ねこちゃんの食欲不振はなぜおこるの?【獣医師監修】

ねこちゃんの食欲不振はなぜおこるの?【獣医師監修】

少しずつ涼しくなり、秋の気配も感じられるようになってきましたね。 「食欲の秋」なんて言葉もありますが、季節の変わり目はちゃんにとって、食欲が落ちやすいタイミングでもあります。 食欲不振、とだけ聞くと大したことではないように聞こえるかもしれませんが、実は原因を特定することが難しく、とても厄介な症状でもあるんです! 今回はそんな「食欲不振」にどんな原因があるのかお伝えしていきます。

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病気以外に原因がある場合

ごはんを変えた

突然、新しいごはんにしてしまうと、食べなくなってしまうことがあります。ごはんを変える場合は、1割ずつ混ぜて様子を見ながら、1~2週間かけて完全に切り替えるようにしましょう。

ストレス

神経質なねこちゃんは、ストレスを感じると食欲が落ちることがあります。模様替えや引越し、慣れない場所へのお出かけ、新しい家族が増えた・・・など。
新しい環境に慣れれば食欲は少しずつ戻るはず!

わがまま

ごはんを食べなければ飼い主さんが根負けして、おいしいトッピングをしてくれたり、おやつをくれる、と知って甘えているパターンです。心を鬼にして乗り切りましょう!

病気が原因となっている場合

寝そべる猫

病気が疑われる場合は、食欲不振のほかに何か症状が出ていないかを見極めることがポイントです!

口の中の問題

口の中にできものや傷があったり、歯周病になっている場合などは、痛みからごはんを食べなくなることがあります。よだれが多く出たり、口から出血がみられる場合は要注意です。

鼻の問題

嗅覚はねこちゃんにとって、ごはんがおいしそうかそうじゃないかを判断する大事な感覚です。アレルギーや鼻炎、ウイルス感染、腫瘍などで鼻が詰まってしまうと、においが分からなくなって食欲が落ちることがあります。
くしゃみや鼻水、目ヤニが増えるなどの症状がみられたら、鼻に何らかの問題があるかもしれません。

消化器系の問題

飲み込んだ異物が詰まってしまったり、消化管に腫瘍ができていたりすると、食べものの通りが悪くなり食欲が落ちることがあります。

腎臓病

腎臓の機能が落ちると毒素が排泄されず体内にたまって、体調を崩してしまいます。高齢のねこちゃんに多く、進行するとお水を飲む量が増える、おしっこが薄くなり量が増える、嘔吐などの症状がみられるようになります。
初期には症状が出にくいですが、早期に治療を始めることがポイントになるので、特に中齢以上のねこちゃんでは定期的に健康診断を受けられると良いですね!

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まとめ

目線を送る猫

いかがでしたか?
今回は代表的な食欲不振の原因をご紹介しましたが、ねこちゃんは普段から自分のペースでごはんを食べる子が多いので、なかなか食欲の変化に気付けないと思います。
全く食べない状態が2~3日でも続くと、肝臓が急激なダメージをうけて命の危険に陥ってしまう可能性もあります。ちょっとでもおかしいな?と思ったら、早めに動物病院に相談しましょう!