猫に恐怖を与えるダメな飼い方8選

猫に恐怖を与えるダメな飼い方8選

猫の飼い方は様々ですが、中でも猫に恐怖を与えてしまう、あまり良くない飼い方があります。猫が恐怖を感じるとストレスになり、体調不良を起こしてしまう場合も。どんな飼い方が猫に恐怖を感じさせてしまうのかしっかりとチェックして行きましょう!

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫が怖がっちゃうNGな飼い方とは?

猫が「怖い!」と感じてしまうこんな飼い方は、してはいけません。

1.体罰

体罰

体罰は、絶対にしないようにしましょう。たとえ猫がやってはいけない事をした場合でも、です。体罰を与えても何を叱られているのか理解できない場合もあり、自分のした事を反省をするわけではなく、ただただ恐怖心を感じてしまうでしょう。

下手をすると飼い主さんとの信頼関係に、亀裂が入ってしまう場合も。猫を叩いたり閉じ込めたりするのは、やめましょう。百害あって一利なし、です。

2.大きな音をしょっちゅう立てる

大きな音

基本的に猫は、大きな音が嫌いです。とは言え、たまにお皿や鍋を落としてしまい、猫をビックリさせてしまうというのはあるでしょう。

ある程度仕方ない部分もありますが、あまりにしょっちゅう大きな音を立てていると猫が怖がり、家の中でビクビクするようになってしまうでしょう。極力、大きな音は立てないように、注意しましょう。

3.追いかける

追いかける

追いかけられることを、猫は嫌がります。子供や猫好きな人がやってしまいがちですが、好かれるどころか嫌われる原因になりますので、やらないようにしましょう。

もし常に追いかけられるような状況が続く場合、それは猫の恐怖となり、ストレスを溜めてしまうでしょう。猫と仲良くなりたいからと言って追いかけるのは、逆効果です。猫が自分から近寄ってくるのを待つ方が、良いでしょう。

4.イタズラをする

イタズラ

猫の反応がおもしろいからと言う理由で、イタズラを仕掛ける人がいます。猫に大きな負担となりえる場合があるので、あまりオススメできません。

猫は人よりもはるかに、繊細な生き物です。度重なるイタズラのストレスにより、体調を崩してしまうかもしれません。猫を驚かせすぎることのないよう、気をつけてあげてください。

5.知らない人がしょっちゅう来る

知らない人

基本的に猫は、人見知りな生き物です。中には知らない人にも友好的であまり人見知りしない性格の猫もいますが、そうでなければ知らない人が家に来ることに、ストレスを感じます。

全く来客を迎えないのも、飼い主さん的に困ることがあるかと思いますので、来客を怖がる猫は、来客時は猫を別の部屋にするなどの工夫は必要でしょう。

また、来客時に隠れている猫を無理やり引っ張り出すのも、止めましょう。来客に見せたい気持ちは分かりますが、猫にとっては恐怖でしかありません。猫が自ら近づいて来るまでは、そっとしておいてあげてください。

6.水に近づける

水

本能的に体が水に濡れることに、恐怖を感じる猫は多いです。お風呂に入れるのは、どうしても必要がある時以外、避けた方が良いでしょう。また、故意に猫に水をかけるのも、避けてください。

7.冷たくする

冷たい

猫は人の気持ちに敏感です。わざと冷たく接するようなことは、しないようにしましょう。そのように接していると、ストレスになってしまいます。可愛い猫に敢えて冷たくする飼い主さんはほぼいないと思いますが、愛情たっぷりに接してあげた方が、猫も喜びます。

8.猫が嫌がることをする

嫌がる

嫌がることをしてはいけないのは、人も猫も同じです。猫が嫌がることは、大きな音を出したりしつこく触ること、追いかけ回すことなどです。他にも、猫が嫌な時は噛み付いたり耳を伏せたりして、サインを出します。見逃さないようにして、猫が嫌がることをしないようにするのが、得策です。

まとめ

まとめ

猫に恐怖を与えること=信頼関係の崩壊、となってしまうことがあります。信頼関係が崩れると、せっかくの猫との楽しい暮らしが、楽しくなくなってしまいます。猫に恐怖感を与えることは極力避け、人も猫も楽しく過ごせるようにしていきましょう!

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