猫の気持ちが良く分かる!しっぽと耳のチェックポイント5個

猫の気持ちが良く分かる!しっぽと耳のチェックポイント5個

猫の気持ちを読み取るのは難しいですよね。そういうときはしっぽや耳の動きを見てください。猫はボディランゲージで様々な思いを伝えています。今回はしっぽと耳の動きから分かる猫の気持ちについてご紹介いたします。

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猫はボディランゲージで気持ちを語る!!

見つめる猫

猫は意外とお喋りな動物です。とはいえ、人間のように言語を巧みに操れるわけではありません。猫は言葉を話せない分、しっぽや耳の動きなどのボディランゲージを用いて気持ちを伝えてきます。普段何気なく見ているこれらの動きの意味が分かると、愛猫が訴えかける言葉が聞こえてきます。それではさっそく、猫のお喋りに耳を傾けてみましょう。

1.耳を正面に向けている

耳を正面に向ける猫

リラックスしている猫は、耳を正面に向け、目が半分閉じたような顔をしています。さらにヒゲが頬にぴったりと着いているときは満足の表れです。空腹が満たされ、穏やかに過ごせる環境に安心し、うたた寝をはじめることもあります。

また猫の喜びは、耳がピンと前方を向き、ヒゲが10時10分の角度になることで表現されます。愛猫にこれらの表情が見られるとき、ご家庭が安心できる環境であり、飼い主さんが見守ってくれることを嬉しく思っているのです。

2.しっぽをピーンと立てて接近してくる

しっぽを立てる猫

猫がしっぽを直立させるのは、次のようなサインです。

  • 機嫌が良い
  • 甘えたい
  • 遊んでほしい
  • お腹空いた(ご飯ちょうだい)

猫は要求があるときや、甘えたいと感じているときにしっぽを直立させて接近してきます。この行動は、子猫時代に母猫から受けていたケアが関係しています。

生後21日頃までの猫は自分で排泄することができません。そこで、母猫がおしりを舐めることで排泄を促しています。そして、次第にケアを受けやすくするためにしっぽを立てることを覚えます。これがしっぽを直立させる行動のはじまりです。やがて成長し、自力で排泄ができるようになった後も要求や甘えのサインとしてしっぽを立てる習慣が残りました。

一緒に暮らしている猫であれば、場面によって要求していることが自然と理解できるでしょう。馴染みはないけれど、人懐っこい猫がこのような行動を示してきた場合は、優しく撫でてあげましょう。

3.耳を後ろに倒す

イカ耳になる猫

猫が耳を後ろに倒すのは防御の姿勢です。恐怖を感じたり警戒しているときは、自分自身の身を守るためにできるだけ身体を小さく見せます。この姿勢は、耳を倒した見た目がイカに似ていることからイカ耳と呼ばれています。

イカ耳の状態で、さらに瞳孔が大きくなっているときは近づかないでください。この状況で接近すると攻撃される可能性があります。ちなみに犬は、嬉しいと耳を倒す習性があります。犬と触れ合う機会が多く、猫との触れ合いが初めての場合は気をつけてください。

また、少々ややこしいのですが、耳を横に寝せた状態で目を半分閉じているときはリラックスしています。両者を見分けるポイントは、瞳孔の大きさと被毛の毛並みです。警戒している場合は被毛が逆立ち、ボワッと膨らんだ印象になります。リラックスしているときは自然な毛並みで、落ち着いた印象になります。

4.しっぽを激しく左右に振る

怒る猫

バタンバタンとしっぽを激しく動かしながら、床に叩きつけることがあります。これは、不機嫌のサインです。撫でている最中や、抱っこ中にこの行動が見られたら「もうやめて」の合図になります。この時点で理由に気づき、猫を自由にしてあげると攻撃されることはありません。この動作も、一見すると犬が喜んでしっぽを振っているように見えます。誤解から触れ合うことを継続してしまうと、噛みつきや引っ掻く攻撃に遭ってしまいます。

5.話しかけると耳やしっぽが動く

窓の外を眺める猫

猫は気まぐれなので、呼ぶと必ず近くに来てくれることはほとんどありません。そして、帰宅後に「ただいま」と声をかけても無視されてしまうこともあります。無反応で面白くないと感じてしまうかもしれませんが、実は大事なポイントを見逃しています。それは、耳としっぽの動きです。

よく見てみると、呼びかけに対して耳やしっぽが微かに動いているのが分かるでしょう。これは、返事をしてくれている動作です。人間も手が離せないときや、うんざりしているときは適当に返事をすることがあるでしょう。猫も何かに夢中になっていたり、直接振り向くことが面倒だと感じると「はいはい、ちゃんと聞こえてますよ」と意思表示をしています。帰宅後にこのような行動をとっているときは「おかえり」と返答を返してくれているはずです。何せツンデレな動物なので、中には飼い主さんの帰宅を心から喜んでいるのにも関わらず、素直に出迎えられない猫もいるのかもしれません。

「目は口ほどに物を言う」と言いますが、猫の場合は目にとどまらず全身の動作で静かに語っています。ボディランゲージによる猫の言葉(猫語)を理解することで猫の気持ちを知り、コミュニケーションが取りやすくなるでしょう。

