猫同士が喧嘩になる6つの原因

猫同士が喧嘩になる6つの原因

猫同士の喧嘩と言えば、結構激しいものがありますが、実は日頃、なるべく喧嘩しないように生きているのです。喧嘩によってケガをすると、感染症にかかったり命に関わったりすることがあるからです。それでも喧嘩になってしまう場合は、どんな原因があるのでしょうか?

猫同士の喧嘩の原因とは?

喧嘩をする二匹の猫

慎重なハズの猫同士が喧嘩してしまうのには、こんな原因がありました。

1.相性の問題

じゃれ合う二匹の子猫

どうしても相性が合わないことが原因で喧嘩になることがあります。

こればかりはどうしようもありませんが、もし飼い猫同士の相性が悪く、いつもケガをするまで喧嘩するようでしたら、別室で飼うか、どちらかに別の飼い主さんを見つけるなどして、離した方が良いかもしれません。

猫の喧嘩は、本気なのか遊びなのか判断がしづらいのですが、どちらかがお腹を見せていたり、ケガをしたりするほどではない場合なら、遊びの可能性が高いでしょう。

2.遊びが本気になってしまう

遊んでいる二匹の子猫

遊んでいたつもりなのに、ついつい火が付き、本気モードになってしまうことも。本気で喧嘩していると感じたら、おもちゃや大きな音を出すなどして、猫の気をそらすと良いでしょう。

大きな音を出すときは、できるだけ飼い主さんがやっていることに気付かれないようにしましょう。下手をすると怖いと思われ、信頼関係にヒビが入ってしまう可能性があるからです。

3.ナワバリ争い

噛み付き合っている二匹の猫

室内飼いの猫の場合はご飯がもらえるので、そこまでナワバリにこだわる必要がないという話があります。ですから、室内で飼っている猫では、ナワバリ争いをすることが少ないかもしれません。

ただ、オス猫は去勢していないとナワバリ意識が強く、他の猫が侵入することで喧嘩になる場合があります。

ニオイのキツい尿スプレーでナワバリ主張することもありますので、掃除する飼い主さんも大変な思いをするでしょう。発情期のストレスなどもありますので、繁殖させる予定がなければ去勢手術を検討するのも良いでしょう。

4.メスの取り合い

雪の中で喧嘩をする二匹の猫

去勢していないオス猫は、メスを巡って喧嘩をします。でも、喧嘩は大ケガをして命に関わることがありますので、できれば喧嘩はしたくないと思っているようです。ですので大抵は、喧嘩になる前の睨み合いの時点で、決着をつけているようです。

猫はお互いに睨み合うことで、どちらが強いかが分かるのです。睨み合いでも決着がつかない場合、どちらも引き下がらない場合はやむ負えなく喧嘩になります。ものすごい声をあげ、攻撃を仕掛けます。

5.発情期のお断りで

威嚇し合う二匹の猫

喧嘩をするのはオス同士かと思いきや、実はオス、メス同士でも喧嘩をします。発情期になったからと言って、相手が誰でも良いわけではなく、メスがお断りしたい相手のときは喧嘩に発展する場合も。特にメスが嫌がっているのにオスがしつこいときは、メスの強烈な攻撃が待っているようです。

6.勘違い

じゃれ合う二匹の子猫

猫はニオイでいろいろなことを判断していますが、例えば、同居猫が病院から帰ってきた場合、いつもと違うニオイがするので知らない猫だと思って、喧嘩になることがあるようです。

「誰だ、お前は!」といつも一緒に暮らしている猫なのに勘違いして、攻撃を仕掛けてしまうのですね。仕掛けられた方の猫は、もうビックリでしょう。

いざこざが起きないように、病院帰りの猫は家に入れる前に、猫のニオイが付いた毛布などのニオイを擦り付けておくと、良いかもしれませんね。

まとめ

じゃれあって遊ぶ二匹の子猫

喧嘩によって猫がケガをすると、深い傷を負いその後の生活に支障が出てしまうことも考えられます。できる限り猫が喧嘩する原因を取り除き、喧嘩になりそうであれば距離を置くようにするなど、飼い主は猫たちへの配慮が必要です。普段からケガをしないように気をつけてあげてください。

また、外に遊びに行く猫の場合は、猫エイズや感染症などにかかるリスクが高くなります。大切な愛猫が怪我をしない為以外にも病気を予防する為に完全室内飼いをするようにしましょう。

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