猫が『嫌な感情』を表しているサイン7つ!気持ちを知るにはここをチェック

猫が『嫌な感情』を表しているサイン7つ!気持ちを知るにはここをチェック

猫と仲良くなる秘訣は「イヤなことをしないこと」です。猫が不快に思っている時のサインを無視してしまうと、猫ちゃんに嫌われてしまったり攻撃を受けてしまう恐れがあります。今回は【猫の不快サイン】を猫の部位別でご紹介します。

耳のサイン

ソファーの上でイカ耳で驚いた顔をしている猫

1.イカ耳

耳がシャキーンと横や後ろ方向に倒れている「イカ耳」のとき、猫ちゃんがお怒りモードになっているかもしれません。イカ耳は怒っているときのほか、おやつを食べているときや音に反応しているときなど、何かに集中して緊張しているときに見られます。

2.耳を寝かせる

耳の穴にフタをするように耳が寝ているときは、猫ちゃんが強い恐怖を感じています。身体をできるだけ小さくすることで防御の姿勢になるということや、相手に「私は小さくて弱いので攻撃しないでください」と伝えることが理由です。

しっぽのサイン

オレンジのクッションと何かを見つめる茶トラ猫

3.股に丸め込む

しっぽを股の間に丸め込むのも防御の姿勢の1つです。耳や手足、しっぽなど身体の出っ張りをしまうことで相手からの攻撃を防ごうとしています。しっぽを股に丸め込んでいるときにも、猫ちゃんが強い恐怖を感じている恐れがあります。

4.山型になる

しっぽの中心部分を上げて先端が下がっている山型しっぽは、猫ちゃんがイライラしているときに見られやすい形です。飼い主さんや同居猫ちゃんたちからちょっかいを受けたときにイライラして見せることも多いです。

5.ブンブン振る

猫がしっぽをブンブンと大きく振ったり、床にバタンバタンと打ち付けたりするときはお怒りモードのときです。抱っこされたりちょっかいを出されたりしたときに見せることが多いので、猫ちゃんがしっぽをブンブンしたときには構うのを止めた方が良いでしょう。

全身のサイン

シーツの中に隠れてこちらを見ている猫

6.毛を逆立たせる

毛を逆立たせるのは小さくなる防御の姿勢とは逆で、自分の身体を大きく見せる「怒りの攻撃」の気持ちが強いときのサインです。特にしっぽがタヌキのようにブワッと大きくなるのは分かりやすいです。

7.こわばってうずくまる

安心してリラックスしているときの猫の身体はしなやかさがありますが、強い恐怖を感じたときには全身をギュッとこわばらせて「防御の姿勢」になります。かなり緊張状態にありますので、猫ちゃんを恐怖の対象から遮断してあげ、無理に構うのを止めた方が良いでしょう。

まとめ

イカ耳で姿勢を低くして警戒している白猫

今回は「猫の不快サイン」を7つ解説いたしました。猫がイライラしたり恐怖を感じたりといった「快適ではない状態」になったとき、猫の全身に様々なサインが表れます。

猫の感情を読み取るには、

  • しっぽ
  • 全身の緊張感

を見てあげると分かりやすいです。快適にリラックスしているときの猫はしなやかでゆったりとした雰囲気なので、身体のどこかにこわばりや緊張感が表れているときには怒りや恐怖を感じている恐れがあります。愛猫のストレスとならないよう、怒りや恐怖の対象から遮断してあげるようにしてあげ、無理に構うのを止めるようにしましょう。

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