初めは人馴れしておらず怒っていた子猫も、4ヶ月間の預かりボランティアの日々で可愛い甘えん坊に!里親さんの元へ出発する前日の夜、ママさんが子猫の幸せを願って贈った言葉とは?
涙なしには見られない投稿動画は、Instagramで172万回以上も再生され、2.8万いいね!とたくさんの感動の声が集まりました。
預かりボランティアとしての最後の夜
茶白の子猫の「タイラー」ちゃん(愛称・たいちゃん)は、パパさんの腕に抱っこされて、たっぷり甘える時間をもらっていました。
しかし実は、このお家でたいちゃんが過ごすのは今晩が最後。預かりボランティアとして見守ってきた投稿主さん家族の元から、新しい里親さんのお家に明日巣立ちます。
最初はシャーシャー言いながら怒っていたたいちゃんは、4ヶ月間の日々で少しずつ「人間は怖くないよ」ということを教えてもらいました。頭や体をなでられても、今はリラックスした表情を見せることができています。
ママさんが優しく「たいちゃん」と話しかけると、「ニャー」と甘えた声でお返事も!パパさんの手を気持ち良さそうに受け入れながら、ママさんに「可愛いね」と褒められ、すっかり「家猫」のお顔です。
「幸せになってね」ママからの言葉
そのうち、甘えんぼうな夜を過ごしていたたいちゃんの額を優しくなでながら、ママさんは「みんなのことを早く忘れるんだよ」という意外な言葉をたいちゃんに伝え始めます。
それは、これから新しいお家と家族の元へと巣立つ、たいちゃんへの愛情とエールがたっぷり込められたメッセージ。「(投稿主さん家族のことを)覚えてちゃダメだよ」の言葉にはきっと、大好きなたいちゃんが寂しさなど感じず、ただ幸せだけを追って掴んでほしいというママさんの気持ちもあったのでしょう。
たいちゃんは、そんなママさんの声を聴こうとするかのような表情をしながら、可愛い鳴き声で返事をしました。
パパさんとママさんの優しい手を受け入れながら、預かり初日からは見違えるほど、人に心を許してくれた様子のたいちゃん。甘えるたいちゃんの姿を見ながら、ママさんは「4ヶ月間頑張って良かった」とほっとした気持ちになったそうです。
新しいお家で第一歩を踏み出した!
投稿主さん家族のお家にやって来てすぐの頃のたいちゃんは、緊張してしまい、ケージで縮こまっていました。家族の中ではパパさんからだんだんと慣れ始めてくれたものの、しばらくは甘え方も距離の詰め方も分からず、眠るパパさんにそっと近寄るのが精一杯だったそうです。
しかし、新しい里親さんのお家に巣立ったたいちゃんはというと・・・。怯えてシャーシャーだった頃の姿は見る影もなく、立派に馴染み始めてくれているとのこと!
新しいお家にいた先輩猫の「梅」くんのご飯をちゃっかりともらったり、遊びに誘ってみたりと、投稿主さん家族のお家でつちかった経験を存分に披露中!これからのたいちゃんの毎日も、きっと幸せいっぱいに違いありません。
この投稿には、『胸がいっぱいになりました』『ずっとのおうちで幸せになってね』『愛されたこと、大切にしてもらって心が温かくなった感情はきっといつまでも忘れないと思う。パパさんママさんおつかれさまでした!』など、祝福と感動の声が多く寄せられました。
投稿主さん家族に愛されながら、少しずつ家猫修行を頑張ってきたたいちゃんの日々の様子は、Instagramの他の投稿からもたくさんチェックできますよ!
たいちゃん、投稿主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!
写真・動画提供:Instagramアカウント「oimo & yuzuki」さま
執筆:orion
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。