飼い主さんの趣味であるプラモデル製作。塗装を終えた部品を置くのにちょうど良いため、猫用爪とぎを使用していたのですが、愛猫による正しい使い方指導を受けることに…!
X(旧Twitter)に投稿されると、347万回以上も表示され、4万9000件を超えるいいね!を獲得しました。
ネコよ、正しいのはキミだ pic.twitter.com/uk3MOhwwr1
— ガジュマル (@Gajumaru810) March 30, 2024
本来の用途を思い出させる猫
プラモデル製作で塗装を終えた部品の一時保管には、段ボール製の猫用爪とぎボードがぴったり。細長いパーツを段ボールの隙間に刺すようにして立てておくことで、失くす可能性も減ります。
しかしこの日は、飼い主さんにとって想定外の事態が…。愛猫のかまろちゃんがやって来たかと思えば、たくさんのパーツを刺していた段ボール製爪とぎの上に手を置き、パリ…パリ…と爪をとぎ始めてしまったのです!
いえ、本来であればこれが正しい爪とぎの使い方。けれども、「普段は全然爪をとがないのに…!」と急なハプニングに飼い主さんは思わずがっくり…。
一方のかまろちゃんは、パーツが刺さっていない隙間をぬって、どんどん爪とぎの上に身を乗り出していきます。その様子は、まるで「爪とぎ楽しい!」と教えてくれているよう。
あっ…部品が…
次第に、爪とぎに夢中になっているかまろちゃんの進行方向が怪しくなっていきます。それまではパーツを上手に避けて、段ボール部分にのみ体を乗せて爪をといでいたのですが…。
前のめりにぐいぐいと進むあまり、ついに飼い主さんが段ボールの隙間に刺すように立てていたプラモデルのパーツに、頭を押し付けてしまいました。
すでにパーツに施した塗装は乾いているので、かまろちゃんの体に害はないのですが、頭で圧迫されたパーツは爪とぎの上で斜めに傾いています。ちらっと視線を上げるかまろちゃんは、「何か問題でも?」と言っているかのような…。
かまろちゃんの動きはさらに大胆になっていき、気づけば肘やお腹でもパーツは押しのけられ…。でもこれが本来の爪とぎの使い方ですから、飼い主さんはかまろちゃんと攻防を続けながら、プラモデル作りをしていくしかなさそうです。
いつもは爪とぎをしないのに!
いつもは爪とぎをしないかまろちゃんが今回急に爪とぎをしたのには、理由があったようです。飼い主さんが今回選んだ猫用爪とぎは、段ボールが敷き詰められた周囲を箱でしっかりと覆ったもの。
パーツをいっぱい刺して置いても、段ボールが緩まずにちょうど良いと思いこれを選んだそうですが、実は底面にまたたびが塗布されたものでした!そのため、普段は興味を示さないはずのかまろちゃんが、匂いをクンクン嗅ぎながら爪とぎをし始めてしまったようです。
いずれにしても、この爪とぎボードは「プラモデルのパーツ置き」ではなく、「猫用グッズ」ではあります。やはり用途としては、「かまろちゃんが正しいよ」と伝えてあげるほかないのでしょう。
この投稿には、『「わぁ〜、ニャンコちゃん何するの!」…って思ったら、俺たちの考えが間違ってたわ』『本来の用途ですね(笑)』『お猫様の道具でプラモ作りとは…罪深い(笑)』などのクスッと笑ってしまったというコメントのほか、『うちもよくやられます』などの共感の声までたくさん寄せられました。
かまろちゃんに邪魔されながらも、飼い主さんがプラモ製作に励むほのぼのとした様子は、Xの他の投稿からもチェックできますよ!
強制180度旋回 pic.twitter.com/xdca54faGE
— ガジュマル (@Gajumaru810) February 13, 2024
#モデラーさんちの猫が見たい pic.twitter.com/1PuJgdjDcR
— ガジュマル (@Gajumaru810) February 22, 2024
#モデラーさんちの猫が見たい pic.twitter.com/0O9DiehO8K
— ガジュマル (@Gajumaru810) February 22, 2024
かまろちゃん、ガジュマルさん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!
写真・動画提供:Xアカウント「ガジュマル」さま
執筆:orion
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。