YouTubeチャンネル「うこまチャンネル」に投稿されたのは、神様を祀る『外宮』の中から顔を出して鳴いている子猫3匹を緊急保護した時の様子です。命の危険もある環境に保護を決意した投稿主さんの決断が素晴らしいと注目を集め「グッときて涙が出ました」「主様、ニャンズに届け!元気玉」といったコメントが寄せられています。
なぜこんな場所に…
ある日、投稿主さんの実家から緊急の連絡があったそうです。添付されていた写真には、ある場所から顔を出した3匹の子猫。そこは神様を祀る『外宮』の中…。扉は閉じ子猫がギリギリ入ることができる格子状の隙間があるのみだとか。
しかし格子状の扉まではかなりの高さがあり子猫が自ら入り込むことは不可能だったといいます。また、母猫の大きさで入れる場所もなく、人間の手で放棄されたのかもしれません。まだとても小さい子猫たちです。
豪雨やカラスから命を守るために…
その日の天候は豪雨予報。見捨てたら命は助からない…。投稿主さんは保護を決意されたといいます。奥に隠れてしまう子猫達を上手に誘い出し、無事3匹全員保護!病院へ直行したとか。小さな命は生後1か月でした。
投稿主さんは、ここまで小さな命を預かることは初めてだったそうです。子猫の世話はとても難しく、幼ければ幼い程命を落とす危険性が高まります。病院ではミルクの飲ませ方、排泄のさせ方などを詳しく教えてくれたといいます。
すくすく育って幸せに!
幸いなことに子猫達は健康状態も良くとても元気だったといいます。よっぽど疲れていたのか暖かい毛布の上ですぐに眠ってしまったようです。シリンジで与えるミルクもゴクゴク飲んでくれたとか。食欲があれば一安心です。
いらない命として放棄されたであろう3匹の子猫は救われ大切に育てられます。今後は『ずっとの家族』と出会い、新たな猫生を歩みだすことになるそうです。これからの猫生が幸せで満ち溢れることを心から願っています。
投稿には3匹の子猫を緊急保護し慣れない子育てに奮闘する投稿主さんに「子猫や親猫が入れる場所じゃないし、人間が捨てたんだよね。酷い。保護してくれて、ありがとうございます。」「悪天候の前でよかったです。『ごめんね』と言いながら保護する主さまの優しさを感じました。」「三人を救ってくれたことに感謝」「乳飲子のお世話は更に大変かと思いますがよろしくお願いします」といった賞賛と応援の声が寄せられています。
この他にもYouTubeチャンネル「うこまチャンネル」には、保護された3匹の子猫のその後の様子が投稿されています。野良猫から投稿主さんのお家の猫になった子達の幸せそうな生活の様子もたくさん観ることができます。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「うこまチャンネル」さま
執筆:さな
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。