猫が無表情な理由

無表情な猫

我々人間は、会話をするときに無意識に相手の表情に注目しています。直接会話をすることの良さは、まさにこの表情が分かるということでしょう。表情が硬いと掴みどころがなく、何を考えているのか分かりにくい印象を与えてしまいます。

猫を見ていると、どことなく表情が乏しい人を想像しませんか?ボディランゲージによって喜怒哀楽を表現することはできるものの、そこに表情があまり伴っていないのです。猫が何を考えているのか分かりにくいのは、ボディランゲージが示すメッセージが分からないだけではなく、この表情の乏しさも関連しています。猫が常に無表情に見えるのは、人間に比べて表情筋の数が少ないからです。

そもそも表情をつくるか筋肉が少なく、動きが制限されるため、表情を豊かにつくることができないのです。ちなみに犬は、人間のように表情筋が豊富にあるために何となく気持ちが読み取りやすくなるのです。この表情という観点からも犬は人に懐きやすく、猫は懐きにくいという印象を与えてしまっているのでしょう。しかし実際は猫も人に懐き、甘えてくれます。そして、表情は人間ほど豊かではないものの、一緒に暮らしていると表情も読み取れるようになることがあります。猫と信頼関係を築くには、猫のことをもっと知りたいという気持ちと、細やかに観察することが大切です。

猫の攻撃には必ず前触れとなるサインがある!

怒る猫

猫が苦手な人にその理由を尋ねると、「猫はすぐ引っ掻く」「何もしていないのに攻撃してくる」という返答が多く見受けられます。しかし、それは誤解です。猫がこのような誤解を招いてしまうのは、先の項目から察しがつくと思います。そう、表情が乏しく考えが読みにくいことやボディランゲージが示す意味が分かりにくいからです。要は掴みどころがないということでしょう。恐らく猫は、猫なりに一生懸命気持ちを伝えているはずです。それが人間には思うように伝わらず、もどかしい思いをしているのかもしれません。

「何もしていないのに」部分も、実は猫にとって不快に思うことをしてしまっている可能性があります。そして、やめてほしいと仕草で伝えているつもりでも伝わらずに、苛立ってしまっていることが多いのです。猫は突然攻撃してくることはありません。更にいうと、自分よりも遥かに体が大きい人間に対して攻撃するということは、よほどの覚悟を持ってしていることなのです。ここからは、よくある誤解について紹介させていただきます。

猫が苦手なことと攻撃の前触れ

猫にはいくつか苦手なことがあります。それは主に次の5つの事柄です。そして、苦手なことが継続するとやめてほしいという意思表示をしてきます。猫も好んで攻撃するわけではないので、その前触れとなる行動にも注目してください。

  • 腹部を撫でられる
  • 目を見つめられる
  • 大きな音を立てられる
  • 自由を奪われる
  • しっぽに触れられる

猫は心を許した相手には、お腹を見せてゴロンと転がることがあります。これは遊んでほしいという要求のポーズです。犬のようにお腹を撫でてほしいという仕草ではないので要注意です。腹部は急所なので、警戒心が強い猫は基本的には触れられたくない場所になります。目を見つめられる行為は喧嘩を売られていると思われてしまいます。そうとは知らずに目を見つめ続け、猫の目がまん丸になってきたら猫パンチが飛んでくる恐れがあります。信頼関係が築けている猫であれば問題ないですが、初対面の猫や人馴れしていない猫の場合は目を直視することは避けましょう。

そして、猫は聴覚が優れているために大きな音が苦手です。悪気はなくても大きな物音を立てるとイカ耳になります。これは、怯えているサインでもあるため、謝るようにしましょう。また、猫が抱っこや構われ過ぎることが苦手なのはご存知な方も多いでしょう。猫は自由を奪われる行動を苦手としています。よく、抱っこ中や機嫌よく撫でられている最中に攻撃されることがあるでしょう。これも突然攻撃してくることはありません。

解放してほしいと感じたら、先ほど紹介したしっぽを激しく揺らす動作をします。猫を構う際には、しっぽの動きに気を配るようにてください。そして、体の部位でもしっぽは特に敏感です。猫のしっぽには神経が集中しています。だから、強く握られたり踏まれてしまうと強烈な痛みが走るのです。しっぽがない我々は、その痛みを推し量ることはできません。だからこそ、細心の注意を払うようにしましょう。

まとめ

虎(トラ)

耳やしっぽの動きから気持ちを読み取ることは、最初から上手くいくとは限りません。猫のボディランゲージは種類が豊富な上に類似した動きが多く存在するからです。猫と触れ合う機会が多い人は、よく観察しながら猫語を少しずつ覚えてあげてください。猫との触れ合いが初心者の方は、次の3つを抑えておきましょう。

「イカ耳、しっぽを激しく揺らす、しっぽを立てる」特に最初の2つについては、触れ合う際に注意深く観察するようにしてください。これらのサインを早めに読み取ることで、攻撃されることを回避することができます。未然に防ぐことでお互いに嫌な思いをするとがなく、ストレスの軽減にも繋がります。

猫はボディランゲージを通してよく語ってくれます。人間の表情を読み取るような感覚で、猫の仕草にも注目してみてください。

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