猫と犬が喧嘩したら?対処法3つ

猫と犬が喧嘩したら?対処法3つ

猫と犬を一緒に飼っている家の場合、万が一のことも考えて、両者が喧嘩した時に備える必要があります。もし、猫と犬が喧嘩をしたらどうすればよいのか、この記事で詳しく紹介していきます。

猫と犬を一緒に飼っているお家は多い

寝転んでいる猫と犬

昔よりもペットを飼う家庭が増えているこの頃、犬と猫のどっちも好きで、両方を一緒に飼っているお宅も増えてきました。「犬と猫」といえば「仲が悪い」というイメージを持っている方もいますが、犬と猫の相性によっては喧嘩することなく、仲良く過ごせるケースも多いです。

ですが、もちろんその反対のケースだってあります。相性が悪いせいでしょっちゅう喧嘩をする犬と猫もいますし、日頃は仲が良くてもちょっとしたことがキッカケで大喧嘩をすることもあるのです。そこで、今回は犬と猫が喧嘩した時の対処法について、詳しく紹介します。

猫と犬が喧嘩したらどうすればよい?

威嚇する猫と犬

猫と犬が喧嘩した時、飼い主さんとしてはとてもハラハラしますが冷静になって以下のような行動をとりましょう。

1.まずは二匹の様子を見る

喧嘩というよりも、じゃれ合いに近いような軽い喧嘩であれば、二匹の様子をそっと見守りましょう。お互い甘嚙みをしているようだったり、軽い猫パンチを繰り出している程度であれば、お互いに遊んでいる可能性もあるため、そこまで大げさに心配する必要はありません。しかし、はじめは軽いじゃれ合いだったのに、いつの間にか本気モードの大喧嘩に発展することもあるため、二匹のじゃれ合いが終わるまで目を離さないようにしましょう。

2.本気で喧嘩しそうであればお互いを離す

もし、本気で喧嘩は始まった時はお互いを離しましょう。しかし、下手に間に入ってしまうと両者をさらに刺激しかねないですし、飼い主さんも噛みつかれたり引っかかれたりする可能性があります。そのため、比較的気分が落ち着いている方を抱っこするなどして、隔離する方法をおすすめします。犬が興奮状態にある場合は猫を、猫が興奮状態にある場合は犬を別の部屋などに連れていき、その場から立ち去らせましょう。

3.大きい音を立てて二匹の気を引く

もし、両者が興奮状態になってしまっていて、仲裁に入るのが難しそうな場合は、大きな音を立てて二匹の気を引いてみましょう。猫も犬も、人間と比較をするとはるかに聴覚が優れていて、音に対しては非常に敏感なため、大きな音を立てることによってそちらに集中させることができます。また、もし効き目があるようなら、猫や犬の名前を呼ぶ方法もおすすめです。「こら!○○ちゃん、喧嘩しない!」と大きな声で犬や猫の名前をよんで、喧嘩を仲裁しましょう。

猫と犬が喧嘩しないための工夫

じゃれ合う猫と犬

いざという時は喧嘩を仲裁して止める必要がありますが、できることなら日頃から喧嘩をしないような環境にしておくことが一番好ましいです。そのため、猫と犬を一緒に飼っている場合は日頃から以下のような点に気を配っておきましょう。

ちょっかいを出さないように十分遊んであげる

猫と犬が喧嘩になる原因としてよくあるパターンが、一方がしつこくちょっかいを出したせいで、もう片方がうざったいと感じてしまい、そこから喧嘩に発展するというものです。そのような事態を避ける対策としておすすめなのが、犬と猫のどちらにも十分にかまってあげるという方法です。他の動物に対してちょっかいを出すということは、遊び足りないせいで欲求不満になっている可能性があります。そのため、猫用おもちゃや犬用おもちゃなどを使ってこまめに遊んであげましょう。

もし、頻繁ににかまっている暇がないという場合は、猫が好きなおもちゃや犬が好きなおもちゃなどを常にそばに置いてあげるのもおすすめです。ただし、おもちゃを出しっぱなしにする場合は、誤飲したり引っかかったりする心配がないものを選んで出しておきましょう。

逃げる場所を作ってあげる

どんなに仲がよくても、喧嘩する可能性はゼロではありません。そのため、万が一の時に備えて、猫だけが入り込める場所や犬だけが入り込める場所などを作っておき、避難場所を設けておきましょう。避難場所を日頃から作っておけば、飼い主さんが留守中の時などに喧嘩した場合でも、最悪の状態を避けられる可能性が高くなります。

まとめ

向かい合う猫と犬

犬と猫の喧嘩がいつ起きるかについて、人間は完璧に把握することができません。なので、喧嘩が起きた時のことも想定した環境を家の中に作っておきましょう。また、二匹が喧嘩をしてしまった時は飼い主さんが冷静になって、喧嘩を仲裁しましょう。

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