車ではねた猫をドライバーが動物病院に置き去りにした結果…

車ではねた猫をドライバーが動物病院に置き去りにした結果…

車ではねてしまった猫を動物病院まで運んだまでは素晴らしかったのですが、そこに置き去りにしてしまったことで、結局猫は治療も受けられずに負傷したままセンターに収容されてしまいました。

動物病院に置き去りにされた負傷猫

交通事故

ある人が車で猫をはねてしまいました。その人ははねた猫を動物病院に連れて行きました。

しかし、そこに置き去りにしました。

その詳細はわかりませんが、動物病院はセンター(保健所)に通報しました。そして猫はセンターに負傷猫として収容されました。

負傷猫

猫は顎を骨折していました。そして足が麻痺して立てなかったそうですが、幸いごはんは柔らかいものなら自力で食べられたそうです。

猫には期限が付けられました。期限内に飼い主さんが名乗り出なければ、処分されます。

何故なら、このセンターには医療設備がありません。レントゲンもないし、手術室もありません。負傷した猫の治療はできません。

治療せず放置すれば悪化するかもしれないし、衰弱するかもしれない。そんな猫をそのままいつまでもセンターに収容しておくわけにはいかないのです。

SNS

センター登録のボランティア団体がこの猫が収容されたことを、SNSに投稿しました。

飼主さんに呼び掛ける目的と、もう一つは万が一飼い主さんが名乗り出なかった場合に、レスキューするために預かりになってくれる人を見つけるためでした。

預かりさん

残念ながら飼い主さんが期限までに名乗り出てくることはありませんでしたが、幸い預かりの挙手がありました。

それでボランティア団体がセンターから引き出して、病院に連れて行きやっと顎の手術をすることができました。

奇跡

預かりさんのところで奇跡が起きました!

センターでは足が麻痺して立ち上がれなかったのに、歩けるようになったのです!

名前は『シロキ』と預かりさんがつけてくれました。

療養中

現在、シロキは預かりさんのおうちで療養中です。

顎の固定でワイヤーが入れてあり、そのワイヤーを取り除くのが2カ月後になります。

それが終わり顎が正常にくっついたのを確認してから里親探しが行われる予定です。

最後に

動物愛護センターは保健所です。助けるつもりで負傷した猫(犬)を持ち込んだり通報したりする方がいらっしゃるみたいですが、それは結局殺処分に追いやってしまうことになりかねないです。

経済的に大変かもしれないですが、負傷した猫(犬)を発見した場合は、すぐに動物病院に連れて行って治療を受けさせてあげてください。でも、今回のように置き去りにした場合は、センターに最終的に収容されてしまうでしょう。

一番いい方法は、発見した人が動物病院に連れて行き、治療を受けさせて保護し、里親探しを行うことかもしれません。

なかなか難しいことなのですが、命を救うということは簡単なことではありません。

※こちらの記事は動画や画像の撮影・制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
 掲載団体名:ディ・アンク

ディ・アンク

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