猫が好きな冷たい物7つ!与える時の注意点

猫が好きな冷たい物7つ!与える時の注意点

猫は基本的には人肌程度の食べ物を好みます。その方が香りが立って食欲をそそるからです。ですが、冷たい物を口にすることも、あるのです。どんな冷たい物が、好きなのでしょう?そして与える時に気をつけた方が良い事とは?食べ物以外の冷たい物も登場します。ぜひ楽しんで行ってくださいね!

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

猫はこんな冷たい物が好き!

雪の中に埋もれる猫

意外にも、猫は冷たい物が好きなようです…。

1.氷

氷で作られた猫

夏の暑いとき限定がオススメですが、氷に興味を持ってペロペロとする猫は多いです。カチカチに固まっているとはいえ、舐めれば水になりますし、ふだんと違う様子に楽しさを感じていそう。

「にゃんじゃコレ?」と興味深々で近づく猫は多いです。ただ、舐め過ぎると冷たさで腸の働きが悪くなり、お腹を壊してしまう可能性があります。気をつけてあげてください。

2.雪

雪の中で上を見る猫の後ろ姿

猫は雪が嫌いかと思いきや、氷と同様に雪も好むようです。容器に入れた雪を置いておくと、口を近づけて食べ出します。筆者宅の猫も3匹中1匹ですが食べてました。

さすがに雪の上を歩くのは躊躇する猫が多いようですが、寒い地域に住む猫や猫の好みによっては、雪を物ともしない場合も。意外に人気がある雪、やはり食べすぎはお腹を壊してしまうので要注意。

3.アイス

アイスクリームの匂いを嗅ぐ猫

飼い主さんの食べるアイスを食べたがる猫がいます。ペロペロする姿はとっても可愛いのですが、人用のアイスは猫には毒なチョコレートが入っていたり、砂糖、脂肪分が多かったりするので、与えるのは避けましょう。どうしても猫にアイスを与えたければ、手作りしたり猫用アイスを購入したりして、食べさせてあげてください。

4.床

フローリングに寝転がる猫

ひんやりとしたフローリングなどの床に涼を求めて、横たわる猫たち…夏に良く見かける行動です。体温を逃がすため、お腹丸出しになっていることも。ご存じだとは思いますが、猫も熱中症になりますので、夏の室内温度管理には注意してあげましょう。

5.玄関タイル

タイルの上でくつろぐ猫

玄関タイルも、夏は人気スポットに。そのひんやり感が暑いときにはたまらないのでしょう。筆者宅の猫たちも、良く涼んでいます。でも玄関に寝そべられると、衛生的な面で気になります。

できれば玄関以外で、涼める場所を用意してあげると良いでしょう。筆者宅では石版を用意してみましたが、玄関近くに置いたモノはあまり使ってくれず、玄関に横たわるのは変わっていません…。玄関を使わなくて良くなるように考えます。

6.猫鍋

鍋の中でくつろぐ子猫

金属製の猫鍋を好む場合も。涼を取るのに最適です。鍋の中で丸くなって寝る愛猫の姿は、格別です!サイズによっては、2匹がぎゅっとなって寝るかもしれません。飼い主さん、至福の瞬間を目にする期待が持てます!

7.冷たくあしらう

棚に座る2匹の猫

変な行動をしている飼い主さんを冷めた目で見つめたり、本当は好きなのにそっけなくしたりと、猫は飼い主さんを冷たくあしらうのを好むことがあります。

猫としては冷たくしている訳ではないかもしれませんが、飼い主さんからすると「塩対応だ!」と感じることは多々あります。でもその冷たさがタマラナイのが、大半の猫の飼い主さんです。よね?

まとめ

雪の積もった木に座る猫

生温かいのが好きなハズなのに、なぜか冷たい物をも好む猫。やはりたまには、いつもと違う刺激が必要なのかもしれません。猫にわざわざ冷たい物を食べさせなくても良いと思いますが、猫が望むなら、量には気をつけて与えてあげても良いかもしれませんね。

猫から与えてもらう冷たさも、これまた格別の味。果たして今日は、どんなコールドプレイをしてくれるのでしょうか?猫の忠実なしもべとしては、ドキドキワクワクが、止まりません!!

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