猫が犬より品種が少ない理由

猫が犬より品種が少ない理由

野良猫、家猫に関わらず猫は毛色の模様や多少の大きさの違いはあるものの、犬ほど品種による姿形の大きな違いは見られません。素朴な疑問ではありますがいったいそれはなぜなのでしょうか。まとめてみました。

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犬と猫の種類はどれぐらい?

犬と猫

犬はおよそ300種ですが、それに比べて猫はわずか40種程度しか品種が存在していません。これにはそれぞれの動物の人間との関わり方が関係しているようです。

品種が少ないのは猫と人の歴史に関わりがある

犬と猫を抱っこする女の子

犬が品種改良されてきた理由

犬の人間が協力してきた歴史は非常に古く、野生の狼などから改良された犬は人間と共に動物の狩猟を手伝ったり家畜の番をしたりと活躍してきました。

人間はその過程で猛獣から家畜を守る大型の犬、小動物を狩るのに適した小型の犬などたくさんの犬の品種を生み出してきました。犬の品種が非常に多いのは人と仕事をする場がたくさんあり、その必要に応じて品種改良が行われてきたのです。

人のためにできる猫の仕事は1つだけ

一方、猫も古代エジプトなどに彫像があるように人との関係は古いのですが、仕事は主にネズミ取りに限られ犬ほどたくさんの仕事はこなしませんでした。

このように犬が人と働くのにいろいろな姿が必要なのに対し、猫はその必要がなかったというのが品種の少ない理由のようです。

猫は犬のようにしつけができない

子猫を叱る

ライオンなどはそうではありませんが、猫は基本的に単独で暮らすことが多い動物です。犬が人間のパートナーとなり得たのは元々が狼などの集団で暮らす社会性のある動物であったということも一つの理由です。

集団の中で主人に服従し、仲間で協力する能力があるからこそ犬は人間のパートナーとなり得たのです。

一方、猫は単独で行動する傾向が強く、性格的にも犬ほど主人に従順とは言えません。このようなことから猫は犬ほどきちんとしつけをすることは難しく人間にとって危険になってしまうのです。

猫は大きく品種改良ができないのか

マトリョーシカの猫

では犬のように猫は品種改良ができないのかといえば実はそうではないようです。専門家によれば猫も野生種などとの交配で大型化することは可能なのだそうです。

しかしながら例えば犬の大型種にはセントバーナードやマスティフなどの品種がいますがこの犬達と同じ大きさのネコ科動物はヒョウやピューマといった種類になります。

猫を大型化すると危険!

ピューマはこの大きさでグリズリーなどのクマ類をおびやかすほどの猛獣となり、ヒョウも人間にとって大変危険です。また、この2種のネコ科動物よりも小型のオオヤマネコでもシカやイノシシを捕食するのです。

つまり猫は犬よりも大型化すると非常に危険が多いというのが大型品種改良できない理由なのです。猫は大きくても3kg~12kgが人間に危険をおよぼさない限度だとされています。

まとめ

カラーが違う子猫達

いかがでしたか?猫に犬ほど種類がいないのはなぜだろうと一度は考えたことがあるかもしれませんが、あらためて考えてみると納得の理由でしたね。猫は小型でいたずらしても小さなひっかき傷ぐらいですむのが安全だということなのです。

参考
http://trend-izumi.com/post-11411/2/

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