猫と布団で一緒に寝る方法と注意点

猫と布団で一緒に寝る方法と注意点

冬は猫と布団で寝たい!という飼い主さんも多く、もちろん暑い夏でもお構いなしで、できれば毎日猫と寝たいと思うものです。猫と布団で一緒に寝たい人必見!布団で一緒に寝てもらう方法やその際の注意点をまとめて見ました!

猫と布団で一緒に寝るために

猫と布団に入っている女性

飼い主がいくら猫と布団で寝たいと願っても、なかなか布団で一緒に寝てくれない猫ちゃんがいる、一方で寝る時には必ず猫の方から布団に入ってきてくれるという猫ちゃんもいます。どうやったら布団で一緒に寝てくれるの?と悩んでいる飼い主さんも決して少なくはないはず。

  • 寝室の温度が猫好み
  • 飼い主さんを信頼している

この2つの条件は、猫と布団で一緒に寝るためには必ず満たしておくべきだと言えます。猫はその時に自分が適温だと感じる場所に移動しながら、あちこち寝床を変えながら寝ます。「あれ?さっきまでそこにいたはずなのに・・・」と、思ったことはありませんか?これもそのためです。

そして、猫は信頼している人以外とは絶対に寝ません。寝ている時は猫も人と同じく無防備になるものです。来たばかりの小心な猫が、家具の隙間やタンスの上など、狭い所か高い所で寝ると言うのは警戒心が解けていない証拠です。

そしてこの2つの条件を満たしていて、更に最も重要だと言えるポイントが猫の性格です。どれだけ寝室の温度管理をしっかりしていても、飼い主の事を信頼していても、猫に野生本来の性格が残っている場合、布団で一緒に寝るのは難しいかもしれません。

猫は野生時代、単独行動をしていて寝る時も、狩りの時もすべて一人で過ごしていました。そのため、その習性が強く残っている場合、寝る時も一人で寝るのが安心!と思っている猫ちゃんも少なくはありません。

我が家の猫たちも、前に飼っていたオス猫は、毎日私の腕枕で朝までグッスリでしたが、今うちに居るオス猫は普段甘えん坊で、ストーカー並みに付きまとっては来るものの、いざ猫を呼び布団に入れようとしたら猛烈に嫌がります。

メス猫の方は1匹は私のことをガン無視!毎晩主人の布団に潜り込みます。もう1匹はというと、誰の布団にも入らずタンスの上でしか眠りません。猫の性別なんかも関係しているのかもしれませんが、猫自体の性格も関係しているのでしょう。

猫と布団で寝る際の注意点

布団の中から顔を出す猫

猫と布団で一緒に寝る時に注意したい点は、

  • ノミやダニ
  • アレルギーの発症

この2つ。猫のノミやダニは完全室内飼いであれば問題ないと言えますが、たまに外にお散歩に行くような猫ちゃんであれば、しょっちゅうノミやダニを連れて帰ってきてしまいます。猫のノミ・ダニは人間にも移ります。

もしもノミ・ダニを連れて帰ってきた猫ちゃんが布団でゴロゴロしてしまうと、布団にノミ・ダニが住み着いて、気づいた時には増えてしまい、「布団でピョンピョン飛び跳ねているのを見て気づいた!」なんてパターンもあるそうです。増えてしまってからだと駆除も大変になりますし、飼い主さんも噛まれてしまうので注意してくださいね。

そして怖いのがアレルギーの発症です。猫が布団に入るという事は、猫の毛で布団が大変な事になってしまいますよね。今までは猫アレルギーがなかったのに、布団についた猫の毛を大量に吸い込むようになってから猫アレルギーが発症してしまうケースも少なくはありません。

その他、猫と布団で一緒に寝ていて、朝起きたら猫を踏み潰していた・・・なんて話もあるそうなので、布団で一緒に寝る際は要注意。もしも自分が気づかないうちに子猫を踏み潰してしまったら、なんて考えるだけで冷や汗が出ます・・・

猫が布団でおしっこをしてしまう場合の対処法

布団の上の猫

猫と布団で寝たいのに、猫が布団に入るとおしっこをしてしまう・・・、そんな悩みをお持ちの飼い主さんも少なくはありません。原因としては、スプレーと呼ばれるマーキング行為、若しくはトイレの環境に満足していないかのどちらかが多いです。

スプレーの場合は、避妊去勢手術をする事で改善できます。トイレの環境に満足していない場合は、今のトイレの位置や猫砂の素材を変えてみる、等で改善できる場合が多いでしょう。

一例として、我が家の猫のお話をします。

一番初めに飼った我が家の猫は、最初のうちは寝室に出入りさせていませんでした。リビングで過ごさせるとゴミ漁りがひどかったので、玄関にゴミを置く事も考えたのですが、玄関が狭くそれができませんでした。そのため、寝る間だけケージ飼いをしていたのです。

しかし、朝ケージから出すと真っ先に布団へ行き、おしっこをするように。もしかしてストレスかもしれないと気が付き、その日から寝室に出入りするのをOKにしたところ、私の布団に潜り込み腕枕で寝るようになり、それから布団での粗相はなくなりました。

うちの猫のようにストレスや寂しさから、布団で粗相をしてしまう場合もありますので、猫にストレスがないかも視野に入れて、気をつけてみてあげてくださいね。

それ以外だと、病気の可能性も考えられます。猫が泌尿器系の病気にかかってしまうと、排尿時に痛みを感じ、トイレ=痛いと考えてしまう事があります。その時、猫はトイレで排尿をせず、他の柔らかい場所(布団やカーペット、ソファー等)でしてしまう場合があります。

まとめ

ベッドの上の猫と女性

猫と布団で一緒に寝たいと考えている飼い主さん、参考になりましたでしょうか?猫と布団で寝るには、寝室を猫が好む温度にし、猫に信頼してもらう事が大切です。それだけではなく猫の性格も関係してきます。

ですから、猫が布団で一緒に寝てくれない=飼い主を信頼していない、というわけではありません。がっかりせず、猫と楽しい生活を送ってください。

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