猫はどれぐらいの寒さなら耐えられる?お部屋の寒さ対策

猫はどれぐらいの寒さなら耐えられる?お部屋の寒さ対策

もっふもふの被毛に覆われているので、寒さに強そうなイメージの猫ですが、実際のところ、どうなのでしょう?どの程度までの寒さに、耐えることが出来るのでしょうか?そして猫の為に出来る寒さ対策とは?猫に寒い冬を快適に乗り越えて貰えるよう、チェックして行きましょう。

猫が耐えられる寒さについて

雪に埋もれて驚いた表情の猫

猫が耐えられる寒さは、その猫によって異なります。

1.健康な若い猫の場合

雪をかぶって歩く茶トラ猫

健康で若い猫の場合は、氷点下程度の寒さにも耐えられるよう。麻布大学の先生の話では、雪国の猫は雪の中も平気で遊びに行くそうです。

健康で若いうちは、野良猫も冬を越せることが多いでしょう。もちろん限度があり、氷点下以下になるとさすがに厳しいよう。

飼い猫ではそこまで寒い家に住むことはないと思いますので、健康で若ければ、それほど気にしなくてもOKです。

しかし猫は寒さに弱く、体温低下によって体調を崩す恐れもありますのでしっかり防寒対策はしましょう。

2.子猫、老猫、持病持ちの猫の場合

セーターの上で眠る子猫

子猫や老猫、持病持ちの猫の場合は、寒さに弱いことが多いです。生まれたばかりの子猫では、寒さによって低体温症となり、命を落とす危険性も。

老猫や持病持ちの猫も、温かく過ごせるように気をつけてあげなければいけません。寒さによって体調を崩し、重大な事態に陥っては大変です。

3.猫種別

雪の中で座るサイベリアン

猫種によっても寒さへの耐性が異なります。

サイベリアンなど寒い地域で暮らす猫は、氷点下以下でも生きていくことができますが、スフィンクスなど無毛の猫は、寒さには弱いので冬は特に注意が必要です。

短毛、長毛猫でも異なります。言わずもがな、長毛猫の方が比較的、寒さには強いようです。

4.体型別

青いダンベルと茶トラ猫

筋肉質でよく動く猫と、肥満の猫やあまり動かない猫を比べると、よく動く猫の方が自分でエネルギーを燃焼させて熱を生み出していますのでよく動く猫の方が寒さに強いといえますね。

猫が快適に過ごすための寒さ対策

暖房の上に乗る子猫

猫が寒い冬を快適に過ごすための寒さ対策をチェックしていきましょう!

1.毛布などを使う

毛布に入って顔だけ出す猫

いつものベッドに毛布を敷いたり、お気に入りの箱に毛布を掛けたりするだけでも寒さ対策に。

また壁や床から冷気が伝わってくるので、壁から離してベッドを置く、ベッドの下に段ボールなどを敷くのもおススメです。

2.暖房器具の導入

暖房の前のソファーでくつろぐ猫

暖房器具はたくさんありますが、猫が低温やけどや感電しないような猫用のものを準備してあげると安心です。もちろん猫が安全に使えるものであればOK!使う前に安全性をチェックしてあげましょう。

また温めすぎには注意です。冬であっても温めすぎて、熱中症になる場合も。こたつは猫に大人気のアイテムですが、マメにこたつ内の空気を入れ替えてあげないと、窒息してしまう可能性も。

暖房器具は上手に安全に使って猫の暖を確保してあげてください。

3.湿度にも注意!

リビングに置かれた加湿器とくつろぐ女性と猫

見落としがちなのが湿度です。冬はただでさえ空気が乾燥するのに、そこへ暖房で更に空気が乾きます。

乾燥していると体感として寒く感じますし、猫の皮膚に影響を及ぼすことがあります。感染症のウイルスも活発に動きやすくなりますので、室内の湿度を50%程度に保つようにしましょう。

まとめ

雪の中で寒そうなマフラーをした猫

猫によって耐えられる寒さが違います。猫の年齢や状況に合わせて、快適な温かさが異なるということです。その猫にフィットした寒さ対策をしてあげましょう!

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