猫が何かに怯えているときに見せる9つの仕草

猫が何かに怯えているときに見せる9つの仕草

猫が、どれだけ飼い主さんや家の環境に慣れていても、ある時急に怯えることがあります。何かに怯えるような態度や仕草を見せる事があります。それが一時で済めば、さほど問題でもなさそうですが、原因や心境は猫にしかわかりません。では、猫が何かに怯えているときは、どんな仕草を見せるのか紹介してみましょう。

怯えている猫がする仕草や行動

おびえる猫

1 キョロキョロする

猫が何かに怯えると、大きく目を見開きながらキョロキョロとします。「大丈夫かな?」とあたりを確認したり、警戒してしまいます。

2 腰が低くなる

猫が腰を低くして歩いている時は、何かに怯えて警戒している歩き方です。少しおかしな歩き方ですが、必死に避難しようとしています。恐怖のあまり、腰を抜かしたり、ふらついて歩けなくなる猫もいます。

3 移動が素早い

猫が何かに怯えている時は、優雅にのんびりと歩いている場合じゃないようです。とにかく、安全な場所まで辿り着きたい一心で、隠れながら少しずつ移動して行きます。腰を低くしてサッサっと小走りで走ります。目的地まで、忍者のような素早さで移動しているように見えます。

4 毛が逆立つ

背中の毛が立っているのは、落ち着いていない心境なのでしょう。興奮や緊張などもありますが、怯えるような経験を思い出して、毛が逆だっていることもあります。

5 隠れたがる

我が家の猫もそうですが、人見知りの猫は知らない人が来ると隠れたがります。「そんな場所に身を潜めなくても何もしないよ」と言うような場所に隠れる事もあります。

誰の手も届かないような所をあえて選んでいるのでしょう。

6 尻尾が太くなる

「どうした?」と言わんばかりに、尻尾が太くなっていることがあります。何かに驚いた拍子に、尻尾が極太になってしまったようです。

「全く動じてないにゃ!」と威嚇していますが、ホントは「向こうへ行け!」と示しているのでしょう。

7 後ずさりする

我が家の猫は、何かに怯えてしまったら後ずさりする行動をします。寄っては来るものの、やっぱり怖くて飛び込めないと言う気持ちが、足をすくめてしまうようです。一体何があったのでしょうか?

8 震える

あまりにも怖い時は、震えてしまいます。猫も怯えすぎると、極度の精神状態から足をガクガクさせたり、小刻みに体が震えているような仕草をします。

9 おもらししてしまう

猫が粗相をしてしまうのは、極度の恐怖心からもくるようです。トイレ以外で排泄してしまうのは、猫自身も想像していなかったに違いありません。怯えてしまい緊張して、おもらししてしまうこともあるようです。

猫が怯えないように注意しよう

顔を半分だけ出す猫

猫が怯える理由

猫が何かに怯えるのは、飼い主さんも想像できないことが多いのでしょう。猫が怯える原因の多くは、突然の大きな音、知らない人や動物との対面、自然災害でしょう。工事や花火や掃除機などの音に怯えたり、人間同士のケンカや大声を出すのも怯えてしまう原因です。また、尻尾を踏んだり驚かせる不注意は、悪気がなくても恐怖心を与えてしまいます。

安心できる暮らしを提供しよう

猫は人間が思うよりも、臆病で警戒心の強い生き物です。猫が何かに怯える理由は、飼い主さんにも理解できないほど繊細だと言うことなのでしょう。怯えてしまったときに、気づいてあげないままだと悪化してしまう場合もあります。

猫が何かに怯えていると言うことは、ストレスになっていると言えます。不安がストレスになり、ホルモンバランスの乱れや免疫力も下げてしまいます。ストレスの悪化は病気の元になります。安心できるように、行動に注意してストレスを与えないようにしましょう。

まとめ

ミミ

猫が何かに怯えているときに見せる仕草について紹介していきました。猫が異様な仕草や行動を見せたら、何かあったのだと気づきますよね。それが、何なのか理解出来ない事も多いと思います。

私たちが思う以上に、猫は怖がりで警戒しやすいと言うことなのでしょう。もしも、何かに怯えた様子を見せたら、名前を呼んで撫でてあげたり、落ち着かせてあげるようにしましょう。

恐怖心がトラウマになると、生活する上でストレスも抱えやすくなってしまいます。猫が怯えるような状況を作らないことを、飼い主さんが心がけてあげれるようにしたいですね。

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