてありがとう」
動画後半には、ハウスのメッシュ扉に小さな前足をかけて立ち上がり、愛らしい小さな声で“かまってアピール”する坊ちゃんの姿も。本来であれば、彼はまだ母猫やきょうだいたちと過ごしている時期。投稿者さんは彼の淋しさを理解し、できるかぎりたくさんの愛情を注ぐことを決意したそう。

立ち上がった姿もまたキュート!

控えめなアピールもかわいいと話題に

幼くして親きょうだいとはぐれてしまった様子の坊ちゃん。無事に保護されて本当に良かったです
その後は投稿者さんの抱っこで心を満たし、ハウスに戻ったという坊ちゃん。ぬいぐるみへの挨拶と、毛づくろいをして眠りに就いたといいます。今日も1日元気に過ごしてくれてありがとう。いい夢見てね――。保護2日目の様子を追った動画は、投稿者さんのあたたかな言葉に結ばれました。

投稿者さんとのスキンシップを堪能中!

おやすみなさい。良い夢を!
保護子猫・坊ちゃんの動画には、「この愛らしさは悶絶級ですね。こんなにスクスク育った子猫ちゃんが彷徨っていたなんて、まるで天使が空から落ちてきたみたいです」「凄く大人しいネコちゃんですね。コロコロしてて本当可愛い。きっと大きくなったらイケメンさんになりますね。これからの成長を楽しみにしております」等、彼の愛らしさを絶賛するコメントはもちろん、健やかな成長を願う声が多数寄せられています。
飼い主不在の猫を減らすため、東京都多摩市にて行政と連携をとりながら活動する『ねこたま庵』。同ボランティア発の人気YouTubeチャンネル『ねこたま庵』では、保護活動の様子はもちろん、里親さんのもとへ元気に巣立った“卒業生”たちの記録が公開されています。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「ねこたま庵」さま
執筆:2525
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。