保護猫2匹と運命的な出会い♡黒白タキシードの「半蔵」と耳折れの「那由多」との暮らし

保護猫2匹と運命的な出会い♡黒白タキシードの「半蔵」と耳折れの「那由多」との暮らし

自宅購入を機に猫を飼いたいと思い、毎日保護猫譲渡サイトをチェックしていました。そんなある日、近場で保護猫譲渡会の大きいイベントがあり、そのイベントが彼らと出会うきっかけとなりました。その時のお話です。

保護猫譲渡会での出会い

猫を飼ったきっかけ

幼い頃から猫を飼っていた私は結婚をして、家を買ったら猫を飼おうと決めていました。

ただ、時期としては、自宅購入から10年くらい経って、猫がどんなことをしても許せるくらい年季が入ってから。そう思ってはいたのですが、ふと見つけた子猫カフェに入店したところ、やはり可愛くて仕方ありませんでした。

膝に乗ったり、手を舐めたり。。これが自分の家の猫だったらなぁ、、、と思い、それをきっかけに保護猫譲渡サイトに登録をし、そのサイトでどんな猫がいるのか毎日チェックをしていました。

元々、夫婦揃って猫愛好家で、猫を飼うなら保護猫を貰おうと決めていました。そして、私はオス猫しか飼ったことがなかったこと、共働きということを踏まえ、オス猫を2匹。できれば兄弟、『半蔵』『那由多』その名前が似合う猫を飼うと決めていました。

特に理由はありませんが、響きが好きでその名前にすると決めていました。

保護猫譲渡会にて

保護猫サイトに登録をし、1週間ほど経った時、やはり直接見ないことには決められないと思っていたところ、自宅近くで大きい保護猫譲渡会があることを知り、参加することにしました。

そこには、本当に小さい子猫から老猫まで沢山参加していました。どの猫も可愛かったのですが、兄弟で譲渡。生後3週間の子猫に目が止まりました。この子たちを飼いたい!と夫が一目惚れ。

しかし、共働きの家庭には生後3ヶ月以上経った猫じゃないと譲渡できないと断られてしまいました。残念ではありましたが、子猫のことを思うと仕方ないことだと諦めました。

運命の出会い!

その方から「今日は参加してないけど、3ヶ月くらいで、兄弟ではないけど、仲良しだから2匹で譲渡したい子がいますよ。」と張り紙の猫を勧められました。「次の譲渡会には参加するから次の譲渡会にもきてください。」と言われて、そのままその日は帰ることにしました。

その猫は、保護主様のブログに掲載されているということだったためすぐにブログを確認しました。黒白タキシードで、靴下、顔は口の周りだけ白い猫と耳が折れたスコティッシュが混ざっているキジトラ猫。

▼「半蔵」と「那由多」▼

半蔵と那由多

私はこのこたちがいい!すぐに会いたい!かわいい!見たい!そう思い、すぐにメールで問い合わせをして、その3日後には保護主様のお宅にお邪魔していました。

譲渡会には風邪をひいてお腹を下していたことがあり不参加だったということでしたが、私達がお見合いした時は元気いっぱいでした。少し人見知りが激しいのかな?と思いましたが、すぐにゴロゴロと言いながら近寄ってきてくれてもうこの子たちしかいない。と思いました。

黒白タキシードは半蔵。耳折れは那由多。でうちの子で決定!そうして家族になりました。

オスのはずが・・・

私たち夫婦の引っ越しと一緒に子猫を迎え入れたので新居での生活を一緒に始めることができました。新しい生活も、久しぶりの猫との生活もとても楽しみしていました。家に来る前から猫グッズやねこのために必要なものはフル装備で迎え入れました。

動物病院へ

ただ、自宅に来てから2匹とも軽いくしゃみをしていました。まだ、風邪が長引いてるかもしれないと思いすぐに病院に連れて行きました。保護猫を譲渡してもらったばかりで、体調が悪そうなので連れて来たことを伝え、診察が始まりました。

那由多はメスであることが判明

すると、先生が焦り始め、「体調は大丈夫そうですが、この子はオスと言われてますか?那由多ちゃんはメスですよ。」と先生に言われたのです。そして、別の先生も確認をして下さり同じようにメスだということを伝え去って行きました。

たしかに、前日に体を触ったりしている時に、おしりのフォルムが半蔵とも今まで見てきたオス猫とも違う気がしていました。そして、そのことを思い出しながら私はもうこの子は飼えないのでは思いました。

というのも共働きのため、外出時間が長く、猫を1匹でお留守番させることが可哀想なので、同じ性別で2匹譲渡してもらったのです。それなのに、避妊手術が終わるまで、別々にしないといけない、となるとそれまではどうしたらいいのか・・と思い保護主様に返したほうがいいのでは・・・と思いました。

しかし、夫はこの子たちにメロメロ。返すなんて考えられない。と言って少しだけ喧嘩のようになってしまいました。ただ、一度貰ってしまったこと、最初にこの子たちに会った時のことを考えると、私も返すことなんてできませんでした。

解決策

結論としては、那由多の方が少し早く生まれていることがわかったため、先に避妊手術をおこなえば、同じケージで生活をしていても問題ないということでした。それには安堵し、しっかりと受け入れることを決めました。

夫は終始「この子たちを飼う。逆にメスなのにオスとしてウチに来たんだから運命だ!」と言っていたことにも私としては救われました。保護猫だと小さいときに保護されて、先生が性別を間違えてしまうことも稀にあるそうです。

ペットショップと違い、売り物ではないのでそういうハプニングもあることを知りました。最初は驚き、焦りましたが特に大きい問題ではなく済んだので私は保護猫をもらったことは良かったと思っています。

2匹の猫との暮らしは毎日が幸せ

那由多と半蔵を飼ってから本当に毎日が幸せです。

もちろん風邪を引いたり、世話という面では大変なことも多くありますが、それ以上に生活の質が上がりました。毎日、大好きだよー。と伝えると、彼らもゴロゴロと寄ってきて一緒に寝てくれます。

ケージに居る2匹

生活が全て猫中心になりましたが、本当に毎日、幸せをもらっているのでそれは全く苦ではないです。

まだ家族になって1ヶ月

譲渡してもらってまだ、1ヶ月と日が浅いので特に大きく変わったことはありませんが、子猫の成長には本当に驚いています。まだまだ小さいと思っていたのですが1ヶ月で1キロも重くなりどんどん成長しています。

風邪や皮膚の病気が治っていませんが、すくすく成長していることに嬉しさしかありません。早く半蔵の去勢をし、仕事中のケージ生活を卒業させてあげたいです。

眠る2匹

また、最初はべったりだった2匹ですが最近では半蔵の片思いが始まっています。

まとめ

猫は気まぐれな生き物です。自分の思い通りにいかないことは多くあります。しかし、愛情を注げば必ず懐いてくれ、いつも一緒にいてくれるようになります。

猫好きなら生活が豊かになることは間違いないありません。そして、もし猫を飼おうと思っているのであればできれば保護猫譲渡会にまず足を運んでください。

たくさんの猫が家族になってくれる人を探しています。ハプニングはありますが、それは運命的な出来事でいい思い出にもなります。ぜひ、保護猫を譲渡してもらうことをお勧めします。

私たちもしっかりとこの子たちに愛情を注いで生涯一緒に共にします。

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