猫にとって安全なハーブ4選!でも与える時は注意が必要!

猫にとって安全なハーブ4選!でも与える時は注意が必要!

飼い猫がハーブに興味を持つことはありますか?ハーブは猫にとって安全なのでしょうか。実は花と同様にハーブにも猫にとって安全なものと危険なものがあるのです。ここでは猫にとって安全なハーブと危険なハーブについてご紹介いたします。

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ハーブの効果

眠る猫

ハーブにはリラックス効果や安眠効果、食欲増進効果が期待できるものが多く存在します。疲れているときにハーブティを飲むと気分が安らぐという方もいらっしゃると思います。またハーブ特有の香りも癒されます。

猫がハーブに近づいても大丈夫?

興味津々な猫

花は種類によって(特にユリ科)は、猫が花粉や花瓶の水を飲んでしまうだけで死に至る可能性があるほど危険なものもが存在します。

では、ハーブの場合はどうなのでしょうか。ハーブにも花と同様に猫にとって安全なものと危険なものがあります。ここではまず安全なハーブ、そして次に危険なハーブの順にご紹介いたします。

猫にとって安全なハーブ

猫にとって安全なハーブは以下のようなものがあります。

1.カモミール

カモミール

カモミールは身近なハーブで、人気のあるものです。猫も楽しめる効果は以下の通りです。

  • 利尿作用
  • 口臭予防
  • リラックス効果

カモミールは比較的安全なハーブという分類にはなりますが、キク科のアレルギーのある猫が摂取することは危険ですので与えないでください。

2.ローズヒップ

ローズヒップ

ハーブティとしても楽しめるローズヒップは別名「ドッグローズ」といわれています。ビタミンCを豊富に含むローズヒップの効果は以下の通りです。

  • 抗酸化作用
  • 免疫力アップ
  • 疲労回復
  • 美肌効果

3.しそ

しそ

しそは日本を代表するハーブです。ビタミン類、βカロテンなどを含むしそには以下の効果があります。

  • 消化促進
  • 疲労回復

4.キャットニップ

キャットニップ

キャットニップは西洋またたびと呼ばれ、猫が好きなハーブのひとつです。「ネペタラクトン」という成分が猫にとって香りが良く、興奮させる作用があります。

猫にとって危険なハーブ

次にご紹介するハーブは猫にとって危険なハーブです。私たち人間にとってはとても身近なハーブで、生活に取り入れている方もいらっしゃるかもしれません。猫がいるご家庭での取り扱いは要注意です。

1.ラベンダー

ラベンダー

ラベンダーはとても人気のある植物で、リラックス効果や安眠効果があります。そのため、アロマや快眠グッズとしても幅広く取り入れられています。

人間にとってはとても身近で安らぎを与えてくれるラベンダーですが、猫にとっては非常に危険です。食べるだけではなく香りだけでも身体に悪影響を及ぼす恐れがあります。猫に与える悪影響は以下の通りです。

  • 肝臓や腎臓の組織を壊す
  • 神経過敏
  • 脱水症状からの昏睡状態
  • 低体温から運動失調に陥り、立ち上がれなくなるなど

ラベンダーはとても香りが良いものですが、猫がいるご家庭では避けたほうが良いでしょう。また、猫と暮らしている方への贈り物としても控えたほうが良いでしょう。

2.ユーカリ

ユーカリ

インテリアとしても人気が高いユーカリはラベンダーほど危険なものではありません。また、ユーカリにも複数種類が存在するため、全てが猫にとって危険というわけではありません。

しかし、中には毒性のあるユーカリも存在します。猫がいるご家庭でユーカリを取り入れる場合は、猫が誤って食べてしまわないように注意してください。

猫にハーブティは大丈夫?

警戒気味な猫

リラックス効果のあるハーブティは疲れたときに飲むと安らぎを得られるため、頻繁にハーブティを楽しむ習慣を持っている方もいらっしゃると思います。猫の中にもハーブティの香りが好きで近づいてくる猫や、実際に飲みたがる猫もいるかもしれません。

さて、猫にとってハーブティは大丈夫なものなのでしょうか。猫とハーブの関係性はまだ研究段階であり、安全が担保されているわけではありません。先に述べた比較的安全なハーブを用いたハーブティは猫がいる家庭でも飼い主さんが飲む分には問題がないので楽しめます。

また近寄ってくる程度なら差ほど心配ないでしょう。ただし、念の為誤飲には注意してください。そして、ハーブティには複数のハーブをブレンドしたものも多数存在するため飲んでしまわないよう注意が必要です。

ブレンドしたものの中には猫にとって害になるものも含まれている可能性があります。購入する際はパッケージを確認するようにしましょう。

絶対にやめて!!良かれと思ったアロマオイルが愛猫に死を招くことも

先に述べた比較的安全なハーブであってもアロマとなると事情が異なります。アロマセラピーやご家庭でアロマを炊いて香りを楽しむ方やアロママッサージを楽しむ方が使用する精油(エッセンシャルオイル)は特定の植物から抽出され、濃縮されて製造されています。

過剰に使用することは人間であっても危険が及ぶ場合があります。よく猫にアロマは危険ということを耳にすると思いますが、実際に猫にとってアロマはとても危険なものです。なぜ危険なのかは以下のような理由があります。

  • 猫は肝臓の代謝機能が人間や犬と異なる
  • 重要な解毒機能の一つである「グルクロン酸抱合」がない
  • 完全肉食動物であるため、肝臓の解毒機能も肉食に適した機能のみが残り、不必要な機能は退化した

先に述べたように精油は「植物の有機化合物が何倍にも濃縮されている」ため、これらを解毒する機能を持たない猫にとってはたとえ少量であっても中毒を起こしやすいのです。

良かれと思って猫にアロママッサージを施したり、アロマを炊く行為は死を招くほど危険なものであることを覚えておいてください。猫がいるご家庭ではアロマを使用することを控えたほうが安全です。

何か事情があり使用する場合は必ず猫が出入りしない部屋で使用し、精油が猫の体内に入らないように細心の注意を払ってください。手洗いを徹底することが大切です。

また、アロマオイルが付着したタオルは洗っても完全には除去できない場合があります。猫に使用するタオルとは別に洗濯し、誤って猫に使用しないように色や柄を分けるようにしましょう。

まとめ

台所で見守る猫

今回は猫にとって安全なハーブと危険なハーブについて紹介させていただきました。ハーブはとても身近な存在で、上手に取り入れることで人間のの生活に安らぎを与えてくれます。

人間に安らぎを与える良いものを猫にも取り入れたいという気持ちは猫を愛するひとりとしてお察しします。しかし、猫と人間は身体の造りが違うということを忘れないでください。

特にアロマは猫にとっては非常に危険なものです。大切な愛猫の命を悲しいかたちで奪ってしまわぬように気をつけましょう。ハーブティを楽しむ習慣がある方は、比較的安全なものであればその習慣を無理に辞める必要はありません。

ただし誤飲を防ぐためにもハーブティを放置してその場を去らないように気をつけましょう。