Instagramアカウント「wakatosora.yasuoka.h」に、雨水管に入ってしまった子猫を救出している様子をおさめたリールが投稿されました。
執筆時点で5.1万再生を突破したこのリールには、「ありがとうございました。尊い小さな命が助かりました」といった感謝の声があがりました。
どこからか子猫の声が……
保護猫活動をしている保護主さんのもとに、ある日、「子猫の鳴き声がずっと聞こえる」という連絡が入ったそう。保護主さんは近くに母猫の姿が見えるのであれば大丈夫と伝えたものの、念の為現場へ向かうことにしたといいます。

母猫とは離れた場所から子猫の声が……

まず母猫と兄妹猫を捕獲
現場には確かに親子猫の姿がありましたが、親子とは別の方向からも、子猫の鳴き声が聞こえていたのだとか。子猫が長時間ひとりでいると命の危険がありますが、むやみに探しまわると母猫が育児放棄してしまう可能性もあると考え、保護主さんはまずは母猫と兄妹猫たちを保護し、その後、子猫を探すことに。
雨水管から子猫の声が!

声が聞こえてきた雨水管

子猫の姿は見当たりません

ホースに押されて出てきました!
鳴き声は近くにあった雨水管から聞こえてきたものの、中をのぞいても姿は見えず。そこで、家主であるおじいさんと協力して、雨水管の排水先にある石の蓋を開けて、雨水管の中に柔らかいホースを通したところ、ホースに押された子猫が出てきたそうです。

長時間濡れたままでいたため、体が冷え切っていたそう

猫嫌いのおばあさんが優しく温めてくれました♡
それからすぐに保護したものの、子猫の体はすっかり冷え切っていたといいます。子猫について連絡をくれた方は猫嫌いだったそうですが、保護主さんに頼まれ、タオルとドライヤーで子猫を温めてくれたそうです。
無事母猫のもとへ

ようやく母猫のもとへ

元気を取り戻してくれました!
やがて体が温まり、子猫が少しずつ動き始めたのを確認した保護主さんは、母猫に子猫を託し、子猫の生命力にかけることに。その夜、保護主さんが様子を確認したところ、子猫は元気に動いていたそうです。

現在みんな仲良くすくすく成長中♪
保護主さんの献身的な活動が周囲の人を動かし、子猫の命を救いました。その真摯な姿勢に、敬意を抱かずにはいられません。
この奇跡の救出劇に、リールの視聴者からは「無事で良かった!保護ありがとうございます♡」「小さな生命を繫いで頂き本当にありがとうございます♡」「涙がこぼれてしまいました。助けてくださってほんとにありがとうございます」「良かったね有難う有難う御座います優しい方に祝福を」「白子猫ちゃん助かって本当に良かった」といった、保護主さんへの感謝の声と、子猫の無事を喜ぶコメントが多数よせられました。
Instagramアカウント「wakatosora.yasuoka.h」では、この親子の様子をはじめ、保護主さんの尊い保護猫活動の記録を通して、外猫たちの過酷な現実や、保護活動の大切さを知ることができます。
写真・動画提供:Instagramアカウント「wakatosora.yasuoka.h」さま
執筆:Megumi
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。