Instagramアカウント「u.jack49」に投稿されたのは、保護されて間もない猫さんの様子です。不安そうに見える猫さんと保護主さんの姿を見た多数のユーザーからは2700を超えるいいね!が寄せられ、15万再生を突破。さらに「猫ちゃんにたくさんの愛を」「ずーっとのおうちが見つかると良いね」と温かいコメントが書き込まれました。
人に慣れていない保護猫さん
今回ご紹介するのは、茶トラと白の被毛とつぶらな瞳が特徴の保護猫さんです。2020年からご夫婦で保護猫ボランティアとして活動する保護主さんが1年間見守り続けて保護したという経緯のあるこの猫さんですが、保護されてあまり時間が経っていなかったため「茶シロの子」と呼ばれています。
保護した後もこの子を探しているという情報はなく、マイクロチップもないため野良猫だろうと保護主さんはコメントされています。子猫ではなく明らかに成猫であることから人慣れするのは難しいのでは、と考えた保護主さんは茶シロさんに時間をかけて人に慣れてもらうことにしました。
日頃は奥様がお世話をしている茶シロさんですが、今日は保護主さんの休日。少しでも慣れてもらおうと猫パンチされる事を覚悟して自身で茶シロさんを撫でてみようと決意します。
不安と戸惑いがいっぱい
ケージに入っている茶シロさんに触れようと保護主さんが近づいたからなのか、茶シロさんは後ずさって威嚇します。
保護主さんは威嚇された後も茶シロさんとの時間を諦めません。ここからの映像は1,5倍速になっており、保護主さんが指先で少しずつ軽いタッチで茶シロさんを撫で始めます。初めは戸惑って保護主さんを見上げるような仕草を見せていましたが、様子が変わっていきます。
期待を裏切ってしまったけれど
きっと威嚇されて猫パンチをもらう事になるだろう、そしてユーザーも拒否される事を予想しているだろうと考えていた保護主さんは「皆さまのご期待に添えなくて申し訳ございません」とコメントされています。
何年もかけて人に慣れさせてゆくつもりだった茶シロさんですが、頭の部分を撫で続けると不安そうだった表情が目を細めて心地よさそうに撫でられるまでに変わります。
強張っていた茶シロさんの体がゆっくりと床に横たわるような体勢になっていきます。保護主さんの大きな手でおでこや耳、頬や首と絶えず撫でていると茶シロさんがまるで溶けてゆくようです。
保護主さんが「申し訳ない」と謝る動画には「嬉しい裏切り」「こういう期待ならどんどん裏切っちゃってください」「慈悲のマジックハンド!」と喜びの声が寄せられました。
Instagramアカウント「u.jack49」では今回ご紹介した茶シロさんの他、ご夫婦が保護している何と50匹の猫さん達と2匹の犬さんの日常を見ることが出来ます。
この度はご協力いただき誠にありがとうございました。
写真・動画提供:Instagramアカウント「u.jack49」さま
執筆:ジャクソン
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。