パンダは猫の仲間?中国語で「大熊猫」と書く理由とは

パンダは猫の仲間?中国語で「大熊猫」と書く理由とは

中国語で「大熊猫」と書くパンダは、猫の仲間なのでしょうか?猫に似ているパンダなのか、クマとネコを足してこんな漢字になったのか?もしかすると根拠がないのか?パンダを大熊猫と書く理由やパンダの生態についてまとめました。

1610view

パンダは猫の仲間なのか

笹を食べているパンダ

大きく見ればパンダは猫の仲間

パンダは、ネコ科ではなくネコ目(食肉目)と言う、クマ科に分類されます。
ネコ目とは、肉食動物を指し大きく分けると猫、犬、熊、アザラシ、イタチ、キツネ等が含まれます。

パンダは猫より犬の方が近い

しかし、猫よりも犬の方がどちらかと言えば似ていると言うのです。
動物を分類するときには、歯の構造や骨格などから判断するようです。パンダには犬歯が、上下2本あり、犬に近い構造から、犬の仲間の方が近いと言われるのです。

また、パンダが属するクマ科は、イヌ亜目に属するため、猫よりかは犬の方が近いと言うことになります。

パンダが中国語で「大熊猫」と書く理由

こちらを見つめる白黒猫

「大熊猫」と書くのは、パンダが猫のように見えることから中国では、雰囲気も用いて「大熊猫」と書かれているようです。

「大熊猫」の名前の由来

大きな熊みたいな猫から来ているそうです。
中国語でジャイアントパンダを【ターシオンマオ】=大熊猫と言います。
簡単に言えば、ジャイアントパンダを「大熊猫」レッサーパンダを「小熊猫」と言うようです。

「熊猫」「猫熊」の違い

パンダを「熊猫」と書きますが、訳すと熊のような猫になります。
正しいのは「猫熊」ではないのでしょうか?

本来、熊猫ではなく猫熊と表記されていました。
しかし中国で、言葉を逆に右から読んだことから表記が、「熊猫」となったようです。
なので、正式名称はジャイアントパンダを「大猫熊」としますが、中国では「大熊猫」と言う方が一般的な読み方になっているようです。
読み方は違っても、言葉の意味は同じということです。

パンダと熊の学術的な分類

緑の中のレッサーパンダ

パンダには、「ジャイアントパンダ」「レッサーパンダ」がいます。
同じネコ目ではありますが、学術的な分類によるとレッサーパンダを、『レッサーパンダ科』ジャイアントパンダを、『クマ科』と言うようです。

ホッキョクグマ、ビグマの熊は『クマ科』、アライグマは『アライグマ科』に分類されています。分類は、ネコ目とされていても「科」が変わってくるのが、ややこしいですね。

一方、ジャイアントパンダはクマ科よりもアライグマ科に近い特徴があると言われています。
パンダがパンダ科、アライグマ科、クマ科のどれに属するかを長い年数にわたり論議された研究の結果、クマ科に分類されたそうです。

学術的に大きい新種をパンダと呼ぶ

人間がパンダと言うのは、ジャイアントパンダのことを言います。
学術的に先に発見されたのは、レッサーパンダです。
そのときは、レッサーパンダをパンダと呼んでいました。

その後に発見されたのが、ジャイアントパンダでした。どちらもパンダなのですが、体格の違いから大きい方をパンダと呼ぶようになりました。ジャイアントはでかい、大きいに比べてレッサーは、より小さい、小型のと言う意味合いから付けられました。

ジャイアントパンダの特徴

  • 体調120~150cm
  • 全長170cm
  • オスの体重およそ150kg メスの体重およそ120kg
  • 白黒模様で毛質は硬く脂ぎっている
  • 物を掴むことができる謎の第6の指がある
  • 寿命およそ26年~34年

レッサーパンダの特徴

  • 体調50~64cm
  • 全長約120cm
  • 体重3~6kg
  • 別名アカパンダ
  • 毛色は赤と黒系で、耳と口回りは白、尻尾は赤褐色の縞模様が入っている
  • 毛質は長く柔らかい
  • 寿命およそ10年

性格は、どちらも凶暴さと攻撃的な気性の荒い一面があると言います。

パンダは猫の仲間?パンダについてのまとめ

木登りをする子供のパンダ

パンダが「大熊猫」と書く理由について、パンダは、クマ科とレッサーパンダ科があると言うことです。中国ではパンダを「熊猫」としますが、本来は「猫熊」と言われていたと言うことです。

最初に発見されたレッサーパンダをパンダとしていたのは、体格がまだ大きくなると予想されていたこともあります。
レッサーパンダが大きくなると、ジャイアントパンダになると信じている人もいたそうです。

また、今でも熊ではなく、猫の仲間として勘違いしている中国人もいるそうです。
レッサーパンダは、見た目は可愛いく穏やかそうに見えますが、気の強い性格です。

パンダの生態から威嚇を見せることや、単独で縄張りを持つことや、肉食系であること、夜中になると活発になる所を見るとネコ科の部分を持っているのかもしれないと思います。

ジャイアントパンダの見た目のどっしりとした体格はどう見ても熊にしか見えないのは確かですね。レッサーパンダをレッサーパンダ科としていますが、体格などからアライグマ科、イタチ科ではないかと言う噂もあります。

パンダでも、大小あり、今ではパンダと言われるのはジャイアントパンダだけです。

余談ですが、ジャイアントパンダの目は、タレ目で大きく愛らしく見えると思います。
この顔にある黒の模様が、パンダの可愛い顔を作っていたようです。

目にあるこの黒縁があるのとないのとでは、顔の印象が変わるのです。ちなみに、目の周りの黒い縁をとるとホッキョクグマにそっくりだそうです。