猫は後ろ向きに歩く事が出来る?

猫は後ろ向きに歩く事が出来る?

猫ちゃんは運動神経がよく、体も柔らかいため様々な行動や仕草を見せてくれますよね。しかし、そんな中で疑問に思うのが猫は後ろ向きで歩くことができるのかということです。普段の生活で後ろ向きに歩く姿はあまり見ませんが果たして?

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猫は後ろ向きに歩くことは可能

外で暮らす猫

結論からうと猫は後ろ向きに歩くことは可能ではありますが、決して得意というわけではありません。通常なら猫ちゃんは前に向かって歩いたり走ったりするのが得意ですし、体の構造的にも後ろ歩きをするようには作られていませんので、素早く動くこともできません。そのため、後ろに戻る時はバックをせずに、方向転換をするほうが早く行動できます。それにも関わらず、方向転換をせずに後ろ向きに歩くということはそれなりに理由があるということが考えられます。

猫が後ろ向きに歩く理由

袋の中に入った猫

方向転換できない

猫は狭いところがあると本能的に入ってしまいます。そんな狭い空間に入ったはいいものの、進んだ先は行き止まりでさらに方向転換もできない場合、仕方なく後ろ向きに歩いて脱出を試みるのです。狭い筒状の物や、袋状の物に入っているときなんかにもよくみられる光景ですよね。

視界を遮るものを取りたい

頭にかぶって取れなくなった袋を取るために、必死に後ろ向きに歩く猫の姿を見たことはありませんか?あれは、視界を遮っているものを取るために後ろ向きに歩いて何とか抜け出そうとしている、猫の本能のような行動なのです。エリザベスカラーをつけられた猫が後ろ向きで歩くのも同じ理由です。しかし、猫は真後ろを見ることはできませんので後ろにある壁に気付かずぶつかってしまうこともしばしば。

ちなみに我が家の愛猫も初めてエリザベスカラーをつけた時は、こんな感じでずっと後ろ歩きをしていました。そして、壁に激突して固まるということをエリザベスカラーが外れるまで行っていました。

体に付いたテープなどを取りたいとき

猫は体に何かが付くのを非常に嫌います。例えばテープやシールといった粘着性のものや、ゴミや何かの液体といったものなど。その体に付いたテープなどが、自分の手や口で取れるところならいいのですが自分では届かない場所についてしまった場合、パニックになって後ろ向きに歩いたり暴れたりして何とか取ろうともがくのです。我が家の猫も、コロコロの粘着テープが誤ってついてしまったらしく取ろうと必死に後ろ向きに歩く愛猫の姿に癒されたことがあります。

恐怖で後ずさりをする

後ろ向きに歩く行動の中でも、態勢を低くして後ろ向きに歩いている場合は恐怖で目の前の物から目が離せず後ずさりをしていることが考えられます。行く手に怖そうな猫がいた、苦手な人間がいた、恐怖を感じるような対象がいたなど、行く手に恐怖の対象がいた場合は、ソッと後ずさりをして距離を取ってから一目散に逃げる、まさに後ずさりのような行動をするのです。猫にとっては必死の行動なのですが、はたから見ている者としては非常にシュールで笑える光景でもあります。

猫が後ろ向きに歩くときは病気の可能性も

獣医さんに診察される猫

猫が後ろ向きに歩く理由には他にも、病気の可能性が考えられます。

  • てんかん
  • リンパ腫
  • 脂肪肝
  • 注射の不快感

猫が後ろ向きに歩くということは、体に何らかの違和感を感じている可能性が考えられます。後ろ向きに歩くのと同時に、嘔吐や下痢などの症状が見られたり、痙攣や過呼吸といった異常な行動が見られる時は迷わずに獣医師に相談をするようにしてくださいね。

まとめ

舌をだす猫

猫ちゃんが後ろ向きに歩く姿は、どこか必死な顔をしているので見ている方からすれば可愛いと思わずにはいられなかったりします。しかし、場合によっては病気だったり多大なるストレスを感じているサインだったりすることもありますので、後ろ向きに歩く行動を可愛いと思うだけではなく、その理由についても考えるようにしてみましょう。

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