猫がなかなか懐かない理由

猫がなかなか懐かない理由

せっかく猫をお迎えしても中々猫が懐かないと悩んでいる飼い主さんは多いです。そもそも猫は警戒心が強い動物なので、人間との共同生活に最初から馴染めるわけではありません。今回は猫が中々懐かない理由について述べていきます。

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猫は大きく低い声が大嫌い

スーピーカーと鳴く猫

猫と触れ合う際に、大きな声で話し掛けたり、中々懐かないからといって、不機嫌になって低い声を出して喋ったりしていませんか。猫は大きな声や低い声が大嫌いです。そのため、嫌いな音を発している人物にはあまり近寄りません。

猫が物音に敏感なのは人間よりも聴覚が優れているからです。そのため、大きく低い声で自分とコミュニケーションを取ろうとしている人間に対して「威嚇しているのでは?」と、警戒心を剥き出しにします。そのため、猫が懐かない可能性が高いです。

万が一、飼っている猫が中々心を開いてくれない場合には、自分がどのような声で猫とスキンシップを取っているかを、今一度考えてみて下さい。大きな声を出していないか、低い声で話していないかを振り返り、直せるところは直しましょう。

距離感が近い

こちらを見る猫

猫の4つの距離感

猫は4つの距離感を持っています。

個人的距離

まずは「個人的距離」です。この個人的距離は、猫が親しみを感じている相手にのみ許す距離感です。

社会的距離

次に「社会的距離」です。この社会的距離は顔見知りの相手に対してある程度心を許す距離感の事を言います。

臨界距離

そして更に「臨界距離」という距離感があります。これは、見知らぬ人が立ち入る事が出来ない事を指します。無理矢理入ろうとすると猫の強い警戒心により弾き出されてしまいます。

逃走距離

最後に「逃走距離」というものがありますが、これは見知らぬ人に出会った際に逃げ出す事を言います。

距離感を大切に

猫はこの4つの距離感で他者とコミュニケーションを取るため、いきなり仲良くなろうとしても猫は親密度の段階を大切にするため、中々受け入れて貰えません。何故なら猫は他の動物よりもプライベートを大切にするからです。

したがって、飼い猫と仲良くなりたい気持ちは分かりますが急に距離を詰めるのではなく段階的に距離感を埋めていく事が大切です。これまでの猫とのコミュニケーションを振り返って、距離の縮め方を変えてみると良いでしょう。

タバコや香水を付けている

タバコを吸う人と猫

猫は聴覚だけでなく嗅覚も優れている動物です。なので、タバコや香水など強い匂いを発していると猫は不快感を示し飼い主と距離を置くようになります。

なので、猫と仲良くなりたいのであれば、タバコや香水は控えた方が良いでしょう。

また、タバコや香水だけでなく強い柔軟剤の匂いやレモンの匂いなども猫は苦手です。よって、日頃から使っている日用品の香りなども確認し、猫が苦手な香りであった場合には直ちに変更する必要が出て来ます。自分の生活習慣や普段愛用している物を見直して、不要な物は処分しましょう。そして猫との親密度を上げていきましょう。

まとめ

女性に抱かれる猫

猫は犬とは別方向で繊細な生き物です。なので、過剰なスキンシップで仲良くなれるかというと決してそうではありません。猫が懐いてくれない理由は様々な要因が挙げられますが、最も考えられる原因は大きな声を出している事です。

猫は大きな声に強い警戒心を出します。猫との共同生活を送る上で大切なのは、いかに物音に気を配るかです。これをするとしないのとでは、猫との親密度が格段に違ってきます。

更に、猫は過剰なコミュニケーションよりも、徐々に距離を詰めていくスキンシップの方を好みます。これは猫が相手の様子を伺い、信頼出来る相手かどうかを見極めているため起こる行動です。犬とのスキンシップならば過剰で構いませんが、猫はあくまでもリラックス出来る環境を好む動物です。したがって、無理はさせずにゆっくりと仲良くなっていきましょう。

猫との共同生活は、人間が気を遣ってあげなければならない部分も多いですが、仲良くなりたいのではあれば乗り越えていく事が出来るはずです。