猫のイタズラ対策は大丈夫?9つの危険な事

猫のイタズラ対策は大丈夫?9つの危険な事

安全と思われている室内ですが、実は猫が事故に遭う可能性が、あるのです。猫がイタズラをして危険な目に遭うことは、多々あります。思わぬ事故を防ぐよう、対策はされていますか?室内のどんな物が危険なのか、チェックしていきましょう。

猫にとって危険な9つのこと

猫がこんな物にイタズラすると、危険です!

1.植物

植木鉢の植物のにおいを嗅いでいる猫

観葉植物や切り花などが飾ってあると、猫が口にしてしまったり、倒してしまったりします。特に猫が口にした場合、毒となる場合がありますので、置かない方が無難です。植物の種類によっては、猫の命に関わることも。

ただ、同じ植物でも「猫草」は大丈夫です。市販されている猫草を好む猫は多いので、たまに置いておくと、喜んでムシャムシャするでしょう。

2.人の食べ物

人間の食事を接近して眺めている猫

人用の食べ物は、猫にとっては味が濃すぎるため危険です。また、玉ねぎなど猫にとって毒になる食べ物が含まれている場合がありますので、絶対に与えてはいけません。

魚や肉などを調理したものを猫の手が届く場所に置いておくと、スキを見て食べてしまうことが。気がついたら全部持っていかれてた、なんてことのないよう、十分注意しましょう。

3.ドア

ドアを見上げている子猫

ドアに挟まれる、閉じ込められるなどの危険があります。気をつけてあげてください。筆者宅の猫は、自分でドアを開けて入り、自分で閉めてしまって、部屋に閉じ込められるということがありました。

飼い主さんがいる時ならばすぐに気がつくことができるでしょうが、留守中ずっと閉じ込められているとなると、問題です。トイレに行けなくて粗相してしまう可能性がありますし、夏などは気温調節が効かなくて、熱中症になってしまう危険性もはらんでいます。

猫がドアに挟まれたり閉じ込められたりすることのないよう、猫が開けられないようにする、または閉じられないようにするなどして、注意しましょう。

4.小さな物

錠剤を眺めている猫

薬やボタン、ボタン電池、小さなおもちゃなどは、猫が誤飲する可能性があり、大変危険です。薬やボタン電池は、猫の命に関わる可能性がありますし、もし飲み込んだ場合、手術が必要になることも。

それ以外のものでも、内臓に詰まってしまうことがあります。そうなるとやはり、手術をしなければいけない事態に陥ることが。猫が飲み込んでしまうような小さな物は、猫の手が届かない場所に、しまっておきましょう。

5.窓

開いた窓辺に座っている猫

窓は猫にとって外の景色を眺められる楽しい場所ですが、網戸を開けてしまう、落下してしまうなどの危険性が考えられます。猫が開けられないように、器具を使うなどして固定しておきましょう。

6.電気コード

電気コードを噛んでいる猫

電気コードをガジガジとかじってしまう猫もいます。電気が通っていると、感電の危険性が。特に子猫の場合、歯の生え変わり時期にむず痒く、電気コードをかじることで解消しようとする場合があります。

猫がかじれないよう保護カバーをつけるなどして、対策しましょう。使わない時はコードをコンセントから外しておくことも、大切です。ちょっと手間はかかりますが、猫の安全の為、しっかりと対策してあげてください。

7.ビニール袋

ビニール袋の中に入っている猫

ビニール袋の感触を好む猫は多いです。そして袋状になっているものは、猫の格好の遊び場になります。ただ、ビニール袋を誤飲してしまう、絡まって身動きが取れなくなる、などの危険性があります。

猫をビニール袋で遊ばせる場合は必ず、飼い主さんの目が届く場所で遊ばせましょう。そして留守番時には、猫が触れないようにしておきましょう。

8.火、暖房器具

暖炉の火にあたっている猫

火や暖房器具も、猫にとっては危険なものになります。火をつけたままで出かける飼い主さんはいないと思いますが、暖房器具をつけたまま出かけるのも、危険です。こたつやヒーターなど、猫だけの時に付けっ放しにしておくと、何が起きるか分かりません。こたつに猫が入りっぱなしで窒息してしまったという悲しい事故も、起きています。

猫を留守番させる時は火元や暖房器具をオフにし、猫の暖を取るなら猫用の暖房器具を使うようにしましょう。

9.ふた

洗濯機の中に入ってふたを閉じられてしまった猫

トイレや洗濯機、乾燥機、水を張ったお風呂などのふたを開けっ放しにしておくのも、危険です。猫が溺れてしまったり、閉じ込められてしまったりする場合があります。ふたは可能な限り閉じ、猫が事故に遭わないよう、注意してあげましょう。

まとめ

お花にいたずらして花瓶を割ってしまった猫

こうやって見ていくと、意外と家の中は猫にとっての危険がたくさんあることが分かります。ですが飼い主さんが対策してあげれば、事故が防止できる物も多いので、しっかりと、対策しておきましょう!

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