猫とライオン5つの似てる所、4つの違う所

猫とライオン5つの似てる所、4つの違う所

猫とライオンは同じネコ科ですが、似てる所と違う所があります。では、猫とライオンはどのような類似点や相違点があるのでしょうか。今回は「猫とライオン5つの似てる所、4つの違う所」についてご紹介させていただきます。

猫とライオンの5つの似てる所

子猫とライオン

猫とライオンの似てる所はどのようなものがあるのでしょうか。
猫はペットとして飼うことができ、ライオンは大型で狂暴なイメージですが、よくよく観察していると似てる所がたくさんあります。
そこでここでは、猫とライオンの似てる所についてご紹介させていただきます。

猫とライオンの似てる所は夜行性だということ

猫とライオンの似てる所は「夜行性」だということです。猫とライオンはどちらも夕方になってから行動はじめ、夜になると活発に動き始めます。

ライオンは夜に狩猟をし補食することもよくあります。
猫は室内飼いだと狩猟などはできませんが、外国ではネズミ取りとして飼育されることもよくあります。

また、自宅で猫を飼っていると夜中に活発に走り回ることもありますよね。これはライオンと同じで、狩猟をしているつもりで活発に動き回っていると言われています。
これらを踏まえると猫とライオンは同じ猫科で夜行性というところは似てる所ですね。

猫とライオンの似てる所は狭いところや箱が大好きということ

猫とライオンの似てる所は「狭いところや箱が大好き」ということです。
猫はキャットハウスや段ボール箱など箱や入れものに入るのが大好きですよね。猫とライオンはどちらも箱などに入るのが好きで「リラックスすることができる」と言われています。

猫とライオンの似てる所は香箱座りをすること

猫とライオンの似てる所は「香箱座りをする」ということです。
香箱座りはライオンや猫などのネコ科がする、座る方法の1つです。前足を器用に胸毛の奥へ折り畳んでしまうような座り方です。

こちらの座り方をすると猫もライオンも安定感がありリラックスすることかできるようです。ライオンが香箱座りをしているのを見ていると猫みたいに見えてきて、とても可愛らしいですよ。

猫とライオンの似てる所は肉を食べるということ

猫とライオンの似てる所は「肉を食べる」ということです。
猫も自宅でチキンなどが主原料になっているものなど、肉類を食べますよね。一方ライオンも狩りをして動物の獲物を捕まえて食べます。

また、猫をたくさん飼っていると餌を取り合いする姿も見られますが、ライオンも同様に獲物を横取りして喧嘩をすることがあります。

猫とライオンの似てる所は昼寝の時間が長いということ

猫とライオンの似てる所は「昼寝の時間が長い」ということです。猫とライオンはどちらも夜行性で夕方になると活発に動き出しますが、日中はほとんど昼寝をして過ごしています。
これらは、

  • 無駄に疲れないようにするため
  • お腹がすいてしまわないようにするため

など、体力を温存させるために猫とライオンはたくさん寝て過ごします。

猫とライオンの4つの違う所

猫とライオンの陰

猫とライオンの違う所はどのようなところがあるのでしょうか。
猫とライオンは同じネコ科でも、よく観察してみると意外なことに違いもたくさんあります。そこでここでは、猫とライオンの違う所についてご紹介させていただきます。

猫とライオンの違う所としてライオンは群れになるということ

猫とライオンの違う所として「ライオンは群れになる」ということです。

猫は一匹で行動をし、特に兄弟やたくさんの猫といても群れることはあまりありません。
しかしライオンは群れになって暮らすところが特徴です。また、ライオンは仲間意識も強いので狩りをするときにも連携して獲物を捕まえます。

猫とライオンの違う所としてライオンは体の大きさが異なるということ

猫とライオンの違う所としてライオンは「体の大きさが異なる」ということです。
こちらは一目瞭然、どなたでも見当がつきますが、猫は小さく、ライオンの方が非常に大きいです。

これは猫とライオンの基本的な体の構造は同じなのですが、大きさのみが異なります。それにより、どちらも脚力に優れ、猫は木登りや高いところに登るのが得意で、ライオンは足がとても速いのです。

猫とライオンの違う所としてライオンは被毛が違うということ

猫とライオンの違う所として「ライオンは被毛が違う」ということです。ライオンはどんなものであっても茶色で、似たような被毛をしています。
一方で猫は、品種によっても異なり

  • 被毛の長さ
  • 被毛の質
  • 被毛のカラー
  • 被毛の柄

など様々な種類がいます。

猫とライオンの違う所としてライオンは鳴き声が違うということ

猫とライオンの違う所としてライオンは「鳴き声が違う」ということです。

猫は「ニャオーン」と可愛らしい声で鳴き、怒ったときには「シャー!」と鳴きますよね。一方でライオンは威嚇しているときに「シャー!」とは鳴かず、大きな声で吠えます。

猫は野生に生息していたときに蛇が天敵であったので、蛇のシャーという声を真似するようになったと言われています。

猫とライオンは同じネコ科

鏡にうつるライオンと猫

猫とライオンは同じネコ科ですよね。では、どうして現代ではこのように大きさや暮らしが異なるのでしょうか。

ここでは、猫とライオンは同じネコ科なのですが生態が分かれた経緯についてご紹介させていただきます。

猫の祖先が誕生したのはおおよそ6500万年前

猫だけでなく犬も含まれますが、これらの動物の祖先が誕生したのは「ミアキス」だと言われています。この時にはライオンなどとは全く姿も異なり、イタチのようなとても小さな動物でした。

800万年前に大型の肉歯類が絶滅

原因は不明なのですが、おおよそ800万年前に大型の肉歯類が絶滅し、ミアキスの進化した「ネコ目」が食物連鎖の頂点になります。

ついに猫とライオンが枝分かれをする

ミアキスは後に

  • アシカ

などに枝分かれをしていきます。
そしてミアキスが進化した「プロアイルルス」が現在のネコ科に関係をしています。

プロアイルルスは2500万年ほど前に最古のネコ科でした。そして1800万年前にライオンにつながる、ヒョウの先祖である「シザイルルス」が誕生し、同じネコ科でも大きさや生態が異なるようになったのです。
元をたどれば祖先には多少違いがあるようです。

まとめ

ライオンの影とキジ猫

猫とライオンは同じネコ科の動物です。
座り方や食事方法、狩猟本能や行動を見ていると「どちらも同じネコ科だな」と感じることができますね。
しかし、意外にも

  • 群れになるか否か
  • 大きさ
  • 被毛
  • 鳴き声

を考えてみるとライオンと猫は違う所もたくさんあるようです。
しかしライオンと猫はどちらも可愛らしい動物ですね。また他の類似点や相違点を探してみてくださいね。

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