カリフォルニアスパングルド|3つの特徴と購入方法

カリフォルニアスパングルド|3つの特徴と購入方法

カリフォルニアスパングルドという猫を知っていますか?海外で生まれたこの品種は、日本ではあまり販売されていません。しかし、その性格の良さや親しみやすさ、懐きやすさなどを高く評価されているため人気を持っている品種です。そしてカリフォルニアスパングルドの誕生にはある脚本家の思いが込められていました。そんな可愛らしいカリフォルニアスパングルドの性格や特徴、寿命や価格相場、歴史や飼い方など、基本的な情報を紹介します。これからカリフォルニアスパングルドを飼いたい!と考えている人は参考にしてみてください。

カリフォルニアスパングルドの特徴

カリフォルニアスパングルドを横から

出典:http://www.catbreedselector.com

みなさんは「カリフォルニアスパングルド」という猫をご存知でしょうか?日本ではあまり見る事のない、アメリカ合衆国が原産地であるカリフォルニアスパングルドは見た目がベンガルとも似ていて、親しみのある可愛らしい猫ちゃんです。

1.被毛

カリフォルニアスパングルドは名前の通り、斑点模様(スパングルド)が最大の特徴です。被毛のタイプはブロンズ、ゴールド、青、茶、シルバー、白、グレー、赤、黒の9種類の短毛で、斑点模様は四角、楕円形、三角形の色々な形の模様が登録されていますが、ブロック状か円形が理想とされています。

2大きさ

カリフォルニアスパングルドの平均体重は3.6㎏~6.8㎏ですが、一般的な猫に比べると筋肉質な体形をしているのでとても重量感があります。

3.寿命

カリフォルニアスパングルドの平均寿命は9~16年と平均寿命の振り幅が広いです。

カリフォルニアスパングルドの購入方法・飼い方

カリフォルニアスパングルドという猫

出典:http://www.catbreedselector.com

購入方法

残念ながら、日本では取り扱っているブリーダーさんやペットショップがほとんど存在しません。そのため、動物専門の輸入代行などの業者に注文をするなどの購入方法になってしまいます。海外での販売金額が約8万~25万円程なので、輸入の費用などを含めるとそれ以上の金額になってしまいます。

カリフォルニアスパングルドの飼い方

カリフォルニアスパングルドはとても寝る事が大好きな猫です。その睡眠時間は驚く事に1日14時間~16時間です。昼間も寝ている事が多い猫なので、昼寝をしている最中は起こさない様にしてあげて下さい。

カリフォルニアスパングルドは体調が悪くなると被毛に出やすい猫なので、週に1回のブラッシングで被毛の調子を観察して体調管理をしてあげるのも長寿の秘訣かもしれません。

カリフォルニアスパングルドの性格

カリフォルニアスパングルドの全身

出典:http://www.catbreedselector.com

カリフォルニアスパングルドの性格は斑点模様がベンガルに似ていて野性的に見えますが、とても大人しく愛情深くて飼い主に対して献身的で、好奇心旺盛で社交性もあるので他の動物と仲良くできる猫種です。

小さな子供とも仲良く遊んでくれますが、とても飛び跳ねる猫なので広いスペースとキャットタワーを置いてあげる事をお勧めします。ジャンプが大好きな猫なので、ベランダや高い所から飛び跳ねて骨折や大きな怪我をしない様に注意して下さい。

カリフォルニアスパングルドの歴史

カリフォルニアスパングルドの子猫

出典:http://www.catbreedselector.com

カリフォルニアスパングルには少し変わった歴史が存在しています。

1971年にアメリカ・ハリウッド在住の脚本家ポールアーノルド・ケイシー・ジュニアさんが小説「Open The Coffin(棺を開け)」の取材の為、アフリカのタンザニアを訪れました。この頃のタンザニアではレパードやヤマネコの毛皮を取るための狩猟が行われていました。

