猫がいるお家で葬儀をする時は?知っておきたいマナー

猫がいるお家で葬儀をする時は?知っておきたいマナー

ご自宅でお通夜を行う際に猫がいる場合はどのような事に注意するべきでしょうか?葬儀にきて頂いたのに、不快な気持ちや迷惑をかけてしまう訳には行きませんよね。猫がいる場合の葬儀は、マナーを知っておかなければいけません。

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猫は別のお部屋で待機させよう

後ろを向く猫

人が亡くなった時に行うお通夜は、亡くなった方のご遺体を家族や親しい関係であった方々で見守る儀式の事を言います。その際に、猫がいるお家ではどのような事に配慮するべきでしょうか?

猫に亡くなった人を近づけてはいけない!?

「猫が死人を生き返らせる」などと言う伝説が残るのは、古い昔の江戸時代に始まったようです。

猫は化け猫になる、またヨーロッパでは、黒猫は魔ものなどと言われたことから、昔の人は言い伝えのように残っているようです。猫が人に愛される動物だからこそ、怪奇的な動物に描かれてしまったのでしょう。

もちろん死人が生き返ることはありませんが、化け猫は猫の体に人間の魂が入る事から「死人に猫を近づけるな」「縁起がよくない」と言う意味で受け継がれているのでしょう。同じようにヨーロッパの一部では、猫が死人を飛び越える、棺桶をまたぐ、死人に乗せると死者が吸血鬼としてよみがえるなどの伝説があるそうです。

このように、猫が化け物として言い伝えられた事により、猫に対しての恐怖心が「死人と猫は縁起がよくない」と定着したのだと思います。

祭壇のお供え物を盗み食いする

葬儀に来て頂いた方からの、お供え物は祭壇にお供えされます。もしも猫が、お供え物に手を出してしまえば大変ですよね。

葬儀中は、猫に手をかけている暇はないので、盗まれないように別の部屋にしておくのが良いでしょう。お葬式が終われば、お供え物のお菓子は片付けるようにしましょう。

ろうそくや線香で火傷、火事になる

葬儀中は亡くなった方の為の祭壇にろうそくやお線香をたきますよね。その際猫がろうそくや線香の周りをうろうろすると火事になってしまう可能性があるため危険です。

また、猫がうろうろしていても、止めにばたばた動く訳にも行きませんよね。ろうそくや線香の火が被毛について、火傷やけがをする場合もあるので葬儀中は猫を別の部屋で待機させるようにしましょう。

参列者の中には猫が嫌いな人もいる

猫を嫌がる人

葬儀に、参列して頂いた人の中には、猫が好きな人もいれば苦手な人もいるでしょう。猫アレルギーがある人もいるかもしれません。また、猫をそのまま出していれば、参列者が猫を気にして葬儀に集中出来なくなることもあるでしょう。

猫にも最期のお別れをさせてあげたい時は、お客様が帰られて家族だけになった時に会わせてあげるようにしましょう。

猫の毛が喪服に着く

猫の毛

人が亡くなった時は喪服を着ます。喪服と言えば黒い服なので、猫の毛が着くと目立ちやすいですよね。

猫が好きな人でも、お葬式中は猫に触るのを拒むと思います。人懐っこい猫なら、人に寄って行ってしまう場合もあるので、喪服を汚してしまいかねません。

猫が好き嫌いに関係なく、お葬式中に猫を自由にしておくのはよくないと言えるでしょう。床などに落ちている毛が、着くこともありますので、念の為に粘着テープなどを用意しておいた方が良いかと思います。

まとめ

上を見る猫

お葬式中に猫をどうするべきかについてご紹介いたしました。

昔の言い伝えや伝説から、今でも高齢の方は「猫を死人に近づけるといけない」と言われる人もいるようです。死人が生き返るなんて有り得ない話ですが、猫に関する伝説は数多く残っているそうです。

お葬式に猫が良くないと言う人もいれば、ただの昔話と割り切って気にされない人もいるでしょう。人それぞれの気持ちなのでなんとも言えませんが、お葬式中に猫がいると予期せぬ事故にもなります。

お供え物のお菓子や、仏壇の花などを食べたり、ろうそくや線香でやけどしたりなどの危険もあります。また、猫が苦手な人や毛が服に着くと迷惑にもなります。

どちらにしても、お葬式中に猫は別の部屋で待機してもらうのが一番よい方法だと思います。人が亡くなった時に行う儀式は地域やその方の信念により様々な形を取るかと思いますが、参列頂いた方への配慮を忘れずにしましょう。