怯えた保護猫を迎えた家庭には、虐待による骨折から立ち直った先住猫!

怯えた保護猫を迎えた家庭には、虐待による骨折から立ち直った先住猫!

引き取られた時期は別々ですが、同じ飼い主さんの元へやってきた2匹の保護猫。辛い境遇を乗り越えてきたという共通点がありました。今は幸せに暮らす2匹のお話をご紹介します。

辛い過去を乗り越えて幸せに

怯えた子猫

保護された子猫「ウェス」の母猫は、とても臆病な野良猫でした。近くに住むカップルが、母猫とウェスを保護しRSPCA ニューサウスウェールズの保護施設へと連れて来てくれました。保護当時ウェスは、とても怯えており、さらに猫風邪にかかっていました。

ウェスは人間を恐れていたため、人間に対する信頼の回復と猫風邪の治療のために、一時的な里親であるジュリーさんに預けられることになりました。

徐々に人間への信頼を取り戻し、他の猫とも遊べるようになって、数週間後にはウェスは見違えるほど回復しました。

永遠のお家

そして、永遠のお家が決まりました!

ウェスの新しい飼い主のモーネットさんは、1年ほど前にもRSPCAからキジトラ猫を引き取っていました。その子の名前は「エンジェル」。エンジェルもまた、辛い経験をしています。

エンジェルは保護当時生後5ヵ月の子猫で、虐待により3本の足が折れ、顔に火傷を負っていたのです。人間による虐待であるものの、犯人は見つかりませんでした。

そしてエンジェルは、長いリハビリを経て回復し、モーネットさんに引き取られました。静かで落ち着いた環境が必要だったエンジェルにとって、モーネットさんのお家は理想的でした。

2匹の出会い

モーネットさんは引っ越したのを機に、もう1匹猫を引き取りたいと考えていました。そこで、ウェスを迎えることにしたのです。

モーネットさんは「エンジェルはとてもフレンドリーな性格なので、2〜3日もすればウェスも慣れて、2匹は仲良くなれるでしょう。」とおっしゃっています。

アフリカのジンバブエで育ったモーネットさんは、いつも動物に囲まれた生活をしていたこともあって、ケアが必要な動物のことをよく理解されています。そんな優しい里親さんに出会えた2匹は、幸せに暮らしていけることでしょう。

まとめ

人間を恐れ、怯えていた2匹の子猫。人間を信頼し、自信をもち、怯えることなく生活できるようになって本当によかったです。ここまでたどり着けたのは、周りの方々の深い愛情と根気強いケアの賜物であることは間違いありません。本当に感謝です。

エンジェルとウェスの元気な様子をぜひ動画でご覧ください。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:RSPCA NSW

RSPCA NSW

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