猫を飼うのが大変である5つの理由

猫を飼うのが大変である5つの理由

猫は動物に慣れていない人でも飼いやすいペット用動物として世間に知れ渡っています。愛らしい外見と犬ほどの世話は必要ない事から、若い世代を中心に猫を飼う人が増加しています。しかし、猫には猫の大変さがあるのです。

猫を飼うことは大変

抱っこされている猫

犬ほどではありませんが、猫を飼うことはやはり大変です。
飼いやすいと言っても生き物なので、人間の生活環境と彼らの習慣がそぐわない事も多々あります。

人間がお洒落な部屋を演出するために工夫を凝らして、部屋を飾っても猫がそれを邪魔してしまう事もあります。
猫は高い所に昇る習慣があるので、部屋が猫用になっていないと飼い主にとってストレスとなります。
また猫もゴチャゴチャしている環境はあまり好みません。

したがって、猫を安全な環境で飼育するためには、生活環境を人間が合わせなければならないという事になります。

他にも、猫は交通事故に遭遇しやすいので飼い主の知らないところで危険に見舞われてしまう点も飼い主にとっては負担となるでしょう。
首輪などの目印を付けておけば、猫に万が一があったとしてもすぐに特定出来ると考えられます。

猫との生活を円満に送るためには、飼い主の心配りと工夫が必要となってきます。

猫を飼うのが大変である理由

撫でられている子猫

猫を飼うのが大変である理由は以下の5つとなります。

甲状腺機能亢進症になりやすい

成猫は喉の付け根あたりにある甲状腺から過剰にホルモンが分泌する病気に罹患しやすくなります。
新陳代謝が活発になる点が特徴的な症状なので、穏やかだった猫も怒りやすくなるといった性格の変化が見受けられます。

また、食欲不振と低下を引き起こすので猫はどんどん体重が減っていきます。
ホルモンバランスによる病気は猫であるならば発症しやすい病気です。
ですが、治療方法がきちんとあるので発症してしまった場合には、動物病院を受診しましょう。

よくケガをしてしまう

猫は高い所から受け身を取って、着地します。
ですが、時には足に負担が掛かってしまい骨折や捻挫を起こしやすくなります。

骨折や捻挫を頻繁に起こしてしまうと、関節炎を起こしてしまい、足がだんだん動かなくなります。
このようなケガを予防するためには、部屋に段差を多く設けるといった部屋の模様替えが必要となります。

ストレスを抱えやすい

ストレスの原因は、環境の変化が最も猫がストレスを感じてしまう要因です。

引越しや模様替えといった慣れ親しんだ環境に変化が訪れると繊細な猫には大きな負担となり、ストレスを感じてしまうのです。

しかし、引越しや模様替えは人間のライフスタイルには欠かせないものです。避けて通る事が出来ません。
猫のためだけに、人生設計を変更する訳にはいきません。

猫のストレスを少しでも減らすためには、コミュニケーションを充分に取ってあげましょう。

トイレのしつけの問題

猫のトイレのしつけは比較的簡単ですが、室内で放し飼いにしている猫の場合は注意が必要です。
部屋全体を自分の縄張りだと考え、マーキングをしてしまうのです。
したがって、完全に室内で猫を飼育している場合には、トイレの位置をきちんと教え込む必要があります。

猫の習性として、トイレは砂な上ですると理解しているので数回トイレの場所を教え込む事でトラブルは解消するでしょう。

爪とぎの問題

猫は爪とぎの習性があるので、室内の柱や壁などに爪痕を残してしまう問題があります。
特に賃貸では引っ掻き傷は致命的になるので、何とかしたいと感じている飼い主も多いと考えます。

このような場合は、専用の爪とぎグッズを備えておき、爪をとぐ時の場所を教えましょう。
トイレよりは時間がかかる可能性が高いですが、しつけの一環としてトレーニングすると飼い主にとっても猫にとってもストレスフリーな環境を手に入れる事が出来ます。

猫を飼うのは大変だが魅力的

腕にしがみついている猫

猫を飼うのは困難が伴い、飼い主にとっては大変な事が連続して起こります。
また、経済的な負担も動物を飼う前よりは倍近くに膨れ上がってしまうでしょう。
しかし、猫にはその困難を超える程の可愛らしさがあります。

大きな瞳や、小さな耳そして美しい毛並みは、どんな動物にも負けない猫にしかない魅力的な要素です。
猫の美しさと繊細さに人間は惹かれていき、大変だと分かっていても猫を飼う事で心の寂しさを埋める事が出来ます。

話し相手にはならなくても、人間と同じ環境で生活している猫は家族と同じような存在です。
犬のようにあまり甘えては来ませんが、猫とのんびり過ごす1日は、忙しい現代人にとっては癒しとなり、かけがけのないものとなります。

まとめ

女の子と子猫

猫は生き物なので、飼育する上で困難やトラブルが絶えません。
しかし、猫を飼うと大変さを忘れさせるぐらいの可愛らしさに魅了されてしまいます。

経済的な負担も大きくなりますが、大切な事は目に見える事だけではありません。
猫と過ごした時間が何よりと宝物となります。

トラブルと困難を乗り越えて、猫との生活を大切にして下さい。

投稿者

40代 女性 いずみ

猫ちゃんを飼うには犬とは、また違う覚悟がいるかもしれませんね!
猫ちゃんは、ストレスを感じやすくてストレスがたまると爪とぎのためにそこら中の家具を掻いてしまう場合があります。ストレスを発散させるためにはよく遊んであげて運動不足にならないように注意してあげましょう。
甲状腺の病気にもなりやすいので、しんどそうにしたりしているときには、特に気をつけてあげましょうね。我が家の猫ちゃんもストレスで毛が抜けたことがありますのでコミュニケーションをとるためにも一緒におもちゃで遊びます。最近は、毛艶もよくてご機嫌に暮らしていますよ。
投稿者

30代 女性 蒼桜〜凛〜

元保護猫の3にゃんと暮らしています。
やはり、ストレスを溜め込みやすく2匹目を迎えた時は食欲不振になり3匹目を迎えた時は2匹目が胃腸炎に。
さらに、数日残業で帰宅が遅くなった時は3匹目が粗相を‥
と、色々ありました。
病気についてはこれから注意が必要になってくると思うので些細な変化にも気をつけようと思います。

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