警察猫として活躍した「ルーシク(Rusik)」その功績について

警察猫として活躍した「ルーシク(Rusik)」その功績について

警察犬がいるのは知っているけど、警察猫っているの?と疑問に思われた方、ごもっともです。猫は犬と違い訓練が入りずらく、いくら身体能力が高くても、警察の役に立てる動物ではない、というのが一般的です。ですがロシアではかつて、警察猫として活躍した猫たちが、実在したようです。

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警察猫、ルーシクとは?

警察猫

魚の密輸を摘発する猫

警察猫として活躍したルーシク(♂)は、絶滅の危機に瀕した魚の密輸を摘発する役目を果たしていました。後に警察猫と呼ばれるルーシクは2002年、ロシア、カスピ海沿岸のスタヴロポリにある検問所に、保護されました。

野良の子猫だったルーシクは、密漁者から押収された魚の切れ端を食べて育ちます。

そのうち、人から魚を貰うのではなく、直接、密漁された魚を探しに行くようになりました。ルーシクは自ら、自分の食いぶちを稼ぐようになったのです。その能力は、前任の犬をしのぐほどでした。

ルーシクの活躍を恐れた密漁者

密猟者

ルーシクが密漁した魚をかなりの確率で見つけてしまう、という事で、密猟者にとってルーシクは、脅威となっていました。そんなある日、バスの荷物をチェックし終えたルーシクを、不幸が襲います。

殉職したルーシク

バスの後ろにいた車が急発進し、ルーシクは轢かれて命を落としてしまうのです。警察は、密猟者が発覚を恐れた為、ルーシクを轢いて逃げたと考えましたが、その真相は未だ闇の中。まだたった2歳の、ルーシクでした。

ルーシクの同僚猫も殺害されていた

また、ルーシクの他にもう1匹、バルシックという警察猫がいたのですが、ルーシクが亡くなる数週間ほど前に毒入りのネズミを食べ、死亡しています。これも密猟者の仕業では、と考えられましたが、残念ながら犯人は捕まっていません。

いなそうで意外といる、世界の警察猫

探してみると世界には、意外と警察猫が多いことに気がつきます。とは言っても、ルーシクやバルシックのように、警察の実務に役に立つというよりかは、マスコット的存在の場合が、ほとんどのようですが。世界の警察猫、どんな猫たちがいるのか、見ていきましょう。

モーラン(韓国)

韓国の2番目の都市、釜山の江西区にある警備所では、メス猫のモーランとその子猫たちが元気に暮らしています。「モーラン」という名前は韓国語で、「分からない」。モーランが最初に来た時、歳や性別も何も分からなかったので、この名前がついたそうです。

モーランと警官たちの最初の出会いは、モーランの生んだ子猫が残念ながら、交通事故によって亡くなってしまった時でした。子猫たちを丁寧に埋葬したのが、この警備所の警官たちだったのです。

それを見ていたモーランは、再び妊娠して警備所を訪れます。きっと、この人たちだったら頼れる、と思ったのでしょう。

無事に警備所で出産したモーランは子猫たちと共に、警備所を訪れる人たちに対面したり、時には警官と一緒に警備したりして、幸せに暮らしています。なんと制服まで、支給されたようですよ!

公式Facebook

スニッカーズ&ティア(ニュージーランド)

キジトラのスニッカーズさんともふもふ猫のティアさんは、ニュージーランド警察に勤務する、警察猫です。どちらもその愛くるしい姿で、警察署内のみならず、世界中の人々を癒している人気者!

実はニュージーランド警察には警察犬はもちろん、警察ハムスターや警察ウサギまでいます。

自然と共存するところが、ニュージーランドらしいですね!

猫のお巡りさん、お仕事中です!

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ドーナツ(アメリカ)

「パウフィサー(Pawfficer)」と名付けられたドーナツは、アメリカミシガン州にある、トロイ警察庁で働いています。

「TROY POLICE Feline unit」というチームに所属し、仲間の警察犬と共に、行き場のない犬や猫の生涯の家を探したり、警戒を呼びかけたりしています。

まとめ

猫のお巡りさん

猫が1匹いるだけで、ピリピリとしがちな警察組織の中が和む、という意見は多いです。

一緒に過ごす警察官はもちろん、被害者の癒しとなることもあります。警察猫目当てで、訪れる人も多いのだとか。犯罪は招いて欲しくないですが、正に、招き猫としても活躍する警察猫。

日本全国の交番で猫を飼ってくれたら、殺処分される猫もかなり減るのでは?というのは勝手な意見ですが、実現したら夢みたいだな〜と思ってしまいました(笑)!

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