オリエンタルはどんな猫?シャム猫やバリニーズとの違い

オリエンタルはどんな猫?シャム猫やバリニーズとの違い

スリムで優美な印象の猫のオリエンタル。オリエンタルは、シャム猫やバリニーズともよく似ていますね。オリエンタルは、シャム猫やバリニーズとどこがちがうのでしょうか。オリエンタルの特徴はどんなところでしょうか。オリエンタルをお迎えしたい場合は、どうしたらいいでしょうか。ここでは、猫のオリエンタルについてまとめました。

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猫のオリエンタルとは?

花壇とグレイのオリエンタル

オリエンタルは、シャム猫に似た猫です。それもそのはず、もともとオリエンタルはシャム猫から誕生しました。シャム猫のブリーダーたちが、ポイントのないシャム猫を誕生させようと研究した結果、猫のオリエンタルが生まれたのです。

シャム猫と区別するためにオリエンタルショートヘアと呼ばれるようになった、ポイントのないシャム猫は、1977年にCFAに公認されました。

特徴

猫のオリエンタルの特徴は、被毛以外はシャム猫と変わりません。スリムながら筋肉質なボディに、細長い手足。くさび型の頭に、大きくてとがった耳。アーモンド形のつり上がった目。

被毛の色

猫のオリエンタルは、ポイントのない白いシャム猫を誕生させようとして生まれた猫ですが、カラーは白だけでなく、チョコレート、ブラック、タビーなどがあります。カラーとパターンは豊富で、280以上あるといわれています。

オリエンタルと似た猫

シャム猫

シャム猫

シャム王朝(現タイ王国)が原産といわれているシャム猫は、古い歴史を持つ猫です。シャム猫は、身分の高い人だけが飼うことを許された猫でした。シャム猫は、ポイントカラーがあるのが特徴です。これがあるかどうかでシャム猫と認められます。オリエンタルは、シャム猫からこのポイントをなくした猫です。ですから、被毛以外の特徴はほぼ同じです。

バリニーズ

バリニーズ

バリニーズもオリエンタルとよく似ています。オリエンタルとの違いは被毛で、ポイントがあり、長毛です。

特にしっぽはふさふさしています。もともとバリニーズもシャム猫でした。それが、突然変異で長毛になった猫をバリニーズと呼ぶようになったのです。このバリニーズという名前は、猫のしなやかな動きがバリ島のダンサーのようなので、名づけられました。

オリエンタルロングヘア

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By Heikki Siltala, catza.net or www.heikkisiltala.com - [1], CC BY 3.0, Link

オリエンタルロングヘアは、オリエンタルショートヘアの被毛が長くなっただけなので、基本はオリエンタルと同じです。長毛種のオリエンタルは、突然変異によって生まれました。長毛種ですが、その中ではやや短めの被毛です。

猫のオリエンタルの飼い方

毛糸玉で遊ぶ黒のオリエンタル

猫のオリエンタルの性格

優しくて愛情深いオリエンタル。活発ですが、甘えん坊で神経質な面もあります。飼い主さんに構って欲しがることが多いです。小さな子どもや他のペットがいてもすぐに慣れて仲良くできるので、飼いやすい猫といえるでしょう。

ただ、留守番はあまり得意ではありません。留守がちな家では、寂しさからストレスをためてしまうことがあります。その場合は、多頭飼いにするなど猫のオリエンタルが寂しくない環境を整えてあげましょう。

猫のオリエンタルを飼う環境

猫のオリエンタルを飼うなら、運動ができるスペースを確保してあげましょう。運動能力が高く、活発な猫なので、体を動かすことができないとストレスをためてしまいます。

猫のオリエンタルのお手入れ

短毛なのでお手入れは楽ですが、できれば1日1回、ブラッシングをしてあげて下さい。

猫のオリエンタルがかかりやすい病気

  • 大動弁狭窄
  • アミロイド症
  • 糖尿病
  • 巨大食道症
  • リンパ腫

シャム猫の影響を大きく受けているオリエンタルは、シャム猫で多い大動弁狭窄やアミロイド症になりやすいといわれています。また、糖尿病や巨大食道症、リンパ腫などもオリエンタルが発症しやすい病気です。

猫のオリエンタルをお迎えする方法

キャリーバッグから顔を出すオリエンタル

猫のオリエンタルの価格

猫のオリエンタルを子猫で購入する場合の平均価格は、およそ20万円です。血統や被毛のカラーなどによっても変動します。

ペットショップ

欲しいオリエンタルがいたら、すぐに連れて帰れるのがペットショップです。ペットショップでオリエンタルを購入する場合、悪質なペットショップは避け、登録業者を証明する第一種動物取扱業者の掲示がされている店舗を選びましょう。子猫を衛生的な環境で飼育しているか、猫の知識があるかどうかも判断基準になります。

ブリーダーから購入する

ペットショップではなく、猫の繁殖、飼育を行っているブリーダーから直接オリエンタルを購入する方法もあります。ブリーダーから購入するメリットは、猫が生まれ育った環境や、親猫を自分で確認することができるという点です。

ブリーダーを選ぶ際は、流行によって繁殖する猫を変えるのではなく特定猫種を長く繁殖しているかどうか、飼育施設が衛生的かどうか、繁殖を終えた猫の面倒も見ているかどうかで判断するといいでしょう。

猫についての知識があるかどうかも大切です。良質なブリーダーなら、誰でも構わず売りつけることはせず、新しい飼い主が、適した飼育環境で猫をかわいがってくれるかどうかも確認してくるはずです。

里親になる

猫のオリエンタルを飼いたい場合、里親になるという方法もあります。猫のオリエンタルの里親になるには、里親募集サイトを利用したり、保健所や保護センターの譲渡会に参加するといいでしょう。

里親募集では、譲渡契約書を交わすまでに、面接審査や、実際にオリエンタルを飼ってみるトライアルがあるなど、時間はかかりますが、準備や心構えもでき、また行き場を失ったオリエンタルを救うことにもなります。

まとめ

4匹のオリエンタルの子猫

シャム猫やバリニーズとよく似た猫のオリエンタル。オリエンタルはもともとシャム猫から生まれた猫でした。

バリニーズも、長毛のシャム猫がそう呼ばれるようになったものなので、これらの猫種はよく似ているのです。違う点は被毛で、オリエンタルは、シャムからポイントをなくしています。体型は、シャム猫そのままなので、スリムで美しいのですね。

上品さの漂うオリエンタルですが、性格は甘えん坊。飼い主さんに構ってもらうのが大好きです。活発なので、飼育環境には運動ができる環境が必要です。

オリエンタルは、ペットショップやブリーダーから購入したり、里親募集に応募してお迎えすることができます。オリエンタルは、人懐こく優しい猫です。小さな子どもがいたり、他のペットがいて猫を諦めていた家庭でも飼いやすいですよ。