茂みに隠れ住んでいた野良猫家族を必死の保護!別々の道でも幸せを探そう

茂みに隠れ住んでいた野良猫家族を必死の保護!別々の道でも幸せを探そう

茂みに隠れ住んでいた野良猫家族が保護され、人の存在の温かさを知るお話です。

過酷な野良生活から親子猫を保護

ある日、猫の保護団体の代表をしているゴエママさんが、茂み近くに住みついている野良猫家族を発見しました。

野良生活の猫は食べ物を探すだけで精一杯のため、病気や怪我がつきものです。そのうえ必死でおっぱいを子猫に与えている母猫は、食べ物が手に入らないと、そのお乳すら出なくなるので、子育てをしている親子に野良生活はより一層過酷。

それを知っているゴエママさんは、野良猫家族を守るために保護しようと試みました。

茂みの深さ、野生の子猫たちの素早さと戦い、思考錯誤。

先にお母さん猫が捕獲器に。

そして子猫たちも無事保護です!

結局、家族全員を保護するのに丸2日かかりました。

保護猫団体の「ねこのおうち」の生活

保護された野良猫家族は病院で検査を受け、保護猫団体の「ねこのおうち」へ入居しました。

子猫たちの名前は決まっていませんが、母猫は「茂美(しげみ)」と名づけられました。

これから人に慣れて里親さんの元で幸せを掴むために、母猫と子ども達は別々のケージで過ごしてもらうことになります。人に慣れていない母猫と一緒だと子猫も人に慣れないため、離す必要があるのです。

すべては将来、里親さんの元でいっぱい甘えられる生活を送れるようにするため。心は痛みますが、ここは我慢してもらいます。

幸せの第一歩

子猫たちは、野良生活でかかってしまった病気を治すため、目薬を点眼します。

そして人に慣れてもらうためにスキンシップを少しずつ始め、保護から2日で抱っこが出来るまでになりました。

約1ヵ月後

茂美一家はずいぶんと人に慣れ、人を好きになってきたようです。そして子ども達にも名前が付けられました。3匹合わせて「松竹梅」!

松吉(しょうきち)男の子

3匹の中で一番身体が大きいですが、一番の怖がりです。

武雄(たけお)男の子

保護した当初は風邪がなかなか治らず心配していた子でしたが、無事にたくましく成長しています。

梅子(うめこ)女の子

兄妹の中で一番身体が小さい子ですが、泣き声は一番大きい女の子です。

それぞれの人生で幸せを

茂みで生活していた茂美家族は、保護団体のゴエママさんの保護により温かい家と、お腹いっぱい食べられる生活を手にいれました。そして人が決して怖くない存在なのだと分かり、打ち解けていきました。

保護から2ヵ月後、「ねこのおうち」には大人猫がたくさんやってくることになりました。そのため子猫たち3匹は近くの保護団体「ぽちたま会」の元で譲渡を目指すこととなりました。

母猫はゴエママさんの家にいるようで、親子ばらばらになってしまう形になりましたが、人間と同じくそれぞれの人生の幸せを掴むために歩んでいきます。

少しでも早く茂美家族が里親さんの元で甘えられる日を心待ちにしています。

※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
 団体名:一般社団法人 ねこのおうち

一般社団法人 ねこのおうち

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