猫にチョコレートは食べさせてはいけない!食べてしまった時の対処法

猫にチョコレートは食べさせてはいけない!食べてしまった時の対処法

猫にチョコレートを食べさせる事は、あまり一般的ではないですね。そもそも猫は、チョコレートを食べるのでしょうか?そんな素朴な疑問から、果たして猫にチョコレートを食べさせても大丈夫なのか、もし食べてしまった場合はどんな事態になるのかなど、猫とチョコレートに関してのお話をしていきましょう!!

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監修:獣医師 平松育子先生

(ふくふく動物病院)

猫にチョコレートは与えてはいけない

チョコレートの詰め合わせ

猫にチョコレートを与えると中毒症状を起こすと言われているため、「与えてはいけません」。

猫がチョコレートを食べて起こる中毒

チョコレートを食べた猫
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 興奮
  • 震え
  • 痙攣

猫がチョコレートを食べて中毒が起きると、数時間以内に嘔吐や下痢、発熱、興奮、震え、痙攣など、様々な症状を引き起こします。3日以上症状が続いたり、突然死してしまう事もあります。症状の出方には個体差があり、チョコレートを多く摂っても平気な子もいれば、少量摂っただけで重篤な症状が出る子もいます。

猫がチョコレートを食べた時の対処法

病院へ連れていく

猫がチョコレートを食べた瞬間を目撃した、またはチョコレートが無くなっていることに気が付いたなら、一刻も早く病院へ連れていくようにしましょう。猫は胃の中に入っても30~1時間以内に病院へ連れていけば、吐き戻しの処置や胃を洗浄するだけという簡単な処置だけで済むかもしれません。

特にチョコレートのような体に中毒症状を与える可能性のある食べ物は、早急に治療を行うことが大切です。自己判断で様子を見たり、素人による処置よりも早急に病院へ急ぐようにしましょう。

チョコレートを吐き出させる

食べた直後であるならば、猫の舌の奥の方を綿棒で刺激すると吐き出すこともあります。ただ、猫の気管はとてもデリケートで傷つきやすく力を入れすぎたり、無理に吐き出させようと指を入れてしまうと、チョコレートによる中毒症状よりもひどい状態になる可能性もありますので、ぜひ無理はせずに病院を受診するようにしましょう。

塩水は飲ませない

猫がチョコレートを誤飲してしまった場合、塩水を飲ませることで吐き出させることができる。という、情報がネットで流れていますが、塩水を猫に飲ませるのは大変危険です。

猫にとって多量の塩分は最悪の場合、死に至る可能性もある危険な行為です。塩水を多量に飲ませることで、もしかしたらチョコレートを吐き出させて命を救うことに繋がるかもしれませんが、その行為が確実にチョコレートを吐き出させるとは言えません。塩水を飲ませている暇があるならば、一刻も早く動物病院へ急ぐか、獣医師に電話をかけて指示を仰ぐようにしましょう。

猫がチョコレートを食べて中毒になる理由

猫が中毒症状を引き起こす原因は、チョコレートの原材料のカカオに含有されている「テオブロミン」という物質です。猫は人間と違い、テオブロミンをうまく排出出来ないため、中毒症状を起こします。ミルクチョコレートよりもカカオの含有量が多い、ビター・ダークチョコレートの方がテオブロミンが多く含まれています。

焼き菓子やパンなどに使用するベーキングチョコレートや、ココアパウダーにも多くのテオブロミンが含まれています。尚、コーラやお茶にも含まれていますので、間違えても愛猫になめさせないよう、注意しましょう。カカオが含まれていないイチゴチョコレートなどでは中毒は起こりませんが、胃腸障害が起きる可能性がありますので、いずれにせよ人間の食べ物は猫には与えない方が無難です。

チョコレート以外で猫が食べると危険な物

冷蔵庫と猫

猫が食べてはいけない食べ物は、チョコレート以外にも沢山あります。タマネギは有名ですね。ネギ類に含まれる、「アリルプロビルジスルファイド」という舌を噛みそうな名前の成分が赤血球を破壊して、溶血性貧血を引き起こしてしまうのです。ネギ類を煮た煮汁も危険です。少量でも絶対に与えるのは止めましょう。

人間にとっては嗜好性の高い、コーヒーやアルコールも御法度です。コーヒーなどに含まれるカフェインは、猫が摂取すると体調不良の原因となりますし、アルコールは少量であっても、体の小さな猫は酩酊状態になってしまいますので、内臓の機能障害が起こる事があります。

また、理由ははっきりと分かっていませんが、ブドウ類も避けた方が良いようです。嘔吐や肝機能障害、最悪の場合は死亡してしまう事も。ブドウには猫が必要な成分はありませんので、特に与えなくても問題はありません。誤って愛猫が食べてしまう事のないように、注意しましょう。

その他にも、あわびやサザエ、イカ(スルメ)、生卵、生の豚肉、香辛料、アボカド、人間用の薬やサプリメント、牛乳なども与えてはいけない食べ物です。

まとめ

チョコレート

猫にチョコレートは与えない方が良い事が分かりました。チョコレート以外にも、与えない方が良い食べ物は沢山ありますが、人間用に加工された食べ物は与えない、というのが基本です。

手作りご飯やトッピングなどでキャットフード以外の食べ物を与える時には、必ず与えても良いか確認してから与えるようにしましょう。愛猫を守るため、食べ物には気を遣いますが、それも大切な飼い主の努めの一つです!お猫様にいつまでも、健康でいて貰いましょう☆

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