人間の身勝手な行動により個体が減少していくレパードやヤマネコの事を知り、ショックを受けた脚本家は自分に何が出来るか考えました。そして思いついたのがヤマネコやレパードにそっくりな猫を生み出す事で、ペットとして可愛がられている猫のような動物を殺すという罪悪感を毛皮の消費者に訴えかけ、狩猟する人の数を減らそうと考えたのです。

アメリカに帰国し、10年間と長い時間をかけてアビシニアン、アメリカンショートヘア、ブリティッシュショートヘア等を交配させ、レパードやヤマネコにそっくりな被毛を持った猫種「カリフォルニアスパングルド」を生み出したのです。そして1986年高級百貨店ニーマンマーカスのクリスマスカタログで初めて披露され、現在ではACAとTICAの猫種登録団体で新しい品種の部門で登録されています。

10年もの長い年月をかけて、動物愛護を訴えかけた脚本家のポールアーノルド・ケイシー・ジュニアさんの行動力と信念に感動してしまいますね。

カリフォルニアスパングルドについてのまとめ

斑点模様の猫

カリフォルニアスパングルド(California Spangled)の基本情報

原産 アメリカ合衆国
性格 大人しく愛情深い。飼い主に対して献身的。好奇心旺盛で社交性もある。
大きさ 筋肉質な体型をしているため、他の猫より大きめに見えることも。
被毛 斑点模様(スパングルド)が特徴的。また毛色や斑点の模様にも違いがあり、組み合わせの種類は数多く存在している。
寿命 9歳~16歳が平均寿命
睡眠時間 1日の半分以上を寝て過ごすことがある。14時間から16時間ほど眠ることも。
価格相場 8~25万前後(ただし日本での販売はほぼ無し)

みなさんは「カリフォルニアスパングルド」という猫をご存知でしょうか?日本ではあまり見る事のない、アメリカ合衆国が原産地であるカリフォルニアスパングルドは見た目がベンガルとも似ていて、親しみのある可愛らしい猫ちゃんです。

カリフォルニアスパングルドは上記のように、斑点模様(スパングルド)が大きな特徴になります。

野生を感じるその容姿からは想像しがたいほど性格もよく、飼い猫として優れています。カリフォルニアスパングルドのその性格から「飼いやすい!」という声や、特徴的な斑点模様の魅力的な被毛など、様々な形で評価されている品種です。

カリフォルニアスパングルドはまだ日本では珍しい猫種です。しかしその特徴的な斑点模様と、愛情深く、好奇心旺盛な性格から、これからメジャーになっていけば人気の出てくる品種だと思います。
投稿者

40代 女性 tomomi

カリフォルニアスパングルドという品種の猫は初耳でした。日本でもお目にかかれる時が来るとよいですね。また、動物愛護の訴えから誕生したという背景であるならば、なおのこと日本でも広まることを期待したいところです。
現在、私はすでに猫を1匹飼っているので、今のところこれ以上飼う予定はありませんが、もしカリフォルニアスパングルドを飼いたいと思っても、海外から個人で購入するのはハードルが高いと感じるのは私だけ?でしょうか。というのも、日本の検疫手続きは複雑ですし、その上、飼い方に関する情報もおそらく国外のサイトから収集することになりそうですし(確実に情報量が違いそう)…。
カリフォルニアスパングルドの情報がもっと増えて、日本でも認知度が上がっていけばブリーダーの方も現れてくるかもしれませんね。

投稿者

20代 女性 UMI

カリフォルニアスパングルドと言う猫種を初めて知りました。とても綺麗な模様をしていて可愛いですね。ペットショップでも見ることは今はなくても、これから先この可愛さなら日本でも流通する日が近々来るかもしれませんね。その時が楽しみです。また動物愛護の観点から産まれた猫種ということに感銘をうけました。自分達の欲の為に罪の無い動物達を殺す人達もいれば、ポールアーノルド・ケイシー・ジュニアさんのように心を傷め、動物愛護の為に自ら行動してくれる人がいるからこそ動物達は生きていける。なんだかとても考えさせられました。私は毛皮製品には断固反対派ですが、この方の話を見て尚、毛皮消費者が減り狩猟する人が減ればいいのにと思いました。
投稿者

