米国疾病予防管理センターが警告!ペットにもソーシャルディスタンスを

米国疾病予防管理センターが警告!ペットにもソーシャルディスタンスを

今回は、abc newsより2020年4月28日に発表された、米国疾病予防管理センター(CDC)より警告!ペットにもソーシャルディスタンスを!という記事についてご紹介したいと思います。

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ペットにもソーシャルディスタンスが必要

Man with a cat

ニューヨークで初のペット2匹がコロナウイルスに感染した事実を受け、米国疾病予防管理センター(CDC)は飼い主はペットを「家族と同様の人間」として扱うという予防策を取る必要があると発表しました。

動物がCOVID-19に感染するというケースはほんの一握りしかありませんが、ペットにもソーシャルディスタンスを適用するべきであるという事を発表しました。猫は室内飼いをし、犬はリーシュを着用し、他の動物や人と6フィート(約1.8メートル)の距離を離しましょう。またドッグパークは避けましょうと注意を呼び掛けています。

室内でのペットとの接触について

A small cute child with naked hair gently embraces a red fluffy cat

家の中では、いつもと同様にペットと接触をしても大丈夫ですが、手洗いを徹底しペットの衛生管理をしっかりしましょう。万が一家族の誰かが病気になった場合は、ペットを家族の人間のように扱い、その人からペットを隔離するようにとCDCが発言しています。

ペットにもソーシャルディスタンスを適用するようにと獣医専門医メリッサ博士も発言しており、ペットも病気を発症するリスクがあるため、注意を怠らないことが最善であると語りました。

動物への検査は勧められていない

Veterinarian examining eye of cat.

感染した猫の一匹を診断したサルガド氏は、動物への検査は人間への検査よりも侵襲的であり、CDCは現在のところ日常的な検査は推奨しないという事を発表しました。綿棒を使って鼻・口・眼の結膜の検査が必要となり、糞便検査も必要となります。

また、ペットにはコロナウイルスではない他の沢山の病気がある為、広範囲にわたる検査は提唱していません。

CDCによると、感染した猫2匹は呼吸器症状が出たものの、完治する見込みだそうです。

ペットから人へと感染する確率は低い

family with a cat

猫が感染した場合、家族や近所からのコロナウイルス感染が考えられますが、ペットから人へと感染すると証言するには十分な情報がないと専門家は言います。

米国のトップの感染症専門家アンソニー博士は、ペットが家庭内でウイルスをうつすということは、疫学的に見て証拠はないと強調しました。しかし、ある専門家は動物によってはウイルスの影響を受けやすい場合もあると言いました。

ウィスコンシン大学の保護医学プログラムのサンドラ医師は、ウイルスがどのように動物に影響を与えるかについて研究を進めており、猫2匹への感染確認がされたニュースについては驚かなかったそうです。

「猫は特定の受容体を持っており、私達は感染があり得るかもしれないと疑いを持っていました。犬に感染する確率は低く、また私たちの実験的な研究がそれを証明しています。これが初めての猫への感染ではなく、ザ・ブロンクス動物園で感染確認がされた8頭の大型ネコ科・ライオンや虎がいます。また今後無症状でも他にも感染する動物がいることでしょう。」と発言しました。

ペットに感染!無症状の場合がある

adult fluffy red cat plays with a red ball on a white background

更にサンドラ氏はこう述べています。

「香港では無症状ですが動物への感染が確認されました。動物は一部の人間と同じように無症候性である可能性がありますが、全てにおいて確認をするには更なる研究が必要です。しかし飼い主の皆さんは、そんなに心配すべきではありません。飼い主がペットに危険を及ぼすという証拠はほんの少ししかなく、万が一家族の誰かが病気になったら家庭内での予防策を取るべきでしょう。万が一あなたが病気になったら、ペットを放棄したり手放したりする必要はありません。簡単ではありませんが、ペットを安全な状態に保つには、その間撫でたり寄り添ったりするのを控えましょう」

《元記事》
abc news『After some cats test positive, CDC says social distancing applies to pets too』


文:Erika Anne Nagaoke

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