猫に葛湯は大丈夫?効果や注意点

猫に葛湯は大丈夫?効果や注意点

葛粉から作ったとろみのある飲み物「葛湯」。人間には親しみ深いですが、これを猫に与えることはできるのでしょうか?またもし与えるのであれば、それに期待される効果も気になりますよね。今回は葛湯を与えるときの注意点も含めてご紹介したいと思います。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫に葛湯は大丈夫なの?

葛湯

人間の葛湯や葛粉を水で溶いて砂糖を加えて鍋で加熱し練って作る飲み物ですよね。

とろみがあることで、体を温めてくれたり「消化をしやすい」というメリットもあり離乳食や流動食、病み上がりにも活用がしやすくなっています。

結論としては「大量ではなく、胃腸が弱っていても元気があるとき」であれば与えることができるでしょう。

具体的には、胃腸にダメージはあっても元気があり、快方に向かっているときや下痢は続いていても症状が緩和されきているときです。

猫などの動物は体が冷えたりストレスなど様々なことが原因によって下痢を起こしてしまいますので一概には言えませんが、下痢をしているからと絶食をしてしまうと命に関わってしまうこともあります。

そのようなときにはまずは「動物病院を受診する」ということを一番にし、可能であれば葛湯を与えることを確認してから食べさせてあげるようにしてください。

猫に葛湯をあげる効果は?

とろみのある葛湯

葛湯は人間の離乳食や流動食、介護食や病み上がりなど様々なときに活躍をしますよね。実は葛湯の「葛」はただ水分を補給したり、体を温めてくれるだけの効果以外にも様々なことが期待されます。

それは「葛」に含まれている「イソフラボン」という成分が関係しています。

イソフラボンには「肝機能を安定、向上させる」「血圧を安定させる」「骨粗鬆症の予防になる」というメリットがあります。

猫に葛湯をあげるときの注意点

猫と餌

体を温めたり、肝機能の向上、血圧安定、骨粗鬆症の予防など様々な効果が期待できる葛湯ですが、猫に葛湯を与えるときに気をつけることはどのようなことがあるのでしょうか。

まずは動物病院へ行く

猫が快方に向かっていないときや体調不良のとき、食欲不振のときや下痢をしているときにはどのような原因によって猫の体調不良が引き起こされているのか私達には判断をすることはできません。ですからまずは、動物病院へ相談をすることを一番にしてください。

欲しがらなければ無理に与えなくて良い

猫が快方に向かっており、葛湯を与えようとすると「飲みたがらない」という猫もいます。猫にも味への偏食があり、好き嫌いがありますので欲しがらないときには無理矢理与えたりしないようにしてくださいね。

与えるときにはヤケドに注意

葛湯はとろみがあるためになかなか熱も冷めにくくなっています。もし猫に与えるときには「ヤケド」をしないように冷ましてから与えるようにしてあげてください。

おすすめのとしては「人肌くらいの温度」に冷ますことです。人間はアツアツを好みますが、猫が口や喉をヤケドをしてしまいますから少し冷ましてから与えるようにしましょう。

必ず本葛を与える

葛湯には様々なメーカーや原材料があります。
「葛湯」と謳って販売をしていても本葛以外にとろみを出すために「片栗粉」などを大量に使っていることがあります。同じとろみであっても薬効は異なりますから猫に与えるときには「本葛」を使うようにしてください。

まとめ

葛の花

猫に葛湯を与えるときには胃腸にダメージがあっても快方に向かっているときなどに与えることができます。しかし、葛湯が熱かったりするとヤケドをしてしまうこともありますので人肌に冷ますようにしてから与えるようにしてくださいね。また嫌がるときなどには無理に与えないようにしましょう。

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