コードの事故に要注意!猫が感電しない為にできる予防策とは?

コードの事故に要注意!猫が感電しない為にできる予防策とは?

室内で意外と事故の多いコンセントのコードによる感電があります。猫は狭い場所でも平気で入ってしまうので、コードに噛み付いてしまい感電してしまうのです。猫が感電してしまうと、応急処置も素人では難しいので電気のコードの処理は気を付けなければなりません。

猫が感電する理由

コードに噛み付いている茶トラ猫

猫が感電する理由は、コンセントのコードで遊んでいる最中に誤って、コードを噛み切ってしまう事が第一の理由として挙げられます。

猫にとってコードは魅力的な遊び道具に見えてしまいます。そのため、遊び感覚でついつい噛んでしまう事が多いです。確かに電気コードは細くて長く、動かすとヒラヒラしているので、猫にとっては猫じゃらしのように見えるのだと考えます。

仔猫は特に注意

特にコードの事故で気をつけなければならないのは、仔猫です。仔猫は歯の生え変わりの時期に、どうしても歯茎に痒みを感じてしまいます。なので痒みを軽減させるために、家の中にある物を手当たり次第噛んでしまうので、コードには十分に気を付けなければなりません。

最も気を付けなければならない時期は、生後5ヶ月から1歳にかけての時期です。好奇心が強い時期で、活発な性格の猫ちゃんの場合、何にでも興味を示します。感電してからの応急処置では、猫の命を100パーセント守る事は出来ないので事前に対策を練る必要があります。

猫のイタズラ防止!電気コードへの事前対策

ネズミのおもちゃで遊ぶ子猫

猫がコードで感電しないための事前対策として、紐状のおもちゃや猫じゃらしを覚えさせない事が、最も有効的な手段です。一度、ヒラヒラしたおもちゃで遊んでしまうと、楽しかった思い出が鮮明に記憶されます。

特に、猫の月齢が低ければ低いほど、紐状のおもちゃの面白さの虜となってしまいます。そのため、猫へのおもちゃは、ボールやぬいぐるみに限定して与えると、成猫になっても電気コードへの興味や関心が低いままでしょう。

コンセントを補強する

また、万が一猫がコードに興味を示してしまった場合には、電気コードにカバーを被せる事でコード自体を補強する方法もあります。コンセントを補強するだけでも、猫の感電死を十分に防ぐ事が出来るようになります。

それでも猫が電気コードで遊んでしまう場合は、使っていないコードは予め抜いておくと良いでしょう。

万が一、猫が感電してしまった場合

病院で横になって診察されている猫

それでも猫の感電を防げなかった場合は、適切な応急処置を施す必要があります。応急処置の仕方は以下の方法になります。

動物病院に連れて行く

猫が感電した場合には、どんなに猫が健康に振舞っていても、必ず動物病院に連れて行って下さい。数時間経った後に症状が重くなってしまう可能性が高いです。なので、動物病院に直ちに連れて行って下さい。そして感電してから1週間は必ず経過を観察して下さい。

感電した猫には触らない

猫がコードの近くでぐったりしていたり、側に尿があった場合は猫の身体にも尿にも、直接手を触れてはいけません。帯電している可能性があるからです。

しかし、感電した猫は一刻も早く動物病院へ連れて行かなければなりません。更に尿は放置して置くわけにはいきません。なので、感電したと思われる猫に触れる場合は、ゴム手袋を用意して下さい。

また、猫を運ぶ際はゴムやプラスチック性の板や容器に、入れておく必要があります。飼い主が感電してしまわないように、絶対に素手で触らないようにしましょう。

自信がない場合は心臓マッサージはしない

感電した猫の心臓は止まってしまう場合があります。そうなってしまった場合、その場で心臓マッサージを施す必要性も高いです。

しかし、素人が心臓マッサージを行うと、かえって病状を悪化させてしまう可能性も高まります。なので、心臓マッサージに自信がない場合は不必要に行わない方が無難です。

まとめ

コードが身体に絡まっている猫

猫が感電してしまうと、一刻を争う事態になってしまいます。なので、事前に感電対策を取る必要があります。紐状のおもちゃを見せない事や、電気コードを補強しておくだけで猫の感電を防ぐ事が可能です。

家の中を猫にとって、安全にしておきましょう。

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