30代 女性 tonakai

体形や斑点など見た目は驚くほどベンガルにそっくりですが、カリフォルニアスパングルドは初めて聞いた猫です。ベンガルと違って性格に野生的な部分がないことや、愛情深い性格などが家族で飼育するのにぴったりだと思いました。高く評価されるのも納得です。斑点があり毛色が様々なのが特徴的なので、他の毛色を見比べてみたいです。また、斑点の形も微妙に違うというのは驚きました。
ベンガルにとても似ているのに知名度が低いのが不思議でしたが、幻の猫と言われるほど数が少ないようですね。繁殖が難しいのでしょうか?カリフォルニアスパングルドが生まれた背景に、この品種を生み出した脚本家の思いや動物愛護があるので途絶えないと良いですね。
投稿者

女性 なん

初めて聞いた猫種ですが、とっても可愛いですね!

ワイルドな猫、例えば、マーゲイやオセロットが好きな方にも気に入って貰えそう♪

ただ、日本では手に入りにくいというのが難点ですが・・・

ど〜しても飼いたければ、猫の個人輸入をサポートしてくれる業者さんにお願いするしか、ないのかな〜?

その場合は恐らく、百万円単位の費用が必要になりそうですが、日本にはほとんどいない猫、ってコトで、かなり自慢にはなりそうだな、と思います。

猫種の成り立ちにも、感銘を受けました。
そんな優しい気持ちから作出された猫など、初めて聞きました。

私は毛皮は持っていませんが、欲しいと思う人、実際に買う人がいるから、
罪もない動物たちが犠牲となってしまうのですよね。

人によって考え方が違うでしょうが、生きる為にしかたなく、ではなくただ着飾る為にだけ他の動物の命を奪うのはちょっと違うかな、と思うので、
これからも毛皮製品は買わないようにしていきたいです。
投稿者

女性 ぷちしゅー

カリフォルニアスパングルという猫は初めて聞きました。毛の模様の柄など見た目がベンガルに似ているなぁと思いましたが、このカリフォルニアスパングルが誕生したキッカケが関わっていたんですね。
猫の新種などは、自然発生のものから人が作り出した猫種まで様々あり、誕生したキッカケや理由もそれぞれ異なりますが、カリフォルニアスパングルの誕生については、脚本家ポールアーノルド・ケイシー・ジュニアさんの愛を感じました。
猫種が誕生するキッカケや歴史を知るのが好きなのですが、利益や珍しいからだとか自分都合な理由で誕生した猫種も少なくない気がします。
人間な身勝手な行動に悲観しながらも、どうにか改善できないか、そのための行動が出来るのは凄い事ですし、実現させるには本当に大変だったと思います。

1人の行動が人々を動かすきっかけになり、世界中の方が動物たちを大切にして欲しいと思いました。

見た目や毛の柄も魅力的ですし、性格も人懐っこく子供がいても飼いやすいんですね。大きさは平均の猫ちゃんよりは大きいですが飼いやすい猫なんですね。
日本では見た事もなく、迎えるのが海外から輸入になるので手に入れるのが難しそうですね。
いつか日本で見れる機会があれば触れ合ってみたいなぁと思いました♪
投稿者

40代 女性 さとね

カリフォルニアスパングルドは、知りませんでした。
しかし、調べてみると人懐っこい性格であることがわかりましたし、他のペットちゃんとも共存ができるようなので、安心ですね。
育てやすいみたいで、躾もやりやすいです。日本ではまだ少ないようですが、飼うことができればうちのような、大家族に向いているかもしれませんね。

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