人気YouTubeチャンネル『にこねこ【保護猫の保育園】』に投稿されたのは、負傷状態で保護された元野良猫『ぷーたん』の物語です。
保護当初はシャーシャー猫だった彼が徐々に心を開いていく様子を捉えた当動画は12万再生を記録するとともに、「感動しました」「幸せそうで本当に良かった」との声が寄せられています。
背中を大きく負傷した野良猫・ぷーたん

保護6日目、投稿者さんを威嚇するぷーたんくん
保護猫活動家である動画投稿者さんご夫妻のもとを白黒ハチワレ猫の『ぷーたん』くんが訪ねたのは2024年6月のこと。その日、ママさんが管理する餌場のカメラには、背中に痛々しい傷を負ったぷーたんくんの姿が捉えられていたといいます。

餌場のカメラが捉えた『ぷーたん』くん。背中には深く大きな傷が見受けられたそう
投稿者さんご夫妻はすぐにぷーたんくんを保護したのち、彼を動物病院へ。手術を終えたぷーたんくんを自宅で預かるとともに、彼を優しい里親さんへ繋ぐため、人馴れ訓練を開始したそう。

傷の状態から複数回の手術を予想されていたという投稿者さん。1回の手術で済んだことに安堵されたそう
保護当初はシャーシャー猫だった彼も……

保護6日目、投稿者さんを威嚇するぷーたんくん
慣れない環境への恐怖もあってか、保護当初は激しい威嚇行動を繰り返していたというぷーたんくん。スキンシップ訓練は保護17日目、抜糸後に開始され、豚革手袋を纏った手でそっと体に触れることからトライしたそう。

スキンシップ訓練初日のぷーたんくん
はじめは威嚇を繰り返していたぷーたんくんも、しだいにママさんの手を受け入れるように。時間をかけて訓練を繰り返したところ、保護226日目にはママさんとの触れ合いを楽しみにする様子を見せてくれるようになったのだとか。

動画内には室内の生活に少しずつ馴染んでいく彼の姿も

豚革手袋から園芸用手袋を経て、ついに素手で触れ合えるように
ケージから室内へ。新たな世界で出会ったお友達とは
保護以降はケージ内が世界のすべてだったぷーたんくんが自らの意思でお部屋を探索したのは、甘えん坊な一面を覗かせるようになった同時期のこと。その日、おそるおそるケージを出た彼は、うれしそうな様子で室内の探索を楽しんだといいます。

ぷーたんくんの意思を尊重し、無理にケージから出さなかったと語る投稿者さん
また、保護231日目には先住白黒ハチワレ猫『ぴーたん』ちゃんとの交流も。お互いの存在に戸惑い気味だったふたりも、並んでくつろぐ姿を見せてくれたとのこと。動画公開時点で完全ケージフリーに挑戦中というぴーたんくん。彼の家猫修行はもう少しだけ続くようです。

ぴーたん(左)とくつろぎのひとときを共にするすぷーたん。見た目がそっくりなふたりは気も合うかも?

投稿者さんに撫でてもらいご機嫌な様子のぷーたんくん

“卒園”の日を目指して家猫修行は続きます
背中を大きく負傷した状態で姿を現した元野良猫・ぷーたんくん。彼の保護からケージフリーまでを記録した当動画には「大怪我を負ったぷーたんを保護し、ここまで慣れて、ケージフリーも突破。ありがとうございます。ぷーたんの事、ご理解していただいた里親様と早く巡り合い幸せになってほしいです」「パパさん、ママさんが時間をかけて頑張ってくださった成果ですね。ケージから出て探検しているぷーたんの目が生き生きしています。顔も優しくなって物凄く可愛くなりましたね。こんなに可愛くなったんだから絶対に幸せになれるよ。」等、あたたかなエールが寄せられています。
ボランティア団体連携のもと保護猫活動に励まれている動画投稿者ご夫妻。人気YouTubeチャンネル『にこねこ【保護猫の保育園】』では、保護猫活動の様子を捉えた動画が多数公開されています。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「にこねこ【保護猫の保育園】」さま
執筆:2525
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
にこねこ【保護猫の保育園】
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