愛猫の体重や体格を認識してますか?

愛猫の体重や体格を認識してますか?

愛猫の体重や体格を把握してない飼い主さんがとても多く「今の体格が適切かどうか分からない」という声もあります。猫ちゃんの体つきを知ることは栄養状態も分かります。

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愛猫の体重を知らない人が多い

体重計に乗る猫

多くの飼い主さんが診察に連れていった時に愛猫の体重が増えてたり減っていた事に気づきます。また今の体格が太っているのか、それとも痩せているのかという疑問や相談もありました。
愛猫の体重や体格を知ることはとても重要です。誰でも分かるように5段階評価でつけており、それがBCS(ボディコンディションスコア)です。

BCSとは(ボディコンディションスコア)

横一列の猫

猫ちゃんが見た目で太っているかなどの栄養状態を把握するために5段階に分けています。
この評価をBCS(ボディコンディションスコア)といいます。
BCSはお腹、腰、背中、腰など体全体の脂肪のつき方から太っているか痩せているかを判断します。その評価から普段与えているフードの量や摂取カロリーが適切なのかが分かります。
BCSを知ることで正しい食餌管理をおこなう事ができます。

猫のBCSの5段階評価

病院の猫

一般的に適正の体脂肪率が15〜20%くらいといわれています。
5段階評価でそれぞれの体脂肪率や体の状態などをお話しします。

1 削痩

体脂肪率が5%以下でとても痩せている状態です。
胸の部分では肋骨が容易に見れ脂肪が覆われていません。腰や骨盤など体全体に脂肪がついておらず骨ばっています。横から猫ちゃんを見てみるとお腹のへこみが深くなっており上から見てもくびれが深く細い状態です。
かなり栄養状態が悪いため一刻も早い治療と高カロリーな食餌を与える必要があります。

2 体重不足

体脂肪率が6〜14%で少し痩せている状態です。
やや脂肪がついているが肋骨や背骨などが容易に触れます。猫ちゃんを上から見てみると腰のくびれが顕著に確認することができ、やや骨ばっています。
必要なカロリーや栄養素を十分に摂っていない場合があります。フード量を増やしたり高カロリーな食餌を与える事です。

しかし食欲があり与えているフード量も多いが体重が減っている場合は、甲状腺機能亢進症の疑いがあり、高齢猫が非常になりやすい病気の一つです。
また軟便が続いていたり消化機能が落ちている場合も体重が低下するため、血液検査や便検査をした方がいいです。

3 理想体重

後ろ姿の猫

体脂肪率が15〜24%で標準な体格です。
体全体に程よい脂肪がついており肋骨が触れることが出来るが目視では難しいです。
猫ちゃんを上から見てみると腰のくびれがやや見ることができ、お腹は適度なへこみがあります。
適切な体型なので摂取カロリーや栄養状態が良好です。今のままの食事内容で問題ないとおもわれます。今後も太らせないように気をつけてあげる事が大事です。

4 体重過剰

体脂肪率が25〜34%でやや肥満気味です。
体全体に脂肪がついているが肋骨は触れることはやや難しいです。
猫ちゃんを上から見てみると腰のくびれが確認できず、お腹の脂肪量が多く歩いたり動いた時に揺れる事があります。摂取カロリーが多くカロリーオーバーなため減量する必要があります。
フードの量やオヤツの量を減らしたりカロリーが低めに調節されているダイエットフードに切り替えた方がいいです。
避妊(去勢)手術や高齢になると基礎代謝量が低下し太りやすくなるため、継続的に続ける必要があります。

5 肥満

体脂肪率が35%以上の事を指し肥満体型です。
体全体に脂肪が分厚くついており肋骨を触ることができません。
丸い体型のため腰のくびれがなく、背中も平らでお腹の脂肪もかなりついています。
肥満は関節に負担がかかってしまいます。また糖尿病や尿に結晶や結石ができ排尿が困難になる泌尿器疾患の発症率が高くなります。すぐに減量する必要があります。
一日に与えているフードの量が非常に多い(カロリーオーバー)ことが原因なので、フードの量を場合によっては半分に減らす必要があったり低カロリーなダイエットフードに切り替えることです。
フードの量を減らす時は一気に減らしてしまうと臓器に負担がかかってしまったり空腹状態でストレスを与えてしまいますので、徐々に減らしてあげる事が大切です。

まとめ

聴診器の猫

診察にきて体重が増加や減少している事に初めて気づくパターンが多いです。
体重の増減は食事量だけではなく何か病気を発症している可能性もあります。また肥満は糖尿病や泌尿器疾患にかかりやすくなります。

まず愛猫の体型、体重を把握する事が大切にです。
触ってみて肋骨が触れる事ができるのか、愛猫が写っている写真と見比べて体型が変わったかなど気にしてあげてください。

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