アドボケートを猫に使用した時の効果と使い方

アドボケートを猫に使用した時の効果と使い方

猫ちゃんの内外部寄生虫薬といえば、有名なのはレボリューションやフロントラインですよね。そんな「猫のフィラリア用お薬」に、アドボケートという新薬が登場しました。レボリューションやフロントラインとの違いは何なのか等、アドボケートに関する情報についてご紹介していきたいと思います!

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猫のアドボケートとは?

薬をつける猫

まず「アドボケート」という名前、初めて耳にする方も多いのではないでしょうか。
猫のアドボケートとは一体どんなものなのでしょう?

新しい内外部寄生虫薬

猫ちゃんに使う内外部寄生虫薬といえば、レボリューションやフロントラインなどが有名ですよね。

アドボケートは、このレボリューションやフロントラインといった内外部寄生虫薬の新薬で、マダニには効かないといった性能などは、人気のレボリューションに似たところがあります。

駆除できる寄生虫の種類が多い

レボリューションを含め、他の商品とアドボケートが違うのは、適応外使用で駆除できる寄生虫を含めれば、猫の他の内外部寄生虫薬よりもアドボケートの方が、より多くの種類の寄生虫を駆除することが可能だということです。

成分

アドボケートの主成分は「イミダクロプリド」と「モキシデクチン」が配合されてできたもので、イミダクロプリドは猫のノミに、モキシデクチンは猫のフィラリア予防や回虫、鉤虫、ミミヒゼンダニの駆除に有効な成分となっています。

値段

アドボケートは病院やネット販売など、入手場所により多少値段のばらつきは出ると思いますが、およそ1000~3000円で、レボリューションと比べてもそこまで値段の差はないようです。

アドボケートを猫に使用した時の効果

ノミの被害にあう猫

アドボケートの特徴は、猫に速く効く、長く効く、深く効く、広く効くの4つです。

速く効く ~ノミ~

アドボケートを猫に使用後、3~5分でノミの吸血を止め、更に20分後には幼虫、成虫を完全に死滅させます。

長く効く ~フィラリア~

アドボケート投薬から1か月間効果が持続するので、猫のフィラリア予防としても安心です。
蚊の発生の1か月前にはアドボケートを投与しましょう。

深く効く ~回虫・鉤虫~

猫のお腹に寄生する回虫や鉤虫の成虫はもちろん、未成熟虫や幼虫にもアドボケートは効果を発揮してくれます。さらにアドボケート投薬後、90分を過ぎれば、水濡れしても効果は薄れないことが分かっています。

広く効く ~ミミヒゼンダニ~

今のところ承認されているのは猫のミミヒゼンダニのみですが、アドボケートは広く効くことにより、およそ98%以上の高い駆除効果が期待できます。アドボケートを数か月継続投与で、猫のニキビダニにも効果を得ることが可能です。

適応外使用を含めればシラミ、アラカスなどの寄生虫にも使える

アドボケートが海外、日本ともに承認されているのはノミ、フィラリア、回虫、鉤虫、ミミヒゼンダニなどですが、他にも猫のシラミ、アラカスなども適応外使用できる、つまりアドボケートは“日本では承認されていないけれど海外では承認されているもの”もあります。

猫にアドボケートを使う方法

薬を垂らされる猫

使い方はとっても簡単

アドボケートは「小型猫用」と「大型猫用」の二種ありますが、使い方はどちらも同じで、スポットオンタイプなので、猫の毛をかき分けて背甲骨の間の皮膚にアドボケートの液を垂らすのみです。 アドボケートは基本的に猫ちゃんが舐められない場所に垂らす、と思っていただければ良いかと思います。

多頭飼いで猫がアドボケートを舐め合ってしまいそうであれば、少しの間だけ術後服のようにアドボケート投薬部分を覆って、舐められないような工夫をすると良いかもしれません。

猫にアドボケートを使う時の注意点

親子の猫

年齢と妊娠中、母乳育児中の母猫には使わない

生後9週以降、体重1kg以上の猫ちゃんであれば、アドボケートは子猫でも使用可能です。
ただし妊娠中の猫ちゃんや、授乳期の母猫ちゃんにはアドボケートは使用不可ですので、誤って使ってしまわないように注意してください。

副作用について

アドボケートの副作用は猫にほとんどないですが、痒みや紅斑が現れることや、一時的に嘔吐、食欲不振、興奮といった症状が起きることがあります。

もし舐めてしまったら

万が一、アドボケート投与部分を猫が舐めてしまったら、稀に運動失調、眼の異変、呼吸の乱れなどが現れることがあります。
アドボケートの副作用と含め、もし猫に異常が見られたら、速やかに獣医師さんに猫を診てもらうようにしましょう。

まとめ

薬が効いてくつろぐ猫

猫の内外部寄生虫薬の新薬、アドボケートについてご紹介させていただきました。
既に猫のフィラリア予防のお薬として、獣医師さんからアドボケートをおススメされた飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんね。

今までは猫にレボリューションやフロントラインを使っていた方は、アドボケートってどうなのかな?乗り換えるべきかな?と少し気になるところだと思います。

アドボケートは今までの内外部寄生虫薬と比べても値段の差はそれほどなく、さらに猫に駆除できる種類もぐんと増えるので、特にお外へパトロールに出る猫ちゃんにはおススメなお薬だと思います。

逆に完全室内飼いの猫ちゃんで今まではレボリューションを問題なく使っていた、という子ならばアドボケートに無理に換えることもないかと思います。

ご自宅の猫ちゃんに合わせながらアドボケートの使用を検討されてみてはいかがでしょうか。

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