猫が日向ぼっこをする2つの理由と注意点

猫が日向ぼっこをする2つの理由と注意点

愛猫が日向ぼっこしている風景は、猫ちゃんを飼っている方なら必ずといっていいほど見た事があると思います。ぼーっとしていて見ている側ものどかな雰囲気に癒されます。今回はこの現象が猫ちゃんの習性とどのような関係があるのかを調べてみました。

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はじめに

サングラスをして日差しを浴びる猫

猫ちゃんがお日様のあたるベランダや縁側などで日向ぼっこしている姿は可愛いと思いませんか?時間がゆっくりと流れるようで、飼い主さん側もずっと見ていたくなる光景です。遠くを見つめて猫ちゃんもぼーっとしたり、仰向けになって寝てみたりと様々な姿を見せてくれます。しかし猫ちゃんの習性とはどのような関係があるのでしょうか。

猫が日向ぼっこして過ごす理由

窓辺で日向ぼっこしている猫

1.あたたかい場所が好き

太陽のあたたかさを利用して、体温を一定に保とうとしているのも理由の1つです。本来猫ちゃんという生き物は寒い所が苦手です。

また体力を温存する意味もあります。猫ちゃんは単独で狩りを行う生き物なので、なるべく狩り以外では体力を使いたくありません。一人で頑張らないといけないので、動かずとも体温を保てる太陽の力はメリットであり有効活用をしようとしているのです。

加えてあたたかい場所では人間と同じように、猫ちゃんもよく眠れるといわれています。室内で飼育されている猫ちゃんほどあたたかい場所ではよく眠れる傾向があるそうです。そのため日向ぼっこは猫ちゃんにとってストレス発散の意味も含まれているといえます。

2.健康面でのメリット

日向ぼっこを通して紫外線を浴びることでビタミンDが活性化され、吸収しやすくなる効果もあります。カルシウムやリン酸の栄養素を吸収のためにビタミンDは使用されます。そのため「骨」を丈夫にしたりする作用があります。

また猫ちゃんには「換毛期」というものが存在します。季節の変化によって毛が生え変わるのですが、この季節を感じとるためには気温や日照時間を目安にしています。よって日向ぼっこを通して、適切な時期に「換毛期」を行うことができるのです。

また猫ちゃんの健康上、注意しておきたいのがノミやダニの存在です。被害が拡大してしまうと猫ちゃんだけではなく人間にも及ぶ可能性があります。そのノミやダニが嫌うのが「太陽」です。人間が布団を太陽にあててノミやダニを防ぐように、猫ちゃんも日向ぼっこを通して予防しています。加えて太陽の光には殺菌作用もありますので、猫ちゃん自身の皮膚炎の予防にもつながります。

室内猫に日向ぼっこをしてもらう方法と注意点

ソファーの上で日向ぼっこしている猫

日向ぼっこには色々とメリットがたくさん詰まっている事は分かりましたが、室内で飼われている猫ちゃんにはどのように日向ぼっこをさせてあげればいいでしょうか?実は直射日光である必要はありませんので、カーテンを少し開けておくだけで構いません。筆者の猫ちゃんはカーテンを閉めていたにも関わらず、自らカーテンをくぐり抜けて日向ぼっこをするほどなので元来猫ちゃんという生き物は日向ぼっこが好きなように思えます。もし可能であれば、日向ぼっこのしやすい場所には、猫ちゃんがくつろげるようなクッションを置いてあげるといいと思います。

注意したいのがベランダや屋根で日向ぼっこしている最中に落ちて怪我をしてしまうことです。猫ちゃんは高い場所が得意な生き物ですが、それでも骨折の原因になったり脱走してしまったりなどトラブルの要因となる可能性が高いです。網戸越しやガラス越しの日向ぼっこで十分なので、安全な場所でできるように環境を整えてあげて下さい。

猫に日向ぼっこは必要なの?

キャットフードを食べている茶トラ猫

部屋の環境次第では太陽光が一切入らない場所もあるのではないでしょうか?実は日向ぼっこをしないからといって、病気になるということはほとんどありません。ビタミンDの吸収に関してはキャットフードに含まれていますので摂取可能です。足りなければサプリメントという手段もあります。しかし可能であるなら猫ちゃんがのんびりした姿が見られるので日向ぼっこができる環境の方が望ましいとは思います。

まとめ

気持ちよさそうに日向ぼっこしている猫

ひなたぼっこ1つとっても猫ちゃんにはしっかりとした意味があることが分かりました。穏やかで癒される姿ではありますが生きるための意味も併せ持ちますので、今後愛猫と末永く一緒にいるためにも日向ぼっこしやすい環境にしてあげましょう。