目も開いていない子猫きょうだいをレスキュー。必死に生きたその先に…

目も開いていない子猫きょうだいをレスキュー。必死に生きたその先に…

厳しい状況の中、きょうだいで励ましあって生き抜いている未来と太一の物語です。

ずっと泣き続け、保護される

ある日、保護シェルター近くで子猫2匹が発見されました。室内にいても聞こえてくる大きな鳴き声で、声を頼りに探したそうです。

1時間以上母猫を待ちましたが現れる様子もなく、2匹は保護されました。まだ目も開いていないノミだらけの2匹のきょうだい。弱っている可能性があったので病院へ連れて行くことになります。

病院へ行くも、予断は許さない状況

病院での検査の結果、「クロ」は肛門が塞がったまま生まれた奇形児でした。先生に穴を開けてもらいましたが人の手助けがないと排泄出来ない状態。

2匹とも小さい事もあり、ミルクはカテーテル授乳しなければなりません。

手厚いお世話をするも、きょうだいの死。それでもひたむきに生きる

必死に生きようともがいていましたが、保護から2週間後、クロは旅立ってしまいました。

それでも三毛は必死に哺乳瓶からミルクを飲み続け、元気になっていきます。

そしてさらに2週間後、奇跡的に他のきょうだいが見つかり保護されました。

再びきょうだいと出会い、三毛は心強かったことでしょう。

厳しい状況続く

実はきょうだいと出会えた頃から、三毛は下痢が続いていました。

そしてさらに10日後、ミルクを飲むことすらできなくなっていました。

最初に保護されたときの三毛の体重は100g強。そこから500gまで増えていた中での異変でした。それでも三毛はバリウム検査も頑張り、入院して必死に生きようとしています。

奇跡的に退院

三毛は何度も吐いてぐったりしていましたが小さな体で頑張りました。4日後、ついに退院!

きょうだいと過ごせるようになりました!

そして、きょうだい揃ったところで名前を貰います。喜一(グレー) 太一(茶トラ) 未来(三毛)。こうしてきょうだいが揃って食事を出来る事が何よりも捨てがたいひと時だったでしょう。

きょうだいとの別れ

それから約1月後、喜一(グレー)に里親が決まりました。喜一は新たにスノウと名づけられ、新しい家族と幸せの道へ向かうのでした。

スノウを見送った未来と太一は、里親が見つかるまで2人で仲良く過ごすことに。

太一と未来の行く末

喜一に続きすぐに、太一と未来にも里親さんが見つかりました。けれど問題が発生し1ヵ月で保護シェルターに戻ってくることに。

それに伴い、2匹一緒に里親になって頂ける方を改めて募集することに決まりました。仲の良いきょうだいは大喜びでしょう。新型コロナ終息を待っているため、2020年5月時点でまだ再募集は開始されていませんが、このきょうだいの仲の良さを見ればすぐに里親さんが見つかる事でしょう!

※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
 団体名:一般社団法人 ねこのおうち

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後から見つかったきょうだい「喜一」(現:スノウ)の物語はこちら。

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