猫と暮らすメリットや大変なこと、おすすめの家や部屋など

猫と暮らすメリットや大変なこと、おすすめの家や部屋など

猫と暮らすとどのようなメリットがあるのか、そしてどのようなデメリットがあるのか。この記事で詳しく解説していきます。また、猫と暮らす際の物件選びや、部屋作りなどについても紹介するので、これから猫と暮らすことを計画している人はぜひ参考にしてみてください。

猫と暮らすメリット6つ

何かを見つめる茶トラ

猫と暮らしていると、様々なメリットを感じることができます。例え一人暮らしだったとしても、猫と暮らすことによって、ささやかな幸せを感じられますよ。

そこで今回は、猫と暮らすメリットを6つ紹介していきます。これから猫と暮らすことを考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

寂しさがなくなる

猫と暮らすことによって、家の中が賑やかになります。飼い主さんに甘えてきてくれたり、お世話をしてあげたりといった行動が毎日の習慣になるので「一人暮らしで寂しい」「家に帰ると退屈する」といった気持ちをなくすことができますよ。猫と暮らすと、寂しさの代わりに幸せを感じられます。

責任感を持つことができる

猫と暮らすと、責任感を持つことができます。ぬいぐるみとは違って、猫は生き物ですから、餌や水の交換、猫用トイレの掃除などを毎日しっかり行わなくてはいけません。

もし、一人暮らしで猫と暮らす場合、猫が頼れるのはたった一人しかいないので「自分が何とかしなきゃ!」といった責任感を持つことができます。猫が毎日飼い主さんに幸せを与えてくれているのですから、その分猫が快適な暮らしをできるようにきちんとお世話をしましょう。

猫の姿を見て癒される

猫の姿は観察しているだけで、とても心が和みます。眠っている姿や、ごはんを食べている姿、甘えてくる姿、おもちゃで遊ぶ姿など、どれをとっても魅力的で幸せな気持ちになれるのです。

猫と暮らすと、様々な姿を毎日のように見ることができます。なので、一人暮らしで寂しい思いをすることが多い人や、ストレスが溜まりやすい人でも、猫と暮らすと穏やかな気持ちを取り戻しやすいですよ。

生活リズムが整いやすくなる

猫と暮らすと、生活リズムが整いやすい傾向にあります。というのも、猫はお腹が空いたら催促しますし、遊んでほしい時も飼い主さんにアピールしてきます。

猫の中で「毎日のルーティン」が決まっているので、飼い主さんも自然とそのルーティンに合わせるようになることが多いのです。なので、一人暮らしで生活リズムがルーズになりやすい人でも、猫と暮らすことによって、規則正しい毎日を送れるかもしれませんよ!

幸せホルモン効果

有名な話ですが、猫と触れ合っていると「オキシトシン」という幸せホルモンが分泌されることがわかっています。この幸せホルモンにもたらされる効果は様々で「ストレス解消効果」「記憶力向上効果」「協調性を高める効果」「心臓機能を正常に整える効果」が確認されています。猫と触れ合うだけでこれだけの効果が得られるのですから、猫と暮らすとさらにすごい効果が得られるのは納得ですよね。

自然治癒力を高める効果

猫は他の動物よりも治癒能力が高く、場合によっては3倍近くのスピードで回復すると言われています。この異常に高い自然治癒力の秘密は何か?実は猫の癒し効果としても名高いあのゴロゴロ音が関係していると言われています。

実際に骨折した人が猫のゴロゴロ音を聞くと通常よりも早く回復したというデータもありますし、海外で活躍する有名スポーツ選手も猫のゴロゴロ音を聞く治療で奇跡的な回復を見せたという話もあります。

さらに猫のゴロゴロ音には、血圧を下げる効果やコレステロール値を下げる効果まで確認されています。猫と暮らすと、これらの効果を余すことなく受けられるのです。

猫と暮らす上で大変なこと4つ

床でくつろぐ猫

猫と暮らすと、幸せなことや良いことだけでなく、大変なことや苦労することも発生します。しかし猫と暮らすデメリットについてきちんと把握しておけば、猫と暮らす時にトラブルが起こっても冷静に対処することができます。

なので、これから猫と暮らすことを計画している人は、ぜひ以下のデメリットにも目を通しておきましょう。

室内でいたずらすることもある

好奇心旺盛な猫や活発な性格の猫だと、人間の持ち物や食べ物に興味を持っていたずらをしたり、思いっきり暴れ回って室内を荒らしたりといった、問題行動を起こすことがあります。猫と暮らすと幸せな気分を味わえる一方で、このようなトラブルも起きやすいのです。

特に一人暮らしで猫と暮らす場合、学校や仕事で猫に留守番させる時間が多くなりがちなので、いたずらされないようにしっかり対策をしておくことが大事です。

費用がかかる

猫と暮らすということは、それだけ費用がかかるということを覚えておきましょう。毎日与えるキャットフードや猫砂は定期的に購入し続ける必要がありますし、病気や怪我をした時は、病院代やお薬代がかかります。

これから猫を飼い始めるのであれば、猫用トイレや猫用食器、キャリーバッグ、ペットケージ、猫用おもちゃなど、様々なグッズも揃えておかなくてはいけません。

特に一人暮らしや経済的に厳しい場合は、自分の生活費以外に猫のための費用が出せるかどうか、きちんと計算してから猫を飼うようにしましょう。猫との幸せな生活を継続するためには、ある程度の費用がかかるのです。

長期間の旅行に行きにくくなる

猫を暮らすと長期間のお出かけの予定を入れにくくなります。2~3泊程度でしたら猫一匹でも留守番させることができますが、それ以上の期間になってくると、猫一匹での留守番は少々危険です。

誰かと一緒に暮らしている場合は、同居人に猫のお世話をお願いできますが、一人暮らしで猫と暮らす場合は預け先(ペットホテルやペットシッターなど)を探さなくてはいけないので苦労します。

都合が悪い時でも、毎日お世話をしないといけない

具合が悪かったり、とても忙しかったりする時でも、猫のお世話は欠かせません。なぜなら、お世話をサボってしまうと、猫に大きなストレスがかかってしまうからです。

なので、猫と一緒に暮らす生活が始まったら、猫のことを家族の一員だと思って、きちんとお世話をしてあげてください。

猫と暮らすのに良いのはこんな家や部屋

キャットタワーでくつろぐ猫

猫と暮らす場合、家の間取りやインテリアなどにも気を遣う必要があります。どのような家だと、猫が快適に過ごすことができるのか、以下の項目で詳しく紹介していきます。

賃貸の場合に選ぶべき家

一人暮らしで猫と暮らす場合は、アパートやマンションといった賃貸物件に住んでいるケースが多いと思います。そのような場合は、まず「猫の飼育がOK」になっている物件かどうか、必ず確認をしましょう。

「部屋を汚されたくない」「騒音トラブルを避けてほしい」という理由から、ペットNGにしている物件も数多くあるので要注意です。猫の飼育がOKになっている物件だったとしても、猫を飼い始めたら「壁や床をできるだけ傷つけられないようにする」「騒音を立てないように気をつける」といった注意が必要です。

持家で飼う場合に選ぶべき部屋

持家で猫と暮らす場合、賃貸物件のように「壁や床を汚されないようにしよう」と注意深くなる必要はありません。ただし「持家や家具に傷をつけられたくない」と思っている場合は、ひっかき傷防止シートなどを使って保護することをおすすめします。

持家といっても、平屋や二階建て、三階建てなど様々な形がありますが、猫と暮らす場合、家の形状は基本的に何でも構いません。それよりも、猫にいたずらされない部屋作りや、猫にとって危険がない部屋作りを心がけるようにしましょう。

まとめ

鏡を見つめる猫

猫と暮らす場合、一人暮らしであっても、同居人がいる状態であっても、メリットを得ることができますし、デメリットも発生します。しかし、猫の習性をしっかり理解した上で猫と暮らすようにすれば、きっと後悔することなく、猫との幸せな生活を送ることができるでしょう。

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