節分の柊鰯で使った「イワシやめざし」は猫に与えても良い?

節分の柊鰯で使った「イワシやめざし」は猫に与えても良い?

節分になると、イワシや目刺しを食べたり、頭を柊の枝に刺して飾る柊鰯の風習がありますよね。しかし、だからと言って猫にイワシや目刺し与えるのはいいのでしょうか?今回はその理由などについてご紹介します。

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猫に味付けをしていないイワシを少量ならOK!

柊鰯

柊鰯を作る時は、イワシの頭部分を柊に刺して飾りますよね。この時残った身の部分は猫に与えても良いのでしょうか?答えは味付けをして無い状態の物を少しなら大丈夫です。

イワシ等の青魚を猫が大量に接種すると、体内の脂肪が酸化してしまい、黄色脂肪症という病気になってしまいます。ほんの一口であれば問題無いですが、子猫や老猫、病気中の猫には与えないようにしましょう。

同じイワシでも猫に目刺しはNG!

目刺し

目刺しって美味しいので、晩酌中など、つい欲しがる猫に与えてしまいそうになることもあるかもしれません。

しかし猫にとって目刺しは食べさせない方が良いということをご存知でしょうか。その理由なども含めてご紹介させていただきます。

塩分の摂りすぎになるため良くない

テーブルを見る猫

目刺しは、「ウルメイワシ」や、「カタクチイワシ」を塩漬けしていることがほとんどです。

そういったものを猫に食べさせてしまうとマグネシウムやリンなどの「ミネラル」の過剰摂取になってしまいます。

病気になる可能性もある

目を覆う猫

塩漬けをしたものを食べて塩分を摂りすぎてしまうと、猫の血圧が上がり、高血圧になり心臓に負担がかかってしまうこと、「腎不全」になってしまうこともあります。

腎不全になってしまうと、治療をしても完治させることはできませんので、1つくらいと思っていても、きちんと猫の健康を考えてあげなくてはいけません。

命にも関わることもある

見つめる猫

猫が目刺しを食べることは、少量であれば、すぐには何ともない可能性もありますが、「尿路結石症」を誘発してしまうので、既に発症している猫の場合は、命にも関わることもあります。

やはり、猫の健康を思うと目刺しは絶対食べさせるべきではないでしょう。

猫が目刺しを食べてしまったら?

病院で聴診器を当てられる猫

猫が人間の食べ物を食べてしまうと塩分の摂りすぎになってしまうことや、中毒症状を引き起こす食べ物もあるので、食べてしまうことがないよう、冷蔵庫や棚にしまうことが一番大切ですが、ふと気づいたときに、うっかり食べてしまっていることもあるかもしれません。

では、目刺しを食べてしまったときには、どうすれば良いのでしょうか。ご紹介させていただきます。

まずは猫の様子見をする

猫がもし、少量の目刺しを食べてしまったときは、まず「健康状態に異常がないか」、しばらく様子を見るようにしましょう。そのまま、食欲もトイレの回数も変わらず、元気であれば大丈夫でしょう。

ただし大量の目刺しを食べてしまったときには、猫が何ともなくても、病院へ連れて行くようにしてください。

猫に何かあればすぐ病院へ連れて行く

猫が目刺しを食べてしまったときに、例えば、嘔吐や下痢、食欲不振などの症状が出れば、

  • 食べた量
  • 食べた時間
  • 食べた現物

などを持って、動物病院へすぐ連れて行くようにしてください。

たとえ少量であっても猫の状態で気になることがあれば、そのときはそのまま放置せずに、早めに病院へ連れて行ってあげてくださいね。

節分にイワシを飾るのはどうして?

目刺し

地域によって、節分ではすることや食べるものも異なりますが、節分にイワシを飾る意味とは何なのでしょう?

イワシには

  • 卑し(いやし)
  • 弱し(よわし)

ということが語源となっています。これは、卑しい弱いイワシを飾って、悪い気である「陰気を消し去る」という魔除けの意味があります。

なぜそれが節分なのかと言うと、節分の翌日は立春でもあり、旧暦ではその日が「元日」に当たりました。元日で新しい年を迎える前の日、「節分」に無病息災を祈って目刺しを飾ったのです。

また語源だけでなく、その臭いからも「魔除けの効果がある」とも言われているんですよ。

まとめ

テーブルと白い猫

節分の日の魔除けで使われるイワシですが、味付けをしていない物であれば大丈夫です。しかし量に注意しましょう。また、同じイワシでも猫にとって目刺しは体に良くありません。なぜならマグネシウムやリンなどの、「塩分の摂りすぎ」になってしまうからです。

塩分を摂りすぎてしまうと血圧が上がり、心臓に負担をかけてしまうことがあり、「腎不全」を引き起こしてしまう可能性もあります。

これらのようなことを踏まえると、猫が欲しがっても「目刺し」は与えない方が良いといえますね。