冬山に捨てられ、『ひとりぼっちだった猫』→2年間のお世話の末に…心に残る感動の瞬間が37万再生「涙がドバッと」「素晴らしい」と大絶賛

冬山に捨てられ、『ひとりぼっちだった猫』→2年間のお世話の末に…心に残る感動の瞬間が37万再生「涙がドバッと」「素晴らしい」と大絶賛

白黒ハチワレの『炎(えん)ちゃん』は風来坊な男の子。人とも猫ちゃんとも関わろうとせず、独りで行動することを好んだ彼に、救いの手を差し伸べた人々がいました。

動物愛護団体キーテイル発の人気YouTubeチャンネル『人生はねこだらけ【動物愛護団体キーテイル】』に投稿されたのは、ひとりぼっちの野良猫『炎(えん)ちゃん』保護の瞬間を捉えた動画です。
当動画は公開後わずか8日で37万再生を記録するとともに、「本当に良かった」「涙がドバッと噴き出しました」との反響が殺到しています。

人も猫も寄せ付けなかった孤高の捨て猫『炎(えん)ちゃん』

動画投稿者さんがお世話に通う猫捨て場に白黒ハチワレ猫・炎ちゃんが姿を現すようになったのは2022年2月のこと。警戒心が強い彼は人とも猫とも関わろうとせず、いつもひとりぼっちでいたといいます。

炎ちゃんはひとつの縄張りに定着せず、長い時は半年間姿を見せなかったこともあったと語る投稿者さん。ご飯のお世話を通じて少しずつ距離を縮め、1年半後には体に触れさせてくれるまでの信頼関係を築くことに成功したそう。

テロップ「炎ちゃんはずっと~」

炎ちゃんはに風来坊な一面も。半年間姿を見かけなかったこともあるのだとか

当時炎ちゃんが縄張りとしていた山には15匹もの野良猫さんたちが暮らしており、彼への歩み寄りと同時進行で、野良猫さんたちを次々と保護されたという投稿者さん。出会いから2年が経ったある日、いよいよ炎ちゃんの保護に踏み切ったとといいますが……。

チャンスは一度だけ。失敗は許されない。手に汗握る保護の結果は……

ついに迎えた決行日、捕獲機を用いた保護を試みるも、炎ちゃんはなかなか捕獲機に入ってくれず、一緒に帰ることができなかったそう。翌日以降も失敗が続いたことで、投稿者さんたちは、直接抱き上げてキャリーに入れる“抱っこキャリー作戦”を行うことにしたのだとか。

テロップ「炎ちゃんの保護作戦が~」

捕獲機を使用しての保護はあえなく失敗に

テロップ「抱っこキャリー作戦に~」

シミュレーションも兼ね、首回りに触れています

抱っこキャリー作戦決行時は炎ちゃんの気を逸らすためにおやつの使用を。背中を優しく撫でるなか、首根っこをひょいと掴むとともに彼を抱き上げ、素早くキャリーへ。作戦は無事成功し、悲願の保護を成し遂げたといいます。

テロップ「本当に一発勝負です」

「ここで失敗しては警戒心が倍増してしまう」。投稿者さんたちの肩にプレッシャーがのしかかります

テロップ「慎重に慎重にタイミングを~」

首根っこを掴んで抱き上げて……

キャリーに入れられる炎ちゃん

素早くキャリーの中へ!

幸せな家猫生活への入り口

その後は保護猫部屋に用意されたケージで一晩を過ごし、翌日は去勢手術を受けたという炎ちゃん。術後はおいしいご飯でお腹を満たし、ふわふわ暖かなペットベッドの寝心地を確かめるなどして過ごしたようです。

テロップ「今日からおうち生活です」

ケージの中で一晩休み、翌日は去勢手術へ

テロップ「術後12時間~」

術後、絶食明けの食事はおいしさもひとしおだったはず

テロップ「炎ちゃんついに~」

寝心地はいかが?

テロップ「幸せな家猫に~」

お外生活卒業おめでとう!

風来坊な孤高の捨て猫・炎ちゃん。出会いから2年後に成し遂げた悲願の保護。その一部始終を捉えた当動画には、「炎ちゃん、良く、頑張ってきたね。まだ、不安そうなお顔をしてますが、これからは、心配しないで、元気で、いてね。」「涙出ちゃう。助けてくれてありがとうございます炎ちゃん良かったね、暖かいベッドの上でゆっくり寝てね」等、220件を超える声が殺到しています。
野良猫ゼロの社会を最終目標に掲げ、福岡県糟屋郡を拠点に活動されている一般社団法人動物愛護団体・キーテイル。同団体発のYouTubeチャンネルでは、保護猫活動の様子はもちろん、過酷な環境を生きる野良猫の実態を記録した動画が公開されています。

写真・動画提供:YouTubeチャンネル「人生はねこだらけ【動物愛護団体キーテイル】」さま
執筆:2525
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